別冊宝島3のレビューみたいな。

はい、というわけで別冊宝島のビックリマン特集本第3弾
「80年代熱狂シールセレクション」が発売されました。
このタイトルだと他社の類似シールも扱ってほしいところですけど
それ以前に前回までの本と見た目もタイトルもかぶりすぎて、新作だとわからない人もいるのでは…。

まず目を引いたのは特典の復刻シール。
前回までの紙製の綴じ込み付録と異なり、透明素材で封入されていました。
中身がわかりやすいですし貼りつきも無さそうで、この変更はグッジョブですねー。
が、ヘッドの素材が疑似角プリズムに格下げされてしまったのはかなりの痛手かと。
その他のシールのクオリティも「質のいいロッチ」みたいな印象で、
本家復刻シールに比べると印刷の甘さが気になってしまうところです。

記事の方に目をやりますと、てっきり前回の続きで8弾から12弾あたりの特集かと思いきや
1弾から31弾までのダイジェストが中心でした。
今回が最後のつもりなのかどうかはわかりませんけど、
「結局ビックリマンって最後のほうどうなったの?」とモヤモヤしているライトファンに向けた
フォローアップ企画なのかもしれませんね。

そういや付録シールの3すくみが7神帝とアローエンジェルと聖金太魁のグループでしたが、
12弾までの縛りが特に無いなら、"最終神帝"烈神照光を入れてあげてほしかった…。

竹村先生の描き下ろし4コマは、回を重ねるごとに画力が戻ってきている感じ。

Ritzさん秘蔵のグッズ紹介コーナーは個人的に最も興味深いところでした。
初めて目にするものもあり、やっぱさすがだなぁと感服。率直に羨ましい(^^;

グリーンハウス米澤さん・兵藤さんへのインタビューも読みごたえありました。
当たり障りのない話が多かったので、BM研究員氏による
雑誌には載せられなかったダークな裏話を期待したいところです(笑)

没画特集はいい企画ですねー。
今回紹介されていたものの9割以上は私がGH訪問した際にも見せていただいたものでしたが、
その時撮影した写真などを勝手に公開するわけにもいかず悶々としていたものです。
(以前のブログに載せた際は、事前にチェックしてもらってました)
こういう形で広く公開されるのはいいことだと思います。
でも逆に言えば、更なる没画の発掘はこれ以上はあまり期待できないのかも。
聖魔化生伝の没デザインは、プレビューシールの鉛筆画部分のキャラですね。
完成版がイマイチだったためか、没画のほうも別にこれでもいいじゃんと思ったり思わなかったり…。

最後らへんはトリビアとかアンケートとかランキングとか、ソツの無いネタで埋めた感じです。

全体的には面白かったものの、別に後から読み返せばいいやという感じで
ざっと流し読みしたっきり、まだ再読できてなかったりします。
私の場合は「この表現はどうなの?」というアラ探しな側面が多くなりそうですけど。

次回はあるんでしょうか?
どうせ出すなら次はライト層向けのネタではなく、ヘビーコレクターやストーリーファンに対して
謎解きや解説や製作上の裏話が中心の本を出してほしいと切に願うところではありますが…。

…商業ベースに乗せるには厳しいんだろうなあ。
かつて「カルトQ」が一般ウケしたみたいに、「中身は全く理解できないけど小難しいことを大真面目にやっている」
という観点から演出することができれば、ライト層の食いつきも期待できるかもしれませんが、どうでしょう?

なんで僧なるの!?

