待ち遠しいのは2ヵ月後

毎月25日前後は「フィギュア王」の発売日。
数少ないビックリマン情報が掲載されている雑誌の一つですが、
今月の「ビックリマン倶楽部」のコーナーはというと…。

十字架天使役・池澤春奈さんのインタビュー記事がメインでした。
むう、いろんな方向でアプローチしてくれるのはいいのですが、
正直ちょっと期待はずれという印象です。
「ひかり伝III」の情報が見えないうちは、間をつなぐという意味でも
こういう路線に向かうのは仕方ないのかとも思いますけどね。
(2000時代のコロコロみたいな意味不明占いコーナーやられるよりはずっとマシだし)
内容はそれなりに読めましたし、アニメ見てる人なら読んで損は無いかも。

それよりは、脇に載っていた来月発売の「ビックリコレクションVol.2」の情報が
コレクター的にはまだ得るものがあったかな、という感じ。
前回大不評だった「水色のクリアバージョン」は、今回はオレンジ色のクリアになるそうです。

…いっそ白のモールド成型とかのほうが再利用価値はあるのでは?
Vol.2のラインナップは既報どおり。
シークレットはまだ明かされておりません。

一方、今月は奇数月なので「コロコロイチバン!」も発売になってます。
今月から漫画「ビックリマン小学校」が「祝(ハピ★ラキ)ビックリマン伝説(レジェンド)」とタイトルも新たに再出発。

内容は、主人公がテンマからゲンキ・ジェロに交代して
無理やりな学校ギャグからハピラキっぽい路線にシフトしたものとなっています。
(ただし作者が同じなので、ギャグの質は相変わらずです)

コマの端から「ビックリマン博士」がツッコミや解説を入れるのが目新しいです。
これによると、ゼウスは「魔法」でカメに変えられたのだとか…。
けどセリフが「カメカメ~」という謎のカメ語なので、アニメとの整合性は不明です…。

こちらも今月号では特に目新しい新情報も無いので、
我々的にはわざわざ購入する価値は低いと思われます。
ですが、唯一にして最大の新情報がありました。

それはこちら!

次号(1月25日発売)予告に、「ひかり伝III」の文字が!

ひかり伝が年2回のペースで発売されると考えると、
ひかり伝IIIは3月発売となるでしょうから、1月の次号で先行情報紹介があって
その次(3月)で大々的な特集!となってもおかしくありません。

ビックリマン自体は、おそらく12月か1月に別のシリーズが出ることでしょうけど
ひかり伝IIIの尻尾が具体的に見えてきたことで、期待感が増しますね!

キャッチャー版の歴史は変わるか

UFOキャッチャー版シールは全50種だそうです。

というのは、まんだらけ・なんば店の名物店員であるスーパー渡(自称)さん
自らのシール販売イベント企画の告知ページで発言した内容なのですが、
今回はこの件について私なりに勝手な検証をしてみようと思います。

まず、焦点になっているのは何かというと、
「UFOキャッチャー版の悪魔シールは通常版と区別可能か否か」
という一点です。

従来は「区別ができないから、開封済みのキャッチャー版は悪魔を除いた38種」
と見なしていたコレクターが大半でした。
パッケージを開封してしまうとまるで通常版と同じに見えてしまうためなのですが、
それをスーパー渡氏は「キャッチャー版は(裏台紙が)濃黄なんですよ」と主張しています。

ですが、ちょっと待ってください。

単純な疑問なんですが、そんな違いがあるならとっくの昔に判明しているのでは?
私はともかく、他の20年来のコレクターたちが全員見逃しているとは考えにくいのですが…。

そこで私も手持ちのキャッチャー版シールで確認してみました。
私も開封済みは38種しか揃えていませんが、未開封は50種揃えていたので
通常版も合わせて裏面の比較をしてみました。

結果、確かに紙の濃さは違います。
ですが、非常に微妙な違いです…。
少なくとも「濃い黄色」とは言えません。
ホログラムシールの裏台紙ほどではなく、見比べないとまず判別は不可能でしょう。

また、この程度の違いは通常版の間でもちらほら見かけられる範囲内です。

例えばこちら、2弾悪魔ですが明らかに濃さの違いというのはあります。
もっとも、見比べてみない限りはちょっと判別しづらい程度ではありますが。

スーパー渡氏の主張だと、「裏紙が通常よりも濃い1弾悪魔はキャッチャー版」ということになります。
ですが、私の通常版のダブリにもそういうシールは結構あるんですけど、
これ全部キャッチャー版なんでしょうか?
(日焼けや経年劣化したものもあり、判断に困るシールも多いのですが)

UFOキャッチャー版の悪魔シールは通常版より濃いめの台紙である、とは言えても
通常版より濃いめの台紙の悪魔シールはUFOキャッチャー版である、とは言えないのではないか。

必要条件であっても十分条件ではない、と思うのですがどうでしょう?

ここで台紙の色違いの一例として、6弾悪魔には何故か裏面が明らかに薄い黄色のものがあります。

どちらかといえばクリーム色と言ったほうがよさそうなほど。
6弾はアイス版だと青台紙のはずなので、これらはいずれもチョコ版だと思われるのですが、
一体どういう経路で出回ったのかは全くわかりません。
一つの仮説としては、ロッテ(or大日本印刷)は裏面用台紙の細かい違いを気にしていなかった
…つまり、当時から微妙に違う台紙が混在していた、という説を挙げてみます。

余談ながら、キャッチャー版との違いとして「シール裁断面のバリ」を挙げる人もいますが、
これも判断材料としては不十分だと考えられます。
キャッチャー版は、見る限り「上下左右のバリは中央に一箇所ずつ」の場合がほとんどのようですが、
これは通常版でもたまに見かけられます。
通常版では上下左右それぞれ最大3箇所ずつバリが発見できるのですが、そのうち中央だけが目立つ場合には
キャッチャー版と区別ができません。
これも製造工場や時期などによってバラついただけのものと考えられます。


長くなりましたが、とりあえず私はキャッチャー版悪魔について
手持ちの未開封ダブリを開封するつもりはありません。
長年コレクションを続けている人の中には他に決め手を発見している人がいるかもしれませんけど、
少なくとも今のところ「決め手は無い」というのが私の変わらぬ見識です。

ハピラキCDカモーン!

ついに「祝!ビックリマン主題歌」が発売されました。

歌のタイトルではなく、「主題歌」というのがCDの呼称となっているのが面白かったです。
歌の内容といい、どことなく前時代的な王道アニソンという感じがしますね(笑)

で、シールコレクター的には特典の「シール」が単なる「アニメ絵ステッカー」だったことに
ひどく落胆の念を禁じえないのですが、
これが2000のときみたいなシート型シールだったならCDもう一枚お買い上げ確定だったので、
経費削減という意味ではこれで正解かな、とか思ったり。
けど当初のアナウンスでは「ひかり伝シール」が付くとか言われてませんでしたっけ…?

さて、CDが出たら次に気になるのは…やっぱ、カラオケですよね?

私がネットでそそくさと調べたところ、現時点では
JOYSOUNDのHyperJoyV2専用曲として、オープニングの「祝(ハピラキ)!ビックリマン」が
12月3日から配信されるらしいですよ。(コード:160409)
参考:http://homepage1.nifty.com/yottoide/hyperjoy.html

さらに、着メロもJOYSOUNDで配信しているようです。
(こちらは会員登録が必要なようです)
http://joysound.com/ex/search/mobile/song.htm?selSongNo=5022225