宝島おかわり

あの別冊宝島のビックリマン特集本に、まさかの第2弾が発売予定とか!

「別冊宝島 ビックリマン・シールコレクション 悪魔vs天使編 80’sチルドレンセレクション」

3月15日ごろ発売予定、一冊980円とのことです。

今回も復刻シールが付録だそうですが、単純に旧2弾のコンプではなく
聖フェニックス・サタンマリア・ヘラクライストの3ヘッドとすくみ30種
…らしいです。

前回のクオリティとこだわりはかなり満足でしたので、今回も期待したいところです。
とはいえ、ひとまず続報待ちですね。
こういう「ビックリマン本」は大歓迎です。

ちなみに、前回調子に乗って10冊以上買い込んだものの
それっきり開封もせずに放置しているのは内緒です。

漢検してんの?

先日発売が発表された「ビックリマン本」こと「漢熟覇王の小説第2弾」。
悪魔VS天使ファンに変に期待を持たせるような情報の小出しにイラっとしつつ、
当初Amazonではなぜか取扱い中止になっていたので、ひとまず書店で探してみました。

…どこのジャンルにあるんだろう??

児童書といっても絵本の類ではないし、
ジュニア文庫みたいなところには見当たらないし。

で、探していたらBM2Kの"シナリオ総司令官"氏が書き下ろした
某超次元サッカーアニメの小説を見かけたりして(笑)
このお方も何だかんだで最前線で突っ走ってるなあ。
もうすっかり疎遠になってしまいましたが。

話が脱線しましたけど、結局見つけられなくておとなしくAmazonで注文したのでした。

「ビックリマン 漢熟覇王 漢権四天王との激突!」

内容は前回の続きですね。
で、最後のページだけ見るとどうやらまた「次巻に続く」という形式のようです。
ビックリマン本は確実に新次元に突入してしまいました。
漢熟に恨みは無いのですが、元の次元に帰ってきてほしいです。

付録のシールは、こちらのキャラでした。

素材は前回と同じく星模様のホロフィルム。
裏面はチョコ1弾と変わりなく、シールサイズが52ミリになってるのも前回同様です。

続編が出たということは、前回の本はそれなりに売れたのでしょうか?
引き伸ばし気味だったケロケロエースでの特集も今発売されている号では消滅してましたし、
今後すそ野が広がる感じは見受けられないのですけど…。

赤頭巾爺ちゃんに気をつけて

お守りの国・天地球には3人のお守りヘッドが存在します。
愛然かぐや、黎元老守、古聖長ヘブダヤ。

その中でも特に得体が知れないのがヘブダヤ。
名前からして「ヘブライ+ユダヤ」というちょっと危険な印象ですが、
そもそも古聖長ヘブダヤとは何者なのか?

ヘブダヤは曼聖羅の無次元侵攻時、激戦のさなかに突如現れて
手ハープの音色で異聖メディアを改心させたと言われています。

しかしメディアは次界をあきらめておらず、久遠域での聖魔最終決戦に参戦。
このときの改心とは何だったのかと疑問に思った人も多かったはず。

ですが、もしヘブダヤが裏でメディアと通じていて、
音色を介して「撤退したかのようにふるまい一時離脱することを耳打ちした」としたら?

というのも、ひかり伝で登場したヘブダヤのルーツ「聖育ヘブダユ」は
絵柄や裏書で何かと異聖とのつながりが見え隠れするキャラ。
さらにはモーゼットの石板(源層石双板)の一を所持しているというのも要注目。
曼聖羅との黒いつながりはヘブダヤにも受け継がれている可能性が高いのです。

表向きは天使の味方のようにふるまい、曼聖羅を退け新エリアに導くヘブダヤ。
しかし結果的に天蓋瀑布の崩壊で次界は大洪水に見舞われました。
もしロココが巨方舟を用意していなければ、もしダビデブが一足早く侵攻を開始していなければ、
天使悪魔はともに全滅していたでしょう。
ここで聖魔が滅びていれば、曼聖羅は戦わずして洪水で潤った肥沃な大地をゲットできたわけで、
ヘブダヤがこの「計画」をメディアに伝えていた、と考えることもできるかと。

しかしこの計画が失敗し、やむなくメディアは創聖童鬼とともに再び表舞台に登場。
そしてヘブダヤは責任を取らされ、その後彼の姿を見ることは無くなった…とか?

プロト次神子計画(仮)

プッチー・オリンはスーパーゼウス・ブラックゼウスと同じく
謎の超聖神の因子を受け継ぐ存在…というのは公式な設定だと思うのですけど、
その割にはシール上ではほとんど見向きもされていないのが気になりませんか?

ひかり伝・ルーツ伝においても双子ゼウスに関連する記述はそれなりにありますし、
異聖メディアに連なるルーツキャラも登場するものの、
プッチーに関してはカケラも出てこないというのはどういうことなのでしょうか。

もともと表層界統治という聖命を担う目的を持って産み出されたゼウスと違い、
プッチーは何のために誕生したのかよくわからないところは確かにありますよね。
(アニメではそれこそ超聖神の慈愛だか気まぐれだかで生まれたような印象ですが…)

超聖神の因子を受け継ぐ、と一口に言ってもいろいろバリエーションは考えられます。
たとえばノアが生み出す悪球も、ひかり伝ではノアルーツとマリアルーツは別口で存在したので、
ノアは何かの方法で「マリア因子に肉体を与えるような役割」を担ったものと考えることができます。
一方でその他に生み出した悪球悪魔は、単なる兵隊としての意味しかなかったと思われます。
少なくとも、ノアが生んだからといってノアの魔力を存分に受け継いだとは思えません。

同様にプッチーの場合も、超聖神としては後継者を生み出す意図が無かったとしたら、
メディアが単体で誕生させた場合と能力的にはさほど変わらない…ということもありえるかも?

超聖神は表層界の指導者を誕生させるため、固守卵・星太子の結実した「何か」に対して
その絶大な理力を分け与え、ナディアはその「何か」を赤子として実体化させただけだとしたら…。

これまでプッチーは両ゼウスと同等レベルの超理力の持ち主と考えるのが定説かと思いますが、
固守卵・星太子こそが超理力の「核」であるなら、ゼウスとプッチーの差は歴然。
それこそクロノズーが生み出した黒ズーであるディドスのほうがよっぽど高スペックかもしれません。

じゃあ超聖神は何のためにメディアとの間に子をもうけようと思ったのかというと…。

確実にゼウスを生み出すためのテストだった、とか考えるのは鬼畜すぎますかね?
折しもメディアのルーツと思しき「異彩姫」はナディアのルーツっぽい「聖神子アエネ」の影。
まず影で試してみて、うまくいきそうなら光のほうで本番、とか…。
さすがに創聖使もドン引きしそうなドロドロ展開ですが。

こうして聖産テストの副産物として、「次神子核」を与えられずに産み出されたのがプッチーだとしても、
超聖神の因子が関与しているのであればさすがに悪球悪魔みたいな低レベルではないでしょう。
ましてメディアの異聖力を継いでいるわけで、ともすれば超聖神にとって「次神子計画」に支障をきたすような
危惧すべき存在になると考えたかもしれません。
だからこそ超聖神はメディアを源層界から追放した、なんて話にもなったりして。

とかなんとか考察してみても、オフィシャルはきっとスルーするんだろうな(笑)