「魔僧」と名のつくキャラがいますよね。

ざっと羅列すると以下の7体が該当します。
・のっぺら魔僧
・魔僧かなづち
・ミイラ魔僧
・魔僧弁慶
・小魔僧
・人狩魔僧
・魔僧ベラスベンケス

このうち、最初に登場したのっぺら魔僧はいかにも僧侶の姿をしています。
同じく元ネタが僧侶である魔僧弁慶も特に違和感は無いのですが
逆に魔僧かなづちやミイラ魔僧はかろうじて錫杖を手にしていること以外
まるで「僧」の要素がありません。
人狩魔僧に至ってはそれすら無く、むしろ忍者っぽいスタイルです。
彼らは何ゆえに「魔僧」の名を与えられたのでしょうか。

まあ、深く考えるようなことでもなく
原案の時点で適当に語感で決められたんでしょうね。
ミイラ魔僧の錫杖などは、グリーンハウスがイラストを起こした際に、
苦し紛れに僧っぽさをプラスした名残みたいなものかと思われます。
人狩魔僧は…、途中で名前が変更になったのか、あるいはもうこだわらなくなったのか…。
でも「魔僧」ではないただの「僧」の名を持つ「天魔蝦僧」や「花貧5僧」は一応僧っぽい衣装なんですよね。

てゆーか、そもそも本来は天使向きなイメージのある「僧」がなぜ悪魔なんでしょう??
「僧甘観」「あかるみ僧」「ガイド僧」「ハシ僧」「おじぎ僧」のように天使・お守り側にもいるとはいえ
あまり悪魔系のイメージではないような。
現実には破戒僧のような存在もいますが、一般的にはあまり出てこない発想だと思います。
「マゾー」という響きが良かったんですかね?

血色の悪いブラックゼウス伝説

毎度のように問屋経由で一足早く伝説4をゲットしましたのでご報告をば。

今回は伝説2,3よりも枚数の少ない全43種。
単純に、一度に集めるには2弾分は多いということでしょうかね?
1箱チョイで揃うボリュームは、短サイクルで出される分にはありがたいところです。

それはさておき、まず最初に驚いたのはパッケージの色。

ピンクと水色という、近年見ないサイケな色彩が目を引きました。
そういや化粧箱も黒を基調としていて前弾までと見た目の違いが引き立ちます。
似た色合いだと伝説2や3の売れ残りと間違われやすいからでしょうか?(^^;

さて中のシールですけど、事前の情報で言われていた「名シーンシール」が
始祖ジュラ・ピーター神子・クロスエンジェルの3枚に存在しています。

印刷はエンボスメタル上に通常のイラストが乗っているような感じで、
砂絵のようで見た目キレイな印象です。
DS予約特典ワンダーマリアの「エンボスグラデーション」を彷彿させます。
ちなみに裏面はストーリーシール同様「マル特マーク」付きで、文章もオリジナルです。

これらは他の通常シールもきちんと存在した上での別バージョンとなっています。
どこかで始祖ジュラが通常のヘッドとしては登場しないかのような憶測が語られていましたが、
さすがにそんなわけはなかったですね。
当初はチラシに「ストーリーシール」が存在すると書かれていたため
数が合わないからジュラは1枚のみと考えられたようなのですけど、
結果から言うとストーリーシールの存在はチラシ作成担当者のミスか何かだったようです。
43種の内訳は、
・ヘッド4枚(ブラックゼウスx3、始祖ジュラ)
・3すくみ36枚
・名シーンシール3枚
となってます。

さて、今回最大の不評を買っているブラックゼウス3種ですが…。

アイディア自体は決して悪くないと思うんですけど、
なまじ顔色だけ肌色だったりと何とも半端なのがマイナス要因かと。
それ以前にこんなパチシールぽくなるのなら、2種も必要なかったですね…。

キャラの背景は通常版と青目版が同じで、何故か赤目版だけ違う模様になっています。
裏面テキストは3種類とも同じですが、QRコードは3種類とも別になってます。
ニセホロの2種は名シーンシール同様に新規テキストを用意して欲しかったところです。

名シーンシールは、この呼び名が適切かどうかはさておき
印刷の面白さ・イラストの楽しさが表れていて個人的にはナイスだと思います。
(BM2000っぽくも見えますが、それがむしろ新鮮だったり)

4で終わると縁起が悪いので「伝説5」は出してほしいところですけど、
名シーンシールに使えそうなネタが少ないかも…?

