Back To The 次界元?

2000において、ロココが「ヘッドロココ」として登場したのは
老齢Xに過去を操作されたから…と言われています。

老齢Xは「時の密航者(タイムパッセンジャー)」と呼ばれ、
過去や未来を勝手に行き来して悪さを働いている悪魔です。
時空震で新河系を聖魔和合界と幻次界に分裂させたのもこいつの仕業で、
そういう意味ではビックリマン史上でも一二を争う能力者なのかもしれません。
(その割には非常にあっさりとやられてしまいましたが)

この老齢Xがアンドロココをヘッドロココに戻したとされてますけど、
具体的にはどうやったんでしょうね?
ご存知のとおり、ヘッドロココからアンドロココへの変身過程では
一度消滅して積星となり、ナディア&かぐやの理力で復活を果たしたわけで
この変身を封じるためには、そもそもロココ消滅を防がねばなりませんよね。

老齢Xはロココたちが次界に到達する直前の時代に出現し、
どうにかしてロココを消滅させずに次界に到達させたとしか考えられません。

もしヤマトが先陣を切って次動ネブラに入ったことが消滅の引き金になったのならば、
このことを予言した野聖エルサMの聖典の記載が書き換えられる必要があります。
一瞬の隙を突いて聖典をすり替えたのでしょうか?

しかしそうなるとヤマト爆神が誕生しないことになり、
その後の魔幻迷宮での戦いなどで歴史が大幅に変更されてしまいます。
さらにヘッドロココのままでは曼聖羅との戦いに勝てないかもしれませんし、
そんなことでは聖魔和合も成し得たかどうか…。
アンドロココ無しにその後の歴史はありえないと思うのですが。

第一、過去と現在はいわばパラレルワールドの関係でしょうから、
過去が変わったからと言って現在がもろに影響されるとも思えないです。


おそらく実際のところは「歴史」ではなく、「個人の時間」を操作したのではないでしょうか。
つまりアンドロココ本人の時間を逆行させて(若返らせて)パワーアップ前まで戻した、と。
こう考えるのが一番妥当かと思います。


まあ、本当のところはおそらく
「よし、カーンの次はヘッドロココでも出すか」
「けど旧作ではアンドロココってのに変身したみたいですよ」
「それは困るな。よし、過去を変えるキャラを追加しよう」
てな感じで、あんまり深く考えずに設定されただけでしょうけどね(苦笑)

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