ファビュラスな姉妹の実在性?

時は遡ること2005年10月のこと。

少し前にアニメ・ビックリマンのDVDボックスが発売され、
続いて新ビックリマンについてもDVD発売が予告されていた頃の話。

「Yahooショッピング」に商品宣伝のための特設ページが作成され、
新ビックリマンのストーリーやシール等の説明が紹介されていたのですが
その中のキャラクター紹介のページに、とある衝撃的な文字がありました。

それがこちら。

shin_bm_anime_chara.jpg

お気づきになったでしょうか?

聖神ナディアと異聖メディアが姉妹であると書かれているではありませんか!

いやいやちょっと待ってください。
私の記憶が確かならば、そんな話一度も語られたことは無かったような??

ルーツをたどれば聖神子アエネとその影・異彩姫に行き着くかもしれませんが、
それが姉妹と言えるのかどうかも定かではありませんけど、
たとえそうだとしても先祖が姉妹なだけでこの二人の関係とは違うわけで。
...ビックリマンに関して、現実的な血縁話をすること自体ナンセンスですけど。

もしナディアとメディアが姉妹なら、双子ゼウスとオリンは
姉弟であると同時にいとこ同士ということになりますね...。

結論としては、この記事を作成した担当者の勇み足ではないかと思うのですが、
それから10年以上たってもそんな認識が広まっている感じもしないので
この話は無かったことにして構いませんよね?

DVDBOX「ヘッドロココの章」初回特典について

先日コメント欄でリクエストいただいた件です。

2005年に発売されたアニメ・ビックリマンのDVDBOX「ヘッドロココの章」は、
のちに再販されたcompact版とは初回特典と箱包装のみが異なるものでした。

初回特典は小冊子が2冊。

左が「解説書」
右が「特選シールカタログ」

このうちシールカタログのほうは、アニメに登場したキャラに限定して
本家シールの画像を紹介するという趣旨のものです。

旧アニメ全般に登場した主なレギュラーキャラはほぼ網羅されてますが、
中にはこんなものも。

なぜか後半のページでは、アニメではほとんど出番の無かったはずの
ポセイドス6形態やラファエロココ、さらに虹神帝やFuzzyM.Rなんかも登場してたり。

まあ、いずれにせよ資料的な話はそんなに多くないので割愛します。

もう一方の解説書のほうは、アニメ的な話題は盛りだくさんな内容です。

まずはオーソドックスに「キャラクター紹介」があったり。

と言っても、魔化子との戦いで幼児化したフェニックスらの姿など
アニメならではの設定画もちらちらあったり。

こちらは「舞台設定攻略チャート」とされるページで、
源層界・天聖界・天魔界・無煙ゾーン・ヘブンシティなどが軽く紹介。

しかしこの冊子の目玉となると、ロココ役の高戸靖弘氏と
チーフディレクターの貝澤幸男氏のインタビュー記事でしょうね。


※クリックで拡大

高戸さんのお話で個人的に印象的なのは、
・聖フェニックスのオーディションでは唯一の男性候補だったこと
・ヘッドロココへの変身に際して、再度オーディションを受け直すことになったこと
・後半では気持ちが入りすぎて、本当にサタンマリアを好きになってしまったこと
といったエピソードです。
初めての役ということもあり、常に全力で挑んだことや、作品に対する思い入れの深さなどが
切々と語られていました。


※クリックで拡大

続いて貝澤さんのお話で興味深かったのは、
・シールの世界観をつかむため反後氏に話を聞いたが、謎は増すばかりだったこと
・ヤマト王子を主人公にした経緯は、スタッフ会議で候補を模索し、
 最終的に全員一致で決まったということ
・お気に入りのエピソードは「52話・天使になりたい」
・企画時、スポンサーの関係でヤマト王子の黒猫マークには悩まされたこと
だそうです。

うーん、やはり断片だとうまく伝わらない気がします。
どこかで全文掲載とかされてればいいんですけどね…。

この冊子、あとはアニメ関連のグッズ紹介や放送リストが掲載されてます。

ところで新ビックリマンの「ピア・マルコの章」にも同様の解説書が付属してましたが、やはり旧シリーズの最初のほうが需要も人気も全然違ったんでしょうね。
再版でcompact版が出たのは結局これだけでしたし。
初回特典と銘打っているので仕方ない部分もあるのでしょうけど、
この小冊子が全てのファンに行きわたらないのはもったいないなあと思うところです。

声優・青野武さんご逝去

有名人、特に俳優やタレントの訃報に際しては、
生前の代表作が合わせて紹介されることが通例です。
先日亡くなられた安岡力也さんの場合、とある新聞サイトで「ホタテマンで有名な…」と書かれていて
確かに有名だけど…と少々首をかしげてしまいましたが。
(若干不謹慎な前フリで申し訳ありません)

声優の青野武さんが75歳で亡くなられたそうで。

ニュース等では「ちびまる子のおじいちゃん役」というのが大多数のようで、
世間的にはその印象が一番大きいのは確かなのでしょうけど
初代は故・富山敬さんだし今の担当は島田敏さんだしで、ちょっと違和感もあるところだったり。
他にも当たり役は数多いと思いますが…。

そんなわけで、このブログとしては言うまでもなく
「スーパーデビル役でおなじみの青野武さんご逝去」
と書かせていただきたく。
今の私たちの抱くスーパーデビル像は青野さんの演技ありきと言っても過言ではないでしょう。

それにしても、ハピラキからもう6年が過ぎたのか…。
1~5弾の初期ヘッドが当時の声優で再集結した、最初で最後の機会でした。
合掌。

干支にちなんだ話をしようかと

来年の干支はうさぎですね。
年賀状の準備は全くできていないのですが、
アニメ「新ビックリマン」の初期の舞台であるハートタンクエリアにて
4番目のエリア「ルビコン」で初めて登場したカーネルダースが「卯帝」でした。
それまでの3エリアのカーネルダースはアニメでは当初登場せず、
後日12人が揃うという際にしれっと加わっていましたっけ。

新ビの登場キャラは当初19弾次代が中心でしたから、
20弾のカーネルダースはしばらく設定が間に合わなかったのでしょう。
他のキャラも配色がシールと違ってたり、整合性の取れていない個所が散見されますよね。
アウグス子'sとかにもきちんと見せ場を設けてほしかったところですが、
マンネリな流れを断ち切ろうというためか、後半のカーネルダースともども
雑な扱いになったのが少々悔やまれるところかと。

話を戻して、卯帝について…。
アニメでは卯帝の娘がパソンで、ハッカニアンの息子がニューロビンという設定でした。
これほど似てない親子も珍しいところです。
パソンとニューロビンの間に子供が産まれたとして、先祖がえりを起こしたら
とんでもなく異形なキャラが誕生するのではと無用な心配もしてみたり。

さらに卯帝はヘッドの中でも最も短い名前の持ち主です。
文字数だけなら聖静も2文字ですが、読み仮名含めると卯帝の圧勝です。
3すくみまで含めると「ヌ魔」「魔枯」など、さらに上がいますけど。

えーと、卯帝…。
名前の元ネタは中国の「武帝」と思われますが、
ライバルの光亀帝は「光武帝」が元ネタで、どちらも「武」の字が置き換わってますね。

んー、ネタ切れです。おわり。

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苦節○年、やっとコンプしました!

「ニッスイ ビックリマンソーセージ」の缶バッジ!

かつて2005年に「初心者缶バッジコレクター」という記事を書いたり
2008年には「缶バッジマスターへの道」なんて話も書いたのですが、
その時あと1個でコンプというところまで来ていたのですが、今回ようやく最後の1個「怪虎師」をゲット。
いやー長かったです。

…って、私が所持している最大番号のキャラ「No.287 聖神ナディア」より先が存在しなければ、ですが。
アニメ放送より一歩遅れてバッジ化されていたのでしょうから、
最終話付近は新ビックリマンへの移行期でニッスイもそちらに力を入れていたはず。
なのでゴモランジェロやヘッド化5神帝、ダビデブなどは登場していないと思うのですけどね。

ちなみに未開封コンプにはまだ10種以上足りていません
ヘッドの逆キラ、ポンプ幻神のエラー版などもゲットしたいところです。
何故かチョコで言うところの6弾~9弾あたりが少ない気がしています。
この辺はプレゼントキャンペーンのキャラとかぶっていて、そっちは出回りが多いのですが
不思議とバッジ未開封の流通量は少ないみたいです。
10弾以降でまた上昇に転じて、最終弾(ヘッド15弾、すくみ13弾)付近でまた下降。
面白いものです。

ところで、入手先としてはオークションでまとまった数のバッジをゲットすることが大半のため、
ぶっちゃけダブりが半端無いです

錆だらけなものや退色しているものも中にはありますが、
未開封なもの、開封済みでもそこそこ状態のいいものも多数あります。
無造作にビニールにまとめているだけなので、状態悪化が気がかりではありますが…。

上記の未所持バッジをお持ちの方で、交換希望という方がいましたら
手持ちはたくさんありますので是非にお願いいたします(^^;

あと未だに入手数皆無な、新ビックリマンのぴったんこ人形も募集中です~。

プライズ・サプライズ

先日、応募受付が開始されたばかりのビックリマンモバイルですが、
早くも賞品が到着しました。

えーと…。
まあ、すぐに情報は知れ渡るでしょうから隠しても意味が無いと思うのですが、
さすがに発送されてすぐ画像とか出すのもアレなので、少し寝かせます。

とりあえず、送られてきたのは
「宅急便BUSINESS LETTER」(エクスパックみたいなやつ)に入った
平面的な2つのアイテム

1つは、「ビックリマン☆モバイルマスター認定証」という、
がんばって1000キャラ集めたことを認定するもの、です。

もう1つは…

「アニメならでは」「旧ファンが喜びそう」「平面系」のアイテムです。
ちなみにシールではありません。

ポイントを何度も追加購入してコツコツ頑張った甲斐があったかというと、
個人的にはビミョーな印象がぬぐえないのですが…。
アニメのファンなら、もっと喜ぶところなのかな。

さて、今後このモバイルサービスどうしようかなあ…。
このまま月額315円払い続けるのもどうかと思うのですが、
まだ読みきれていない多くのテキストが読めなくなるのは惜しい…。

携帯名作劇場

もはや恒例、ビックリマンモバイル情報~。
ここ最近はいつも日付が変わった直後に更新されていましたが、
まさか元日もしっかり更新されようとは(笑)
おそらくタイマーで自動更新なんだろうとは思いますが、ちょっと感心したところでした。

さて、最近妙な路線に傾倒しつつある「トレジャーミッション」ですが
23弾の今回はどんなタイトルかというと…。

■神樹界の大きな天使 イドーヨーサイ
■アメジアンスの犬
■十二の干支じゃないネコ
■オイラを訪ねて三千里

…かなり苦しいものもありますが、
お気づきのとおり、「世界名作劇場」のタイトルのようですね。

今回手に入るキャラクターは、新ビックリマンとスーパービックリマン。
新はいよいよ次界に大洪水が迫って、マルコもジャイケットを身にまとって
…というあたり。
スーパーは、アクアンヌーンからネモ船長らが来たあたり。
まだしばらく続きそうですね。

ちなみに、今回で総勢848キャラになりました。
こりゃ1000キャラ越えは確実でしょうか?

それより、キャラ解説などはアニメとシールがごちゃまぜなのですが
そろそろそれだと厳しくなってくる頃合かと。
どうするんでしょうね?

モバイル20thアニバーサリー?

久々に「ビックリマン★モバイル」の話題を。

当初からの目玉コンテンツのひとつ「ビックリガチャガチャ」について、
細かいところは今さら改めて説明するのも面倒なので省略しますが
早い話、ランダムでゲットできるキャラクターの待ち受け画面を集めるコーナーです。

およそ30種程度の新キャラが月一ペースで追加されているのですが、
今月ついに第20弾になりました。
キャラクター総数では745種類にもなります。
今から新たに集めだそうとしたら相当大変かと。

新キャラは毎回ストーリーを追う形で追加されており、
20弾では旧:螺エリア付近、新:ガーネメント付近のキャラが加わりました。
(スーパーはこのところ追加なしですが、17弾の時点ではトンガラテス付近でした)

最後の最後まで網羅するとなると、まだ7~8弾はかかりそうですね…。
そういや「コンプリートしたら豪華賞品企画に応募できる」という話があったのですが、
まさかこんなに引き伸ばされるとは思ってもいませんでした。

ところで、ビックリガチャガチャでキャラごとに付けられている解説が
やたらマニアックで充実していることは以前にも書きましたが、
特定のテーマに関連するキャラを集めて新たなキャラをゲットする
「トレジャーミッション」のテーマには、毎回凝ったネタが考えられています。

例えば、新ビックリマンではオパジュエルの力で過去にタイムスリップする話がありましたが、
それに関連してトレジャーミッション18弾では、聖妃リーチがマルコたちよりも先に過去に向かっていて、
ジュラにさらわれた弱体化ゼウスを、メイドンの手を借りて救出した
…というトンデモエピソードがあったことに!?
他にも、一角キングの城の番人として水かける蔵!王のコピーが大量生産されたのは
ムゲン鬼・限界王・キュウ軽吉が協力した
という話も語られていたりします。
…そんな話ありましたっけ???

そして今回の20弾では、ミッションタイトルがいつも以上にパロディしまくってました。
「ペルセ酉のなく頃に」
「天使になるもぐっ」
「雨宮さらっちの憂鬱」

……うへぇ、ちとやり過ぎでは?

それはともかく、アニメ方面ではとっくに勢いが無くなっていそうなところなのに
全く終了の気配が見えないビックリマン★モバイル。
是非ともこのまま最終回分まで突き進んでほしいものです。

欧米か??

東映アニメーションの海外向けサイト、先ほどのは海外法人が作成したものでしたが、
こちらは日本の本家が日本の外国人向けに作ったと思われるページです。

http://corp.toei-anim.co.jp/english/film/bikkuri_man.php

そんなわけで、やや蛇足気味な感もありますが、同じように見ていくことにしましょう。

まず旧ビックリマン

The world is divided into ‘TENSEI’ where angels live and ‘TENMA’ where devils live.
They are fiercely fighting each other, because Super Devil, the head of ‘TENMA’ world,
attempted to conquer ‘TENSEI’ world, and, the Super Zeus, the head of ‘TENSEI’ world, resisted against his attack,
It is imagined that the key to unify this confused world and to regain the peace is to establish a new land in ‘JIKAI’.

So, Saint Fenix is commanded by Super Zeus to go to JIKAI.
He has to go beyond the border zone to reach JIKAI.
And in order to pass this area safely, he needs eight followers.

In the meantime, a child god, Prince Yamato, goes on a journey, believing that he will be able to become King of gods on arrival in JIKAI.
Saint Fenix and Prince Yamato happen to meet on their ways and go together, looking for other seven followers.

But Super Devil send out the odd devils one after another to obstruct their way.
Do they succeed in reaching JIKAI and constructing the new land?
世界は天使が生きる‘TENSEI'と悪魔が生きる‘天満'に分割されます。

Super Devil(‘天満'世界の代表)が、世界的で‘TENSEI'を征服するのを試みて、Super Zeus(‘TENSEI'世界の代表)が彼の攻撃に対して抵抗して、

Itが想像されるので、それらは猛然と互いとこの混乱した世界を統一して、平和を取り戻すキーが‘JIKAI'の新天地を確立するのがある戦うことです。


したがって、セイントフェニックスがJIKAIに行くとSuper Zeusによって命令されます。

彼は、JIKAIに達するように国境地帯を越えなければなりません。

そして、安全にこの領域を通り過ぎるために、彼は8人の追随者を必要とします。

差し当たり、子供神、大和王子は旅行に出かけます、彼が到着次第JIKAIの神の王になることができると信じていて。
他の7人の追随者を探して、聖者フェニックスと大和王子は、それらの道で偶然出会って、一緒に行きます。

しかし、Super Devilは、彼らの道を妨げるように変な悪魔を相次いで派遣します。
それらは、JIKAIに達して、新天地を組み立てるのに成功しますか?

さすが日本の外人向けに作られたと思われるサイト、それなりに内容が合ってますね。
ここではフェニックスはFenixと表記。不死鳥でなく人名っぽくなるよう配慮??

続いて新ビックリマン
http://corp.toei-anim.co.jp/english/film/new_bikkuriman.php
こちらでは「NEW BIKKURIMAN」になってますね。

The battle between angel and devil was finally over and there was peace around the world.

One day, Angel Marco finds out that this world would be ruined in the near future.

He must search the Holy Stone to save a world!
天使と悪魔との戦いは最終的に終わっていました、そして、世界中の平和がありました。

ある日、Angelマルコは、現世が近い将来台無しにされるのを見つけます。

彼は、世界を救うためにHolyストーンを身体検査しなければなりません!

ありゃ、こちらは海外サイトとまるっきり同じですね…。どっちが手抜きしたのやら??

で、スーパービックリマンはというと…。
http://corp.toei-anim.co.jp/english/film/super_phoenix.php

こちらも英題はSUPER PHOENIX。「Fenix」なのか「Phoenix」なのかどっちやねん。

あらすじは海外サイトの方とはかなり違っていて、こんな感じです。
The world was devided into three areas, Angels’ World, Devils’ World and the Earth.
They had lived their areas happily without interfering in other areas.
But the peace was collapsed at last. By the high-degree biotechnology,
Devils found the way to rebuild their own body like machine, and they begun to attack the earth.
The boy angel, Phoenix who explored the lumber city heard the voice called him.
He was led by this voice and went into the inside of the ruin.
And there, he saw the statue of the Brave of Angels.
The crown of the brave gave out the beam into the Phoenix’s crown,
and Phoenix perceived the history of the war and his mission to save the world from Devil.
世界は3つの領域、AngelsのWorld、DevilsのWorld、および地球の中に反参照されました。

他の領域に干渉しないで、彼らは幸福に自分達の領域を生きました。

しかし、平和はついに潰されました。

高度バイオテクノロジー、マシンのようにそれら自身のボディーを再建する方法が見つけられたDevils、

および彼ら、地球を攻撃し始めます。

少年天使であり、材木都市を探検したフェニックスは、声が、彼に電話をしたと聞きました。

彼は、この声によって導かれて、崩壊の内部に入りました。

そして、そこでは、彼がAngelsのBraveの像を見ました。

勇士の王冠はビームをフェニックスの王冠に配りました、

そして、フェニックスはDevilから戦争と節約する彼の任務の歴史が世界であると知覚しました。
これ、あまりに機械翻訳がひどいので書き直します…。
世界は天使の世界、悪魔の世界、そして地球の3つのエリアに分割されていた。
彼らはほかのエリアに干渉することなく幸せにそれぞれのエリアで暮らしていた。
しかし、平和はとうとう破られた。
高度なバイオテクノロジーにより、悪魔たちは己の体を機械のように再構築する手段を発見し、
彼らは地球へ攻撃を開始した。

がらくたの都市を探索した少年天使フェニックスは、彼を呼ぶ声を耳にした。
彼はこの声に導かれ、廃墟の内部へ向かった。
そしてそこで、彼は天使の英雄の像を見た。
英雄像の冠からフェニックスの冠にビームが照射され、フェニックスは戦いの歴史を知り、
悪魔から世界を救うことが彼の使命だと認識しました。

ほぼ第一話前半のあらすじですね。
天地球がそのまんま「The Earth」となっているのも面白いです。

最後はハピラキ
http://corp.toei-anim.co.jp/english/film/happy_lucky_bikkuriman.php
”Matoba” is the mysterious world between the white and black district.
When danger approaches, “Big Lucky” will fall on our heads.
"Matoba"は白くて黒い地区の間の神秘的な世界です。

危険にアプローチすると、「大きい幸運をもたらすもの」は私たちの頭に落ちるでしょう。

固有名詞がダブルクオーテーションで区切られている以外は海外サイトと同じですね。
これまたアニメ本編を見て書かれたというよりも、単に宣伝コピーを直訳しただけっぽいです。
まったくもって、どんなアニメなのか全く想像できないですね(笑)

で、調べたところ東映アニメーションはロサンゼルスや上海にも活動拠点を設けているらしいのですが、
もしかして中国語のサイトもあったりするんですかね??

欧米か?

アニメ・ビックリマンを作成していた東映アニメーションの海外サイトをご存知ですか?

TOEI ANIMATION EUROPE
http://www.toei-animation.com/en/catalog/bikkuriman

こちらは東映アニメーションが欧州・中近東の営業拠点としてパリに設立した現地法人だそうで、
あちらで放送しているのかどうかはわかりませんが、ビックリマンも4シリーズとも紹介されています。
はたして外国ではどのように紹介されているのか、さくっと見てみましょう。

まずは「旧ビックリマン」ですが、ストーリーの概略はこんな風に紹介されています。
The world is divided between the angel world and the devil world.
Medusa, at the head of the devils, wants to invade the angel world.
To stop her, Zeus sends Bikkuriman on a grail quest,
to find a world where angels and demons could coexist peacefully.
これを毎度おなじみExcite翻訳にかけてみましたところ…。
世界は天使世界と悪魔世界の間で分割されます。
悪魔の頭では、メドゥーサは天使世界に侵入したがっています。
彼女を止めるなら、Zeusは、天使と悪霊が平和に共存することができた世界を見つけるために
Bikkurimanを聖杯探索に送ります。

かなーりツッコミどころ満載ですよね(^^;
メドゥーサって誰…?聖杯探し…?「ビックリマン」て人物名…?

お次は新ビックリマン。なぜか「ビックリマン2」という扱いです。
http://www.toei-animation.com/catalog/bikkuriman2
The battle between angel and devil was finally over and there was peace around the world.
One day, Angel Marco finds out that this world would be ruined in the near future.
He must search the Holy Stone to save a world!
天使と悪魔との戦いは最終的に終わっていました、そして、世界中の平和がありました。

ある日、Angelマルコは、現世が近い将来台無しにされるのを見つけます。

彼は、世界を救うためにHolyストーンを身体検査しなければなりません!

ところどころおかしいのはExcite翻訳のせいというのもありますが…。
「Angelマルコ」マルコが天使になってます。
セントジュエルも「Holyストーン」という呼び名に。
それ以外はそんなに大筋で間違ってないですね。

さらにスーパービックリマンですが…。
http://www.toei-animation.com/catalog/superphoenix

タイトルが「スーパーフェニックス」になってます(笑)
そしてあらすじはというと
The angel Phoenix stands up to a mad Zeus who wants to spread darkness over the world.
With the help of his friends, Phoenix goes in search for magical lithographs
to prevent the resurrection of the most terrible monsters of all times; the Zaikroids.
天使フェニックスは暗黒を世界の上に広げたがっている気が狂ったZeusまで立ちます。

彼の友人の助けで、不思議な石版がすべての回の最もひどい怪物の復活を防ぐように、

フェニックスは検索に入ります; Zaikroids。

何かがズレてるような気がしてならないのですが、まあ良しとしましょう。
翻訳を見てから英文を読んで、脳内補完してください。

で、最後はハピラキです。
http://www.toei-animation.com/catalog/newbikkuriman

何気に英語版の番組ロゴがかっちょいいんですが(笑)

あらすじはといいますと…。
Matoba is the mysterious world between the white and black district.
When danger approaches, Big Lucky will fall on our heads.
Matobaは白くて黒い地区の間の神秘的な世界です。

危険にアプローチすると、Big Luckyは私たちの頭に落ちるでしょう。

「空からビクラッキーが落ちてくる」ということですね。
このページが作られた当時はまだ放送初期のようです。
しかし、これだけでこのアニメの一体何がわかるというのやら(爆)

オリジナルなロゴまで作られているということは、DVD販売など行っている可能性もあるかも?
果たして海外ではどのような展開を見せているのか、気になります~。

BEAT!ブロードバンド!

東映のサイトで旧ビックリマンのアニメがネット配信されてます。

東映アニメBBプレミアム・ビックリマン

現在は25話までが視聴でき、さらに第1話はなんと無料
(他は1話あたり105円だそうです)

DVDもバラで一通り出たことですし、あとはブロードバンドで残った層に訴えかける作戦のようですね。
YouTubeのような動画投稿サイトでも見られる…という声もあるかもしれませんが、
そこは金を取るだけあって画質が全然違いますね。
ちなみに期間限定のようなので、気になる方はお早めにー。

これでやっと東映ビックリマン公式サイトでまだ埋まっていなかった「ブロードバンド」の項目が…


…まだ埋まってませんね…(^^;

バラ肉1枚3000円

2005年3月、ビックリマンDVD-BOX「ヘッドロココの章」が発売されました。
初回限定生産だったこの商品は、事前の告知があまりなされなかったためか
いざ発売されるとほとんど即日完売状態だったそうで、手に入れられなかったファンや
あとから知ったファンのために「Compact版」として再販されるほどの人気でした。

あれから約2年。
いよいよ単巻発売が開始されることになりました!

ここに来てる人でDVDを買うつもりのある人はもう既に買ってるでしょうし、
興味ない人は単巻売りでも買わないでしょうから、
実際に今回のリリースで買う人はあまり多くないんじゃないかと思います。


ですが、コレクター属性というのは何とも厄介なもの。

前に買ったBOXもほとんど見てないのに、買っちゃいました。ええ。

そんなわけで、ある意味で貴重なDVDレポートです。

まず、中身のDVDなのですが…。

見ての通り、DVD-BOXのものと同じ…です。

いくらなんでも「ヘッドロココの章」って、そりゃないよって感じ。
早い話がDVD-BOXのときと全くおんなじものが1枚入っているだけでした。
他に目を引くものは何も無し。
まあ予想はしてましたが、ここまで何もメリットが無いとは…。

これでDVDは、CompleteとCompactと合わせて3枚目
うーむ、さすがに萎えてきました。
第4巻以降はどうしたものかなあ…。