誰にも支持されなそうな大正論

そもそも、オマケ目当てでお菓子を何十個も買うことのほうが
不自然な状態だとは思いませんか?

シールを何十枚と集めたくなり、食べきれないほどのチョコを持て余すというのは
どう考えても普通なことではありません

それよりも、買い物のついでとかで1個や2個買うというほうが健全であり、
そういう買い方をする人を増やすほうが商売としてあるべき姿ではないでしょうか?

「シールは集めるもの」という固定観念にとらわれるあまり、
我々は基本的なことを見失ってはいないでしょうか??

Yo!So!Kai!

以前「コロコロオンライン」で唐突に公開された貴重な資料の一つ
「ビックリマン悪魔VS天使 世界構造図」


corocoro_online_world_structure.jpg
これによると、世界はおおよそ4つの階層からできていて
「未の溶層界」「現の表層界」「迷の源層界」「非層」
に区分されるそうです。

便宜的なものなのか意図的かはわかりませんが、
当時全く未知の世界=希望の世界とされた「次界」が最上位で
次いで表層界・源層界・非層という順に描かれているのが興味深いです。
非層が地の底や地獄みたいなポジションなんですかね?
源層界も、過去に栄えた廃墟みたいなイメージだったのでしょうか。

そういえばかつてコロコロに掲載された
「ビックリマンワールド イラストマップ」でも
似たような構成で描かれていましたね。

worldmap.jpg

「1層・源層界」
遥かな大昔、天聖界と天魔界はひとつだった。
それを、源層界という。
そこには、スーパーゼウスたちを生んだ神がいたらしい。

「2層・現の表層界」
現の表層界と呼ばれるのが、天聖界と天魔界。
このふたつの世界は、天界山脈によって分かれているが、
時々不思議な虹でつながれたり、世界が移動してくっつく。

「3層・未の溶層界」
次界と呼ばれる世界がここだ。
聖フェニックスによって作られるが、まだ固まっていない。
サタンマリアが狙っている。

...だそうです。
特に次界は(設定が)固まっていない時期ですね。

そういえば「溶層界」という表現はシールでも何度か出てます。

聖神ナディアのシール裏では「未の溶層界で輝体化したロココとの聖接を期し...」とありますし、
デカネロンのシール裏でも「溶層の絶対壁を飛び越える...」
ネロン魔球でも「激変の溶層界を離れたデカネロンは...」と書かれたりしてました。

ところでそれ以外でも一度だけ「溶層」という言葉が使われたことがあります。

それは27弾。
火の大層ファイアーク(オックス)の裏書に「ファイアートに溶層生ず」と書かれてます。
単純に考えれば、ファイアークは火の大層ですから
溶層=世界の一部が熱で溶けた状態、をイメージするかと思うのですけど...。
「溶層界=次界」という図式が博士の脳内にあると考えると
全く違った意味を帯びてくるような...?

ファビュラスな姉妹の実在性?

時は遡ること2005年10月のこと。

少し前にアニメ・ビックリマンのDVDボックスが発売され、
続いて新ビックリマンについてもDVD発売が予告されていた頃の話。

「Yahooショッピング」に商品宣伝のための特設ページが作成され、
新ビックリマンのストーリーやシール等の説明が紹介されていたのですが
その中のキャラクター紹介のページに、とある衝撃的な文字がありました。

それがこちら。

shin_bm_anime_chara.jpg

お気づきになったでしょうか?

聖神ナディアと異聖メディアが姉妹であると書かれているではありませんか!

いやいやちょっと待ってください。
私の記憶が確かならば、そんな話一度も語られたことは無かったような??

ルーツをたどれば聖神子アエネとその影・異彩姫に行き着くかもしれませんが、
それが姉妹と言えるのかどうかも定かではありませんけど、
たとえそうだとしても先祖が姉妹なだけでこの二人の関係とは違うわけで。
...ビックリマンに関して、現実的な血縁話をすること自体ナンセンスですけど。

もしナディアとメディアが姉妹なら、双子ゼウスとオリンは
姉弟であると同時にいとこ同士ということになりますね...。

結論としては、この記事を作成した担当者の勇み足ではないかと思うのですが、
それから10年以上たってもそんな認識が広まっている感じもしないので
この話は無かったことにして構いませんよね?