印刷業界1/60のメモリアル

2年ほど前にネットでその存在を知って以来、
ずっと探していたものがようやく入手できました。

それはコレ。

平和紙業という会社が2006年に創業60周年記念で作成した「メモリアルメッセージブック」です。

ハードケースに下記の本が3冊セットで入っています。
・各界著名人からのメッセージを集めた「PEACE from 60 people」
・さまざまな「印刷用紙」を集めた「NATURE in 60 colors」
・60年間の世間の出来事を1枚ずつ個性的な紙に印刷した「HAPPINESS in 60 years」

これらは普通に眺めるだけでもそれなりに面白いものなのですが、
なんで私がこれを探していたかというと…。

「HAPPINESS in 60 years」の1986年のページ。
この年を代表する出来事として、こんなページが!

素材は普通の四角プリズム。
印刷自体は残念ながらシルク印刷どころか、若干カラーコピー的な粒子の粗いものとなっています。
また、当然ながらシールにはなっていません。

しかしながら、黒プリになっていないスーパーデビルとか
透過防止処理が無いため白地にプリズムが透けて見えるお守りとか、
なかなか面白みのある印刷物になってます。

この1ページのためだけに、存外に場所をとるのが目下の悩みですがね…。

ことわりのちから

そもそも「理力」とは何か。

今や当たり前のように「天使の力」として、「魔力」と対になる用語として確立していますが
そもそも「理力」というコトバはどこ由来の言葉なんでしょう?

さっと調べてみたところ、あの「スターウォーズ」の劇場第1作の公開時(1977年)に
「フォース」の訳語として「理力」が用いられたそうです。
転じてビックリマンにおいても、超常的な神秘の力、神がかった力として
「理力」=「聖なる力」として採用されたようです。
第1弾・黄門天人の3すくみがスターウォーズのパロディであることからも、
当時の担当者が少なからず影響を受けていることは明白ですね。

ちなみにシール裏で「理力」という単語が登場したのは第2弾から。
シャーマンカーン「天使の理力パワーを増大させ悪魔に立向かわせる教祖なのだ!!」
皆伝仙人「直接手を下さずとも理力で充分とか」
以後、天使のパワーとして定着していくことになります。
キャラによっては「神通力」とかのほうがもっともらしいかもしれませんけど(笑)

スーパービックリマンにて、「超聖理力(セントフォース)」なる用語が登場したのは
ある意味で原点回帰だったのかもしれませんね。

宝島ヘッド考

今度の別冊宝島の特集本には、これまで同様に復刻シールシートがついてくるそうですが
そのラインナップは
・始祖ジュラヘラクライスト(増力前)
・ヘッドロココ
・ネロ魔身
・7神帝+アローエンジェル+聖金太魁とそのお守り・悪魔
の計30種となっているようです。
(補足:当初何を勘違いしたのか始祖ジュラが登場すると思い込んでいました。
誤った情報を掲載してしまいすみませんでした。
以下の記載も一部内容を修正しております。)

この際、橋かける蔵王の3すくみの不遇を嘆くのは置いておいて、
目玉であるヘッド3種が何故この3枚かを考えてみたいと思います。

まず、3冊目となる今回のテーマは前回の第2次聖魔大戦の続きということで
ネロの来襲からロココ誕生、さらに次界門付近までを扱っていると想像されます。
なのにまたヘラクライストというのは、なんとも微妙な気がしてなりません。
前回赤ヘラクを出したのですから、今回どうせ出すなら緑ヘラクのほうがまだいい気がしますけど
増力前だとキャラ人気もシール人気も特に高くなく、前半ヘッドの中では比較的目立たないポジションです。
なのでここで登場させても、購買意欲をそそるとは考えにくいのですが…。

次に、ヘッドロココは文句ないセレクトだと思います。
むしろ外すほうがありえないでしょうし。
もし扇プリズムであれば満点なのですが、さすがにそれは無理な相談でしょうか。

さてさて、3番目のヘッド・ネロ魔身。
…なんで「崩壊前」を選んだのかと。
キャラ人気・シール人気ともに「崩壊後」の方が格段に上でしょう。
滅びの美学を体現したフォルム。
重暗い印象を強く与える青プリズム。
シール人気では赤緑ヘラクに次ぐ、ホログラム以外での前半プレミアトップ3。
それに対して、銀プリでぬぼーっと突っ立ってるだけの崩壊前ネロに
一体何の魅力があるというのかと。(←言い過ぎ)

