発売直前インタビュー

アンコール版発売直前、公式サイトに「ビックリマン博士」のインタビュー掲載!

って、「HPに登場するのは久々なので緊張しています。」とか言ってますから反後博士のことですよね。
自分で自分のことを「ビックリマン博士」とか言っちゃうのはなんだか違和感が…。
まあ、当時コロコロ読んでた人ばかりじゃないでしょうから
あえて「反後博士」と言わないほうが通りがいいのかもしれませんけど。
所詮はファンにしかわからない名前でしょうし。
けど、「ビックリマン博士は悪魔VS天使編のストーリーやキャラを一人で考えた人」と明記しないと
どこの誰だかわからなくて、胡散臭い印象を与えてしまう気も(^^;

ところで肝心の内容ですが…。
まあ、ひとつひとつ見ていこうじゃないですか。

管理人: 久々に登場の管理人です。皆様覚えていますか?

てゆーか、この管理人さんがいつの管理人さんだかわからないのが何とも(苦笑)
公式サイト開設当初の「管理人1号」さんなのか、その後の「管理人見習い」さんなのか
はたまた現在は別の人が担当されているのか…。
第一、久しぶりなのはここしばらくまともな記事更新してないからじゃないですかー。


それはさておき、「ビックリマン博士」の言動に注目しますと。

ビックリマン博士: ヘッドというと「ヘッドロココ」や「スーパーゼウス」に注目がいきますが、
        若神子から始まったあの7人を出したかったのですよ。
ビックリマン博士: あの7人というのは仲間で「スーパーゼウス」や「ヘッドロココ」、果ては「サタンマリア」等の
        ヘッドを支えてきたキャラクターです。

うん、それは異論を挟む余地はありませんね。
生まれながらのヘッドと違い、天使時代からパワーアップを繰り返して成長した彼らに対して
特別な思い入れがあるというのはわかるような気がします。
ただしヘッド化してからの扱い、特にマルコ編以降には大いに首を傾げたくなる場面も多いのですが…。

ビックリマン博士: GDでは女になったり、いろいろなことを経験し、何度も何度も姿を変えて登場する。
        ファンの皆さんのフレンズキャラなのです。ヤマトはその中の代表でヤマト爆神になって活躍するけれど、
        反対にアリババは次々と悲劇に見舞われて「デュークアリババ」になってしまう。
        その正の対極のヤマトと負の対極のアリババの対比を見せたかったのです。

「GDでは女になったり」
また論争を呼びそうなことを(笑)
多分言葉足らずなだけで、「GDの前後で女になったり」というニュアンスだと思うのですが、
これだとギャルジャーが女性キャラみたいに受け取れますよね。

それにしても、ヤマトとアリババを対極的な存在として見なした上でのストーリー配置だったとは。
誰しも感じていたであろうことですが、作者の視点から言い切られるとちょっと戸惑ってしまいます。

ところで、創聖使影についてはこんな発言を。

ビックリマン博士: 彼らはナディアやメディアがいる古い層にいて、昔からの歴史を知っているからこそ、
        悪になってしまったという話が言いたかったのです。

それならば何ゆえに「影」のほうを…?
物語的に影のほうがかかわりが深いということなんでしょうか。
でも創聖使の思惑は結局のところ謎だらけで、
「悪」なのかどうかすら明確にはなっていないと思うのは私だけでしょうか…。
「昔からの歴史を知っているからこそ、悪になってしまった」というのは、
メディアが源層界を追放されたこと、そのメディアに同情したこと、を指してるんですかね???

ヘッドはキラキラ。でも奥のほうにはどろどろした暗い話があるんです。

このところ、やたら「キラキラ」にこだわる博士。
でも当時の創聖使影はキラキラシールじゃなかったですけどね(笑)

で、今回のアンコール版のポイントは…。

ビックリマン博士: 3つ挙げるとすると、1つ目は第1弾~第31弾までのストーリー主人公のエディットができたこと。
        2つ目は若神子達のメタモルフォーゼのラインナップを強化したことです。
        ついにバンパイアフッド、パンプピーター、エンパイア一本釣を完全シール化できました。
        3つ目はアニメ全31キャラ(全28枚)のシール化ができたことになります。
 
「ストーリー主人公のエディット」
エディット(編集)って…?
おそらくはヘッドの別形態を充実できたことを指していると思われます。
すなわちスーパーデビルやヘッドロココなど、夏の20thでは1形態ずつしか登場しなかったキャラについて
別形態(パワーアップ後など)も登場させることができた、と言いたいのではないかと。

「若神子達のメタモルフォーゼのラインナップを強化したこと」
メタモルフォーゼ(変身)って、いかにも反後博士らしい表現ですなあ。
強化と言ってもバンプなど3種の追加ぐらいですが、確かに単なるキャラ追加以上に大きな意義がありますね。

「アニメ全31キャラ(全28枚)のシール化ができたこと」
個人的にはどうでもいいことなんですけど、重要なポイント…なんでしょうか。
(重要だと考えたからこそシール化に至ったんでしょうけど)
アニメ版シールのうち、老天使は2人で1枚のシールに描かれているので計31キャラになるようです。

しかし、私が知りたいことはそんなところじゃないんですけどね~。

バンプらを重要視していたのなら、夏の20thで入れなかった理由は何なのか。
ストーリーを重視したいなら、ダークマターもハムラビシーゲルもいない理由は何なのか。
アニメ版シールで、ロココや爆神よりも老天使を選んだ理由は何なのか。
そもそも130種類という常軌を逸したボリュームに対して何も感じないのか。


ビックリマン博士:(前略)今回のアンコール版は、そのキラキラストーリーを、皆様が主人公となった現世で、
        もう一度「ビックリマンアドベンチャー」として味わって頂きたくリリースしました。
        (中略)超ドラマシールのキラキラ連鎖フェノミナをお届けできます。

31弾に及ぶストーリーを再度味わってもらうため…。
そのための手段が復刻というなら、それは無理な注文というものでしょう。
ストーリーを味わうにはシール単体だけじゃなく、コロコロのような情報媒体も欠かせませんし
3すくみシールが作り出す世界観も必要ですし、何より130種程度では埋め尽くせません。
それこそ360種のヘッド全てが復刻したとしても満たされはしないと思うのですが…。

シールは一枚一枚がパズルのピースであり、集め手の想像力でつなぎ合わせるものだからこそ
単にシールだけを復刻してもらっただけじゃあまりにも足りなさ過ぎませんかね?

それこそ、ストーリーをまとめた簡単な解説書のようなものがあればもっと充実でしょうけど。
せめて31弾完全編の箱ウラ年表程度の内容でもいいからチョコ台紙に書いてあったりしてくれたら、
もっと物語を味わえそうな気がするんですが~。

私がずっと感じている違和感は、「ただ出してみただけ」というような雰囲気…なんですよね。
これが今のロッテの限界なのかなあ…。

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