宣伝のおばちゃんの話

以前書いたこともありますが、私がまだ小学生だった頃。
うちの母は今でいうコンビニのような個人経営の小売店でパート勤めをしておりました。
ビックリマンがまだまだ人気のあった時代ですが、おかげで箱ごと取り置きしてもらうこともできて
かなり恵まれた環境だったことを記憶しています。
といっても、年齢的にそう簡単に箱買いできるわけもなく、取り置きはしてもらえても
実際には5個程度ずつしか買えなかったのですが(笑)
初めて箱ごと買えたのは確か14弾ぐらいの頃でしたか…。

ところで当時個人経営の店には、ロッテの宣伝のおばちゃん(?)が周回していたらしく、
時折チラシやら試供品やらを持ってきていたみたいです。
今の私なら絶対そういうつながりはガッチリ確保して離さないところですが、
普通にシールをぽつぽつ集めてただけのガキンチョな私としては大して関心もなく、
その恩恵にあずかれたのは、関東で先行発売されていた超念写チョコを1個もらったことと
スーパービックリマンの販促おもちゃ見せてもらったことぐらい。
(特にこの販促おもちゃは、欲しければ持っていってよかったのですが、私は何故か断ったのです)
つくづくもったいないことをしたものです。
たぶんクリスマスのアイスケーキの発注案内とかも来てたんでしょうけど、
不思議と無関心だったんですよね。ああ…。

母とそのおばちゃんとは、「うちの子もビックリマン集めてるのよ」的な会話をする程度で
特にそれ以上なにか特別な仲だったわけではなかったようです。
そういえば、私がそのときのコネでシールアルバムやコンプセットをゲットしてたという噂があるみたいですが、
誰が曲解して吹聴してるのかわかりませんけど、そんなオイシイことは一切ありませんので念のため。(苦笑)

コンビニが主流となった現代において、そんなおばちゃん宣伝員が今もいるのかどうかはわかりませんが
ある意味、古きよき時代だったと言えるかもしれません。
そういう時代背景にも、旧ビックリマンの爆発的ヒットの一因があったのかもしれませんね。