もし担当者が、崩壊前でも崩壊後でもどっちでも選べる状態だったのに
なんとなくで崩壊前を選んだのだったら、その責任は重大だと言わざるを得ません。

て・ゆーか。

ホログラムヘッドの復刻が技術的にもコスト的にも困難なのは想像がつきますが、
だからといってプリズムヘッドの中からこんな面々しか選べないようなら、
いっそ20thアニバーサリーでのホロキャラプリズム復刻のほうがマシじゃないですか?

あるいは魔肖ネロを黒プリズムのオリジナルバージョンにするのもアリでしょう。
ワンダーマリアをアニメ版カラーでプリズム化するのも面白いところだと思います。
幻のフィギュア付録版始祖ジュラをここで持ってきたら大歓迎です。(これに喜ぶのはマニアだけでしょうが)

再現度にこだわるあまり重要キャラを外すぐらいなら、割り切って新バージョンを出す方が
むしろコレクターに対しても一般層に対してもウケがいいんじゃないでしょうか?
どのみちこのあたりのキャラなら、当時を懐かしむファンなら既に持っている人も多く
当時と同じものをゲットすることに魅力を感じにくいゾーンじゃないかとも思えますし。

もっと思い切って福袋版のブラックゼウスとヘッドロココを選ぶぐらいはっちゃけたほうが、
3冊目で飽きられかけている現状を打破するためにもよかったんじゃないかと思うのですが、いかが?

セブンなプレミアム

昔からなんとなく疑問だったシリーズ。

お守り「七童士」の裏書冒頭に
「チタンチームデミ重装備で魔鬼に殺陣つくが…」とあるのですが、
この「チタンチームデミ」とは何なのかと頭の片隅に引っかかっていました。

知っている人には何てことない話だろうと思いますけど、
「チームデミ」とはこれのことだったんですね。

http://www.qprc.jp/Stationery/Set/Team-Demi.html

どこかで見たことのある人も多かろう、小型文房具の詰め合わせ。
うちにも昔、何かの記念品かでもらったものがありました。
「プラス」という会社の商品名みたいです。

七童士の元ネタは「弁慶の七つ道具」(鉄熊手・大槌・大鋸・まさかり・つく棒・さすまた・もじり)ですが、
「チタンチームデミ重装備」とはその集合体っぷりをパロった言葉だったのですね。
あんまりチタンっぽくは無いですけど(笑)

いやはや、目からうろこでした。

黙って買えばいんだー(暴言)

なんとビックリマン伝説の公式シールバインダーが発売されるそうで。
(コメント欄からの情報提供ありがとうございました!)

ビックリマンチョコ型「ビックリマン伝説シール・コレクションバインダー」

ロッテ公認のシールアルバムが発売されるのは、2000のとき以来でしょうか。
今回はなんと限定シールが1枚付いてくるそうです!

…って、まあ手放しで喜べる話ばかりではないんですけどね。

まず1冊3990円(税込)。
3x3のリフィルが10枚で、シール90枚収納。
高過ぎです…。せめてこの半額…。

全体がチョコをイメージしたもののため、チョコ型バインダーのほかに
それを収納するクリアケースがあり、さらにチョコのパッケージに模した外装。
ってこんな無用な演出はいりませんから、もっとシンプルでいいので値段下げてほしいところです…。

初回限定シールは聖フェニックス(黄プリ?)かサタンマリア(赤プリ?)の選択式。
ランダムではないだけマシとはいえ、両方入手するには2冊購入必須です。
ビックリマン伝説の関連グッズなのにエンボスメタルじゃないんですね。
「スーパーゼウス裏イラストのストーリーシール」とかのほうがコレクション的には親和性がありますけど
それで客引きするには訴求力が弱いから、プリズムシールに頼るのは仕方ないところなんでしょうか。
あるいはシール2枚のためにエンボスの型を起こすのは割に合わないとか…??

