そもそも、影の次神子が七色光を操るという設定に疑問を投じたいのです。
言うまでもなく、白日光はプリズムを通すことで七色に分光する性質があります。
ならば虹光波はむしろスーパーゼウスの技であるべきではないか、と。
ここで逆説的な話をしてみましょう。
ブラックゼウスこそ、本当は「光の次神子」だったのでは?!
聖神ナディアからシャーマンカーン・始祖ジュラの両ヘッドに次神子が託された際、
ジュラは「何故俺が影なんだ!?」と憤ったという話があります。
だから、ジュラが託されたのは「影の次神子」、というのが通説です。
しかし、もしナディアが故意に「取り違え」を生じさせたとしたら、どうでしょうか。
つまりジュラに対し、本当は「光の次神子」なのに「影の次神子」だと伝えた、とか。
その真意は、わが子すら利用しようとする「謎の超聖神」に対するひそやかな反抗だったり…。
…って、大事典ではスーパーゼウスも虹光波を放つ素養を持っていることが語られてますし、
ルーツ伝解体歴程におけるジュラヘッドベビーの存在を考えても、取り違えというのは無さそうですよね。
それよりは、七色=神帝カラーという連想から
ブラックゼウスが非層に流されたことで虹のパワーバランスが崩れて
アリババを魔穴ドロップへ導いた…とか、無いですかね?
ネロ魔身の裏面ウワサ欄には「無化空域から7聖光が噴出し消え去ったとか」とありますが
これは「無縁ゾーンから7神帝が旅立った」という解釈もありですけど
「(無化する)魔性般若パワーを浴びて虹光波を放つブラックゼウスが消滅した」という
トンデモ解釈もアリだったりしませんかね?
そもそもヘラクライストに敗れただけで非層に流されるというのは、考えてみれば強引な展開ですが
天界山脈から逃げ延びたところをネロに粛清された、という見解は…どうでしょう?
ま、常識を疑っていろんな説に思いを巡らしてみるというのも面白いものです。
そこから大きな謎解明の一端が始まることもあるかもですよ??