キラキラ前線拡大中!

20thアニバーサリー・アンコール版の中部・関西・中国・四国での発売が正式に発表されました。
関東版と何の違いも無ければ財政的には非常に助かるのですけど、
過去の例をみてもそんなことはまずありえないと思われますので
2006年になってもまだ20周年企画で苦しめられる状況は続くようです。
過去の例では、このあとまだ発売未決定な地域での発売も控えているでしょうから
本当の意味でまだギリギリ20周年な2006年8月までは戦いが終わったとは言えないのかも。

けど、過去の例では素材変更以外にキャラの追加や入れ替えなどがありましたが、
20thでは130種だとパッケージに書いてある上、シールに通し番号も振ってあるため
追加や入れ替えが行われる可能性は低そうです。
やはり「シール材質の変更」となるのが一番ありえそうな展開ですかね?

7月に全国発売されたときは、「角プリ」と「レインボー」が同時展開しましたが
今度素材が変わるとしたら何になるのでしょう?
レインボーは、キャラの見栄えという点では若干優れていますけど
何といっても80円という値段にそぐわない安っぽさが致命的。
ビックリマンのヘッドとして、かつての17弾以降のような「威厳の無さ」が否めません。

ここは悪くてもラメスターダストのような、それなりにカッコよくて落ち着きのあるホロプリを期待します。
24弾のような三角プリズムやトイカードのような星型プリズムもいいですね。
ともかく「ヘッドらしさ」を損なわない素材でお願いしたいところです。

「君の心にキラキラ!」とか言ってても、現物と思い出が違うキラキラだと困っちゃいますよ、博士。

ワンダーと巨魔霊

魔穴に堕ちたアリババ神帝に魔洗礼を施し、巨魔霊化させたのは
創聖使のエウリピデボンとオルドトスであることは今や常識です。

しかしチョコで11弾が出た当初、創聖使の存在はまったく明らかにはなっていませんから
「魔洗礼を行ったのは誰?」なんて話題がコロコロにも載ってました。
そのときは「アリババは魔穴から暗裏ロードを通って天魔界に運ばれ、
スーパーデビルによって魔洗礼を受けたらしい」
とか書いてありましたっけ。
魔穴が暗裏ロードに通じているなんてちょっと眉唾な話ですけど、
当時は「へー、そうなんだ」と興味深く読んだりしたものでした。

それはともかく、この説の通りならゴースト化したアリババを
ワンダーマリアが操作することに何の異論を挟む余地もないのですが、
創聖使が一枚噛んでいたことによってこの話は実にややこしくなりました。

つまり、ワンダーマリアとゴーストアリババの接点は?という問題です。
場合によっては、この当時創聖使がマリアに接触していた可能性もありえるわけなので。

ですがこの件、確か「マリアがたまたまゴーストアリババを見つけて手駒にした」とか
そんな話があったかと記憶しているのですが、だとしたらこれってかなり酷い展開です。
これでは創聖使の行動原理にポリシーもへったくれもありません。
「面白半分に魔洗礼してみた」とか「場を混乱させたかった」とか、
そんな低レベルな理由なのでしょうか。
これではアリババファンも納得いかないんじゃないでしょうか?

アイス版11弾が発売されたのは、シール素材から察するにチョコ版の21弾あたり。
(アイス12弾・チョコ22弾からプリズムヘッドになりましたからね)
ちょうど創聖使も登場したての頃ですから、「創聖使はこんなところでも暗躍していた!」として
創聖使の存在感に重みをつけたかったのかもしれませんけど、
…ストーリー的にはさっぱり意味がわかりません。

アリババの背後には創聖使の代わりにデビルかプタゴラトンを登場させておけば、
こんな妙な話にはならなかったでしょうに…。