ときにビックリマン伝説はこれまで1弾40種、2弾77種、3弾78種で既に195種。
2冊買っても入りきらないんですが…なんなのこの中途半端感。
12月21日発売予定ということですが、その時には4弾43種追加で全238種。
全部収納するには3冊買わないといけない計算です。ナンデヤネン。

追加のリフィルを別売りで出してもらうとか汎用のリフィルが使えるようにするとか…。
そういう配慮があるといいのですが。

でもまあ、このブログを見に来るような人たちにとってはこういうファイルはコレクターズアイテムであって、
実際にシールを収納するために使いたいという人は少数派だろうとは思いますが(爆)

そういえば販売元である宍喰屋のサイト(http://www.shishikuiya.com/bikkuriman-binder/)には
「販売サイト:ろんてる楽天市場店」としか書かれていません。
ろんてるは宍喰屋が運営するショッピングサイト。
ちなみに宍喰屋は日本一ソフトウエアの100%子会社。

近所のイトーヨーカドーとかで安くなってから買おう、とか思ってたら痛い目に遭うということでしょうか。
他のサイトや実店舗でも買えるようだといいのですが…。
高いからそうそう売り切れることは無いと思いますけど、初回限定数がいくつなのか、
限定シールの魔力がどの程度及ぶのかが読めないので、様子見でいいのかどうかも何とも言えませんね。

ん?

ベイギャルズの5人の名前は、ローマ神話の神々が元ネタと考えられてます。

ミネルンバ=ミネルヴァ
ボルカンヌ=ヴァルカン
ベスタニャ=ヴェスタ
セレンス=セレス
メルクリン=メルクリウス

各人にこの神の名が割り当てられた理由は単にイメージだと思うのですが、
よく見ると全員、元の神の名に「ン(n)」が追加されているのがわかります。

「ン」が付いて性別が変わったキャラというと思い起こされるのが「デカネロン」。

他にも、悪魔の女性ということで「デビリン族」とか
博士は女性っぽい名前に「ン」を付ける傾向があるのでしょうか?

と書いたところで気づいたのですが、
「チャックン」「ロックン」とか「聖マーキュリーン」とか「聖アポン」とか、
単にキャラ名を作る際に「ン」を多用するだけで、特に女性キャラ偏重というわけではないようです。

ンガクク。

捕らぬアンカットの皮算用

ロッテオンラインで販売している限定アンカットシートですが…

いつの間にか予約販売品になっていました。
当初の「1000個限定」という話はどうなったんでしょうか。
予約すれば誰でも入手できるというのは、1000個限定だから買ったという人に対して
あまりに無配慮な変更ではないかと思うのですが。

まあ、実際のところはいつまでたっても1000個も売れそうになくて、
「限定品!早い者勝ち!」と煽った商品を半年以上も残しているのはバツが悪すぎるので、
「限定だったけど希望者には融通しまっせ」みたいな「予約販売」という名目に変えたんでしょう。

そうでなくてもあの当時、いきなり残数が激減してあたかも売れてるようにみせかけようとした疑惑もあり、
今回も何かしらの小細工をしているのではという疑念が払拭できないところです。

ところで、このシートの「オマケ」であるところの「伝説チョコ30個」について、
賞味期限が過ぎたあとはどうなるんでしょう…?
「伝説2」とか「伝説3」に切り替えて続けるんでしょうか?

円筒箱伝説

先日第29回プライズフェアにてゲーセン景品の新作がいろいろ出るという話を紹介したばかりですが、
11/7に第30回プライズフェアが開催され、そこでもビックリマン関連の商品が展示されていたということです。
前回から新規に追加があるかどうかはわかりませんけど…。

ところで、このブログを見てくれた親切な方から
「ビックリマン伝説2 パイプBOX」を譲っていただきました。

中にはチョコ8個が入っているので当然と言えば当然なのですが…

思っていたよりも大きくて圧倒されました。

パッケージにはゼウスとデビルが両面に描かれています。
中にはこんな感じで8個が4個ずつ包装されていました。

どうも西日本で売れ残ったチョコを捌くためのアイテムらしく、
東日本では出回っていない可能性もありそうです。

ちなみに中のチョコの製造日は2012.07.06。
これって私が東日本での発売時に購入したものは2012.05.26製造とかだったので、
さすがにそこでの残り物というわけではないようですが
西日本向けに作りすぎた分が余って困ったのだと推測されます。

