復活祭のエピローグ

先月、こんなまとめ記事を目にしました。

https://togetter.com/li/1921396

ここ数年の間にジオシティーズやYahooブログなどのサービスが終了した影響で、
これまでネット上で積み上げられてきた個人依存のデータベースサイトが軒並み消滅し、
そこにしか無かった貴重な情報がごっそり失われてしまった
という話題です。

さて昨年末にうちのサイトが無くなった時、以前ほどシールに執着があるわけでもなく、
このまま復旧させないのもありかなと思った時期がありました。
別にウチが無くても世界は回るし、復活を望む声が特に聞こえてくるでもなし。
そんな状況でブログサービスを再導入して記事をサルベージして再投稿して...って
正直言って面倒くさいし、そんな時間もそうそう取れないし。

無責任に聞こえるかもしれませんが、そんな感じで全くモチベーションが上がらず
半年以上特に何もせず放置しておりました。

そんな折に冒頭の記事を読んだのですが、
ただ置いておくだけでも誰かにとって価値はあるのかなと思ったのが契機で、
ようやく重い腰を上げたというのが復活の真相だったりします。

そこからは、どうせならシール業界的な一大イベントである
「さん家祭り」の時期に乗っかったほうが面白いかなと考え、
急ピッチで復旧作業を進めたのでした。
ついでならブログも新作を投入しようと思ってましたが、
どちらかといえばサイト本体のアップデートに力を入れた感じですね。
と言っても明らかに古い情報を修正したぐらいなので見どころは薄いですけど、
とりあえず10年近くほったらかしだった箇所はなるべく手直ししました。
トップページに「Windows98+IE推奨」とか書いてたもんなー。

そんなこんなで、復旧後はブログ更新を餌に復旧の周知を図ってきましたが、
そろそろ十分かと思いましたのでブログ更新もここらで小休止といたします。

拡散にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
今後ともQ天銀河を御贔屓にお願いいたします。

あと、バックアップはまめに取るようにします。

豪華絢爛!ガチホロ祭り

先日開催されたシールイベント「さん家祭り」では、
過去に例がないほど多数の自作ホログラムシールが作成・販売されたそうで
twitterのタイムラインにもギラギラと目が痛くなるような画像が並んでました。

ホログラムを作成するのは桁違いにコストが高くつくため、
個人で作成するなんて夢のまた夢...と思われてましたが...
いやはやすごい時代になったものです。

ところで、せっかくなので私も手持ちのホログラムシールを紹介してみたいと思います。

bz_samplecard.jpg

1発目からシールじゃなくてカードですがご容赦を(笑)

まだホログラムそのものが珍しかった当時、混乱を避けるために
問屋などに配布されたものと言われているブラックゼウスのサンプルカードです。
(少数は学年誌などで抽プレもあった様子)
紙の台紙にシールを貼り付けたものなので、ホロセレクなどで偽造されやすい印象です...。

お次は一回りサイズが大きいもの

big_bz.jpg

big_rococo.jpg

big_noa.jpg

big_maria.jpg

左側は比較用の通常サイズ(48ミリ)。
右側のはそれより大きく、約56ミリ前後。
ハサミで切り取られたように見えるものもあり、元はでっかいシートだったと想像されます。

ホログラムはいわば窓からその奥を覗き込むようなものなので、
窓自体が大きいと奥の景色もまた広々と感じられますね。

ちなみに裏面はこんな感じ。

big_bz_x.jpg

big_rococo_x.jpg

big_noa_x.jpg

big_maria_x.jpg

ブラックゼウスだけは裏印刷が無いので試作版か何かなのかも?
他はアンカットシートから大きく切り出しただけの代物みたいですけど、
余白があるとサイズの違いがよくわかります。

このタイプのもので私が持っているのはこの4点だけですが、ある時期にヤフオクで
何度か出品されていた記憶もあるので、持ってる人は案外多いかも?

お次は4倍大の96ミリホログラム!

big_yamato.jpg

いや、これもアンカットシートからの切り出し品やないかーい!

