ふくぶ苦労

福袋というのは元来、ユーザー還元の一環かと思ってましたが、
余り物を詰め込むにしても価格帯はそれなりに抑えられているべきものと思う次第。

つきましては、先日売り出されたロッテオンライン限定のビックリマン福袋
マリーンズゼウスや他商品と同じ色紙・ファイル以外は
タンスの肥やしにもならない不用品の寄せ集めじゃないですか。
それなのにあの価格というのは、さすがにどうなんだと声を大にせざるを得ないです。

そもそもマリーンズゼウスをやたらプレミア化しようという意図が透けて、
なんとも嫌な気分になってしまうのですが...。
私もあいにく10名限定の福袋は買えなかったので、
後日抽選の90人枠に希望を託すしかないのですけど
福袋とあわせても100枚限定ってのはやっぱりやりすぎですよね?

自分が買えなかったから悪態突いてる...というのも否定はしませんが、
コレクターズアイテムでここまでの限定品を出されると
それこそタキシードゼウス並みの不満噴出になりません?
愚痴の一つも言いたくなるってもんです。

奇しくも東京駅100周年Suicaの販売を巡るトラブルが起きましたが、
企業側はもっとプレミア相場の動きにも配慮してほしいです。

...無茶なこと言ってますかね?

キーワードは「距離感」

今年はコレクター間の結束というものも強化されたらしく、
ひょんな流れから全国4都市で開催された「コレクター大忘年会」
私も参加させていただく運びとなりまして。

12/20の東京会場にお邪魔させていただきました!

何というか、一年ほどしか空けてないのに
面識のない人が結構増えているのが驚きでした。
「ビックリマン伝説」から出戻った人もいるとは聞いてましたが、
ツイッターを中心にコレクターの輪が広がっているんだなあと感じました。

あいにく人が多すぎたせいか、自分の周囲数名としか話もできませんでしたが、
私がいた一角は何故か印刷業界の方や自作シール作成者の方などが集まってて
興味深い反面、話についていけずちんぷんかんぷんでした(笑)

とは言え、個人が独学で印刷方式を模索していた時代からすれば、
個人で業者に委託するのが半ば当たり前な現状は時代の流れを感じます。
その中の誰かが言った「印刷技術は進んだがシールの技術は進んでいない」
という言葉が印象的でしたが、そういう方々が業界に働き掛けていくことで
シールの技術も進んでいくんだろうなと感慨深かったです。

シール風の名刺を作成している人もいましたね。
そうなると私も何か作ってみようかと思ってしまうほど、
シールあるいはシール風の印刷物に対するボーダーは下がってきてる感じがします。

昨今はノベルティとしてビックリマン風のシールを作る企業が増えてますが、
公式っぽいモノを作る自作シール作家と、公式だけどシールのノウハウのない企業が
手を組めば、もはやプロのシール作家とその作品という形が出来上がってしまいます。
そういう時代に、もはやなってきているということですよね...?

グリーンハウスがツイッターで発言したり、
ラーメンラリーやシンオクも公式担当者がファンと積極的に交流するなど、
本来は雲の上で手が届かなかった存在と気軽に触れ合えるというのは、
嬉しい反面、すこし残念というか、ありがたみが薄れる気がしてしまいます。
けどもはやプロとアマチュアの境界すらあいまいになりつつある昨今では、
古い考えにとらわれずに積極的につながりを持ちに行ったほうが
結果的に楽しめるのかもしれませんね。

ゼリーキャンディーだけは好きになれない

タワスペ亡き今、グリーンハウスの聖感あふれるキャラを拝む機会は
GXS...は来年に持ち越しらしいので置いといて、
やや不本意ながらも「境外滅伝」が筆頭格というのが現状でしょうか。
(ラーメンラリーはややコミカル路線ですしね)

3月に第2弾、12月に第3弾が発売となりました。
2弾は何故か箱を売りたがらない妙な方式のためトラブルもあったようですが、
3弾ではシークレットの封入率ともども改善されたようで、
弾を経て売る側も買う側も安定してきた感がありますね。

竹村よしひこ先生のオリジナル漫画も絵柄が当時のものに近く、
独特のずっこけ具合も当時のままといった感じで楽しいです。

「境外にオリジナル無し」という迷言にある通り、
過去の有名どころのオマージュ(?)らしき仕掛けもあったりして
単価が高いこと以外は改善されてきたかなーと思える今日この頃です。

次の第4弾で「第一幕」が完結するらしいですけど、
その前にアマクサの交換イベントですかね?

応援団シール?何ソレ?

神羅盤石?10周年!

神ビックリマンは神羅万象のパクリでは、と当初言われたものですが、
ふたを開けてみれば神羅の足元にも及ばなかったというのが実状かと。

ということで、神羅万象チョコについて書いてみます。

今年は神羅万象シリーズが10周年を迎えるということで、
シリーズのほうも過去の主人公が大集合するオールスターな物語。
...その直前に、実際に人気投票をもとにした復刻企画
「オールスターセレクション」の発売なんかもありましたが(笑)

「天地神明の章」で一癖も二癖もある主人公らを相手に立ち回るのは、
シリーズ全般を通しての黒幕として存在感を放つ魔導神メビウス。
かつて悪役だった彼が、絶対正義であるはずの調和神の異常に気づき
その謎を暴くため天界に殴り込みをかけるというのが大筋の展開。
そこに歴代主人公やその仲間らが敵味方に分かれて次々参戦!という、
単なる復刻ではない独自の物語が繰り広げられています。
...と言っても、旧キャラ詰め込み過ぎでちょっと窮屈な感も否めませんが...。

チョコ自体の仕掛けとしては、台紙についている点数券を集めることで
オリジナルカードと交換できるという「ウエハーポイントキャンペーン」を導入。
また一番くじの発売や、全カードを網羅した「超完璧大全」、
魔将軍アスタロットのフィギュア化、コレクションファイル発売など、
10周年ならではの動きが続いています。

聞けば11章の予約を開始したショップもあるとかで、
まだまだ終わる気配の見えない神羅万象に今後も注目です!

...かつて「神羅10年プロジェクト」を鼻で笑ってゴメンナサイ。