きっと伝説1が売れすぎたんでしょうね…。

虹色源層道師

Gアトラクターズの顔には色とりどりの放射状のパーツがありますが、
この配色よく見れば虹の7色に対して「藍色」がありません。
(黄色も結構ビミョーですけど)

Gアトラクターズはご存じのとおり「大ポリニアを司る源層道師」と呼ばれていて、
その大ポリニアはアクア層と並んで時空をまたぐように存在する「流層」のひとつ。
流層はあらゆる因子のターミナルである「グレートサラオ」につながっており、
どういうわけか虹層球との関連も深く、虹の7因子とは切っても切り離せない関連が匂わされてます。

ゆえにGアトラクターズの「6色」にもまた関連性を感じずにはおれないのですが
だとすると具体的なつながりは何でしょうか。

真っ先に連想されるのは、黒十字架のもとに眠っていた5つのルーツ原子。
ベイギャルズを媒体に呼び起されたこの因子が大ポリニアに存在していたというのは、
虹層球と大ポリニアのつながりを考えれば実に自然な流れといえるでしょう。
そもそも「グレートアトラクター」とは宇宙物理学でいうところの「重力異常場」。
つまり虹層球に消えた7神帝のルーツ因子のうち、「I因子」を除く6因子が
大ポリニアの大地に引き寄せられたというのがここでの仮説です。
メイドンは…因子を失って理力だけが再構成された存在とでもしますか。
事実、黒十字架の影響でギャルジャー化するまでは神帝の力には目覚めていなかったようですし。

で、6因子のうち「V因子」の行方はというと、
もう一つの流層=アクア層に流れ着いたのでは、と考えます。

勘のいい人は気づいたと思いますが、
この因子の発現体が「ヤマトJ」ではないかと考えます。
で、逆にメイドンに相当する理力再構成体がヤマトウォーリア。

ヤマトウォーリアは次界にてブラックゼウスに倒されたという記事もあったようですが、
その際に理力が解放されてヤマトJの誕生に影響したとも考えられます。

まあ、Sトリノ→夾角士トリノンがV因子を大ポリニアから持ち出した…とかいうルートもありそうですが。

そんなこんなで、虹層球で失われた…というより、理力体から切り離された6因子は
流層を巡りまた一つに集まるわけですが、
Gアトラクターズの頭のカラーパーツはその様子を示しているものだったりしないでしょうか。

だからこそ、アリババの藍色はこのループの中には存在しないわけですかね?

って、はっきり言ってこじつけでしょうけどね。

パズルタイムがハ・ジ・マ・ル?

公式サイトに「伝説4」のページが追加されました。
といってもいつものように、まだ看板ができた程度の代物ですが。

同時に伝説3のページに新企画としていわゆる神経衰弱ゲームが追加されました。

ブロック崩しや間違い探しなどのこの手のフラッシュゲームは時代遅れな感も無くはないのですが、
「HPオリジナル特典情報」がゲットできるとのことなのでちょっくらプレイ。

……

ゲーム自体の難易度はフツーですが、
肝心の特典情報は……

このブログでも既に取り上げている「伝説4」の情報でした。
この程度なら普通に伝説4のページで紹介すればいいのに…と思うところですが
特に今更盛り立てるネタも無いんでしょうかね。
伝説2のときみたいなストーリー解説コーナーを期待しているのですけど…。

特に、聖フェニックス、サタンマリア、若神子といった面々を
初心者向けにクローズアップするだけでも意義はありそうです。
かつて我々が子供のころにコロコロコミック等から情報を得たように、
新規ファンや懐古層に対してもこの手の「読み物」は需要があると思いますよ。

今はチョコ買ってHPを検索してたどり着いたファンにとって、特に得るもの無いですからね…。