復刻キャラmeetsひかり源層紀

ルーツ伝公式サイト今週の更新は「ひかり創世記時空考察」という
タイトルだけでなんとも壮大なお話。
その内容はというと、あの「ビックリマン大教典」並みに深く広く、
生半可な視点では挫折しそうなほど強烈なものでした。

話のポイントは、ひかり伝の復刻キャラの存在について、です。

ひかり伝では、折に触れて復刻キャラが登場しましたが
彼らが元々ひかり源層紀の時代から存在していたのか、
未来からひょっこりやって来たのか、
明らかに未来から来たと判断できるキャラもいましたが
そのあたりの情報は断片的で不確実でした。

今回記述された内容によると、
「ひかり源層紀の世界」と「旧ビックリマンの世界」は
遺伝子(ゲノム)の二重螺旋ように、互いに影響を及ぼしながら近づいたり離れたり、
歴史的にも世界的にも密接な因縁を持ち合わせているもの
らしいです。

本文中で言及されていた「ゲノム式構成が創るビックリマンワールド」とは、
ビックリマン大教典に掲載されていたこちらの世界概念図。

アクア層破断層が二重螺旋状に絡み合う中で、
上部分のひかり源層紀に属する未層・過去世界があり、
中央に旧ビックリマンの数々のエリアが位置し、
下部にパンゲや未来の天地球などの未来世界が存在するという構成です。

アクア層と破断層はともに「流層」に位置づけられ、
過去と未来をつなぐ境界の役割を持つと思われます。
アクア層は次界(現在)とパンゲ(未来)をつなぎ、
破断層は次界(現在)と聖ランド(過去)をつなぎ、
それぞれに存在するキャラクターが歴史的に必然な役割を果たしてきました。
過去は未来に影響を及ぼすと同時に、未来が過去に影響を与えることもある、
ということだと考えられます。
で、その影響は偶然ではなく、ゲノム構造によって形作られた必然である、と。

そんなわけで、ひかり伝世界に登場した旧キャラたちは
流層を経て「ひかり源層紀での役割を果たすため」にやって来たみたいです。
確かに、金太ロボ神は「聖ボットのルーツ」とか「13番目の金太が天使化の要」とか
聖ボット完成のための重要な役割を果たしたと書かれていましたよね。
くじら大帝がまとば渦を回転させたり、イワザルオンが魔動源の経験をスサノに伝授したり…。
魔鬼夜店が七因王のお面を売っていたことも、きっと意味があるんでしょう。

ということは…
逆に、ひかり源層紀から旧ビックリマン世界に現れたキャラもいたはず?
ポッと現れてその後が語られていないキャラ…
例えば野聖エルサMなどは、実はひかり源層紀のキャラだったりしないですかね??

かぐやとタレイア

「愛然タレイア」

先日の公式サイト更新記事で、唐突に紹介されて驚かされた人も多いかと。
ルーツ伝で既に明らかにされているキャラは全てグリーンハウス系でしたが、
今回の愛然タレイアはこれまでのひかり伝絵師さんのようですね。
名前ロゴが旧ヘッド型フォントではなく、ひかり伝フォントなところからも
その違いが明確にされていることがわかります。

これまでひかり伝にて、愛然かぐやにつながりそうな因子を持つキャラは何人か登場してきましたが、
ここまで近いキャラはいませんでしたね。
というより、超聖使マゼンタレイアがかぐやにつながるというのは、
予想はしていたとしても、ここまでわかりやすい形態だとは思いませんでした。
ルーツ伝は因子関係がシンプルだという話は確かなようです。

ひかり伝IIで聖クィーンタレイアというキャラが登場し、
(アニメでは同一人物とされましたが、大教典では未確定)
聖魔暦ではレイアデボンという衝撃的なビジュアルのキャラが登場。
このレイアデボンが愛然タレイアとエウリピデボンに分かれたのかどうかは不明ですが、
奇をてらったような意表を突く因子組みが多いひかり伝キャラの中でも
かなり上位にくるキャラではないかと。

そういえば、そもそも「愛然」とは何ぞや?

愛然かぐやの元ネタは「愛染かつら」という古い映画だと思われますが、
(もちろん愛染明王や、「愛然パワー」はアメリカ大統領アイゼンハワーも元ネタでしょうね)
単純に「愛」をモチーフにしたキャラを作りたくて生み出されたのか、
そこに何かしらの意味を持たせたのか…。

「然」の字には「そのような状態にあること」という意味がありますけど、
てことは、この後愛然タレイアが魔に染まったりしたら「魔然タレイア」とかになるんですかね?