神羅万象にみるコンテンツの大団円

神羅万象チョコがこの夏で完結するそうですね。

shinra_kanketsu_info.jpg

私、今でも現役で神羅カードコレクターやってます。
シール集めは辞めましたが、カード集めに関しては辞めるとは言ってませんので
まあ、こちらから辞めなくても近々終わるだろうという考えもあったのですが
2005年の第一章第1弾発売以来15年の歴史に幕を下ろすことになったとのことで
無事に完結を見届けることができそうです。

神羅のカードに関しては、ここ数年のものは
トレードも特にしてないのでちょこちょこ穴はあるのですけど、
毎回5箱ぐらいずつ買ってますのでほぼコンプしてます。
抽プレやってた頃の景品は毎回ヤフオク等でゲットしてましたし、
この辺のレアどころなども一通り確保してます。

shinra_signatured_prize.jpgshinra_seiryuoh.jpgshinra_seiryuseki.jpg
公式アイテムとして所持してないのは聖龍石フィギュアぐらいかな...。

それはさておき、7月に発売予定の最終弾「界顧録」
歴代キャラ新規描き下ろしのスペシャル弾とのことですが、
それ以外に受注生産の書籍(こちらも名前は「界顧録」)も出るとか。

なんというか、人気がなくなったら打ち切ってオシマイというのでなく、
ファンのためにしっかりと完結を演出してくれるというのが嬉しいですよね。
お菓子メーカーと玩具メーカーとでスタンスが違うのは仕方ないとしても、
ファンありきのコンテンツはこうあってほしいと思わせる企画じゃないでしょうか。
あっちの食玩もすっぱり終了宣言して完結してくれないかなあ...ぶつぶつ。

しかしよくこんな長く続いたものです。
関係者の皆様、お疲れ様でした!

官女バクトの重大任務!?

3月3日のひな祭りはとっくに過ぎ去りましたけど、
今回は24弾のエズフィトひな壇ヘッドのネーミングについてのネタです。

ネイロスはナイル川クレオクスはクレオパトラ+スフィンクス...で
五人囃のアメン・オシリス・ゲブ・トト・ラー
エジプトの神々の名前そのまんまだというのはよく知られた話だと思いますけど、
では三人官女右大臣・左大臣の名前はどこから来ているか、
考えてみたことはありますか?

以下、私が調べた結果をまとめたものです。

官女バクト:古代エジプトの死生観より、「バー」(魂)+「アクト」(肉体)
官女メフ:「タ・メフ」はエジプト北部(下エジプト)を意味する言葉
官女ケムト:「ケメト」は「黒い土」の意味で、エジプトを指す言葉
右大臣タメリ:「タァ・メリ」は「鍬(すき)の国」の意味で、エジプトを指す言葉
左大臣シェマウ:「タ・シェマウ」はエジプト南部(上エジプト)を意味する言葉

このように、彼らの名前は古代エジプトにまつわる様々な用語から来ているのですが
バクト以外の4人は古代エジプト王国そのものを示す言葉が由来なのは面白いですね。

逆にバクトだけ何故か魂と肉体を表す言葉からきているのですが、
バクトのシール裏では

「秘薬オリーブ貯えおいて新王の光輝を永遠の物としましょうゾ」

とあり、王が死してもミイラ化して復活することを示唆するように読み取れるような?
妙に重要な役割を与えられているように見えます。

一方で他の4人に関しては特定の役割を考えていなかったのか、
エジプトを指す言葉を適当に割り振られたようにも...。

どこで差が付いたのでしょうか?

とりあえず新って付けとくか事案

「ビックリマンプロジェクト」とは、かつて2000が始まった頃に
ロッテ/大日本印刷以外に小学館や玩具メーカーなどの複数の関連企業で結成された
包括的なプロジェクト名だったかと記憶しています。

そして2000が完結してロッテと大日本印刷ぐらいしか残ってない状態となっても
「ビックリマン」という商品を進行する上での名義として使われているようです。

実際、多くのシール裏やグッズ、書籍にも「ビックリマンプロジェクト」の名前を見ることができます。

しかし、昨今「ビックリマンプロジェクト」なるものを目にする機会があり、
それって何?またロッテおかしなこと始めるの??と一部でザワついているようですが...。

でもこの名称、わりと以前から見かける気がするのですよ。

そこで公式サイトの過去の記事を探ってみたところ...。

bmnews235top.jpg

これです!

すっかり忘れられているようですが、ビックリマン伝説1の開始をもって
「ビックリマン新プロジェクト」が始動したことになっているようです。

実際、2012年1月と2月の公式サイトトップページ下部の記載を
インターネットアーカイブで調べたところ、

bmpj_before.jpg

        ↓

bmpj_after.jpg

というように変化していたことがわかりました。

そうは言っても、シール裏の記載は「ビックリマンプロジェクト」のままですし
他に何か変わった感じも無いので、名義違いに対する明確なポリシーも無さそうです。
特に気にしなくてよさそうですね。

水曜日のやつ

「おはようございます!」の代わりに

「おぱざーど!」と言っても気づかれない


「お疲れ様でした!」の代わりに

「おずあくあたいぷ!」と言っても気づかれない