2強5弱1番外地

ルーツ伝特設ページ怒涛の10連弾の3回目は「若神子ルーツ」
いきなりヤマトとアリババは別枠みたいな話から始まりますが、
今となってはそもそも「若」神子ですらないような。
いや、誕生後ほどなく未来へ飛んでいれば問題なし??

さて今回もわかったようなわからないような読後感なのですが…。

未来から来た若神子たちが、自分らの因子を正しく導く手伝いをしたとかで、
誕生した因子がグレートサラオで老天使ルーツと出会うことに。

で、今回のまとめみたいな形で提示されたのが次の一節。

『和合球=スピルーツ=聖物化=ガーディアン=老天使、もしくは各聖源、と流れていくわけです』

この『=』はイコールではなく、「流れ」というだけに矢印と見なすのが正解かも。
和合球とは、若神子ルーツが誕生時に包まれていた、グレートサラオに浮かんだ球体?
スピルーツとは、今回登場した5人の老天使ルーツ?
聖物化とは、「聖球がスピルーツに記憶され変化」すること?
ガーディアンとは、その名の通り若神子ルーツを守護する存在?
老天使は老天使、各聖源は各聖源ですよね。

ここでふと思いだされるのは、15弾の5神帝が「スピルーツと融合」し、
「充理姿から理球を生み出す」という描写があったこと。
でもって、18弾では理球と聖体の昇華で聖球を打ち消していますが、
それもここの話につながってきそうな気がひしひしとしますね。

そもそも「聖球」や「聖源」とは何なのか?
そして若神子ルーツの「和合球」とサタンマリアの「悪和合球」と関連は?

ここらがもう少しクリアになれば、若神子ルーツの謎も薄らぎそうなのですが…。

でもって、ピーターの聖源変化問題や照光の扱いについてはほとんどスルー。
知りたいところはそのままで、新たな謎がまた増えてゆく。。。

つるかめつるかめ

そういえば先日のBMデコード(タンゴマンメッセージ)にて、
こんな一文がありました。

「『新光婚』を祝う6福神が届ける我々でいう『結納飾り』の品々が未来の予知を意味するものであり、

例えば白縫の方舟やスーパービックリマンのカメや鶴のシンボリックな乗り物にも連鎖していくわけです」

えー、確かに鶴や亀をデザインしたアイテムを持ってはいましたが…。

個人的に、いくらなんでもそれは無いのでは…と思ってしまいました。
話の流れに脈絡が無さ過ぎて、その場の思いつきで口にしたのではないかと邪推してしまいます。

じゃあ、他のかつおぶしやするめが何を暗示したと?
白縫の方舟って、ひかり伝おとぎの時代より前の話では?
メカタートルやクレインバスターを何でわざわざ予知する必要が?

人によっては、博士がスーパービックリマンと歴史軸をつなげてくれたと喜ぶんでしょうが、
私はどうしても素直に受け取れないんですよね。

博士の言葉は神の言葉であり、その一言が新たな歴史書の一ページを左右する。

だからこそ、リップサービスが過ぎるようだと困ってしまうのですが…。
こんなヒネた見方をするのは私ぐらいなんでしょうか?

48mm四方の攻防

ルーツ伝公式サイトにて、シールアーカイブの公開が始まりましたね。
まだ関東で発売して1か月も経ってないのに、ずいぶんと早い展開です。
少なくとも裏面はまだ伏せておいてもよかったんじゃないでしょうか?

でもって今回はキラシール21種が対象ですが、
アオリ文に書かれていた「更なるタイプを追加して大登場!」というのが、
今後のルーツ伝における素材変更を意味しているのかと勘繰ってしまいます。
普通に考えれば、「ひかり伝」で使われていない素材だよー、という意味でしょうが。
(だとすると、今後ルーツ伝で素材変更があったとしても
ひかり伝で使われたことのある角キラ、レンズキラ、花火キラ、擬似角キラは出てこない…??)

ところで、今更な話ですが見比べるとより良くわかるということで、
グリーンハウスとひかり伝絵師の構図の取り方を比較してみますと
グリーンハウスはキャラ名部分とキャラのイラストが重なることはほとんど無いのに対し、
ひかり伝絵師の場合はキャラ名部分がキャラのイラストにかぶるケースがかなり見られます。

グリーンハウスがイラストを書き起こす際、正方形のエリアにキャラを描くのでなく
キャラ名部分をあけた横長の長方形にキャラを詰め込んでいます。
ですがひかり伝絵師の場合、キャラ名部分を空けずに正方形エリアに作画しているようです。
これにより、キャラの頭の上部が文字に隠れてしまい、
愛然タレイアの輪っかなど、場合によっては重要なパーツが見づらくなる事態となっています。

最たるものが、聖魔十戒の「蛍石僧」

このキャラだけ、名前の3文字の間隔が広げられていますが
既存のキャラ名配置ルールを破ってまで触覚部分を隠したくなかったなら、
そもそもそんな目いっぱい描かなければいいのではないかと思うわけでして。

ただ、48ミリ四方というのは今更ながら非常に狭いわけで、
そこに旧来のグリーンハウス的なシンプルイラストではなく
こまごま込み入った近代的イラストを詰め込む場合、
描画エリアを目いっぱい使いたいという発想もわからなくはないところです。

とはいえ、見比べるとやはりグリーンハウスのほうがすっきりまとまっている感があり
横長であることを感じさせないデザインセンスの高さがうかがえるのも事実。

まあ、既にキャラ名が背景の一部と化して久しい「神羅万象」よりは
ずっとマシと言えるかもしれませんが…(笑)