と思われそうですが、裏面無地なのでこれも何かのサンプルの可能性が微レ存。

big_yamato_x.jpg

袋は保護のため入れているだけで、何かの未開封状態とかではありません。

続いては2000からこのシールを。

big_2000zeus.jpg

ゼウス様~!

ということでこちらはいわゆる「白ホロ」と呼ばれていたほうのスーパーゼウスです。
シールではなくフィルム状なので...。

big_2000zeus_x.jpg

裏側はこんな感じ。
他のホロシールも剥がして接着面を見てみればこうなってると思います。

これとは別に、こんなのもあります。

big_2000zeus_bk_clear.jpg

全然見えないので黒い台紙に乗っけると...。

big_2000zeus_bk.jpg

あーら不思議、「黒ホロ」ゼウスの出来上がり。

実際の黒ホロがどういう作りなのかは知りませんが、当たらずとも遠からずではないかと。
ベースの色を変えることでカラーホログラムの色を変えられると聞いたことはあります。

big_2000demian.jpg

なので?このデミアンはピンクホロではなく通常の銀ホロ。
一度に聖魔両変化が見えるのはなかなか乙なものです。

あと、他に何か珍しげなものを探してみますと...。

big_bikkuriko.jpg

ビックリコ!
通常版より若干フチ広めですが、3つまとめて印刷してたんですかね?

big_yupiteru.jpg

超元祖32弾のユピテルヘッド!
当時公式HPで、3つの技術を結集したとか書かれてましたっけ。
こちらもブルーホロではなく銀ホロのフィルムです。

最後はまた2000に戻って、スーパーゼウスの大きいシート

role_2000zeus.jpg

role_2000zeus_zoom.jpg

近くに寄らないと何がなんだかという感じですけど、さすがに壮観です。
何でこんなのが出回ったのかはわかりませんが、イベント景品でホロW仏KINGのアンカット
出されたこともあったので、価値を知る当時の誰かが意図的にごにょごにょ?

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以上、タマ切れ!

今も昔も、シール好きを魅了してやまないホログラムシール
皆様の目の保養になりましたら幸いです。

Little Triplets Stars

異聖メディアのウワサ欄には

「無次元が消滅し始めた時微粒体が久遠へ飛ぶ」

と書かれています。

iseimedia_x.jpg

裏面イラストでも星のような何かが飛び出しているのが見て取れますね。

これが何なのかというのは、本文でも書かれていますが
若童鬼(創聖童鬼)の3人というのは自明でしょう。
コロコロ等の媒体でもそのことが語られていましたし、
後の18弾で増力して天魔界の内紛や聖魔最終戦でもちょっかい出してきました。

mighty_kiri.jpgmighty_nyo_.jpgmighty_shura.jpg

せっかくヘッド化したのに激しくダサいとか
魔紀元神器の特色が全く反映されてないとか
聖ボット群に接触して何がしたかったのかとか
いろいろツッコミどころだらけな3人衆なのですが、
今回注目したいのはそもそも「微粒体」という表現について。

曼聖羅本体や巨体を誇る創聖巡師に比べたらサイズ感が小さいのは当然ですけど、
わざわざ微粒体と表記するほどのことかと疑問に思いませんか?

この謎を解明してくれたのは、あの「聖魔ジャバラップ」で明かされた図解情報でした。

jabarap_f3.jpg

それぞれの一段目のアイテムは全て
無次元境(第2曼聖羅)の異変に際し、聖体を包み縮小する
という共通の特性を持っていることが記述されています。

すなわち、微粒体というのは本当に体が小さくなった状態を指していたのです。
おそらく今後のスパイ活動を円滑に進めるためと推測されますが、
3人は曼聖羅離脱時に小さくなって久遠エリアへ向かったと考えられますね。

16弾当時、反後博士がそこまで考えて創聖童鬼の図解設定を作成したのに、
コロコロでもボンボンでも公開されず、今頃ようやく明らかになろうとは...。

ちっちゃいことでも無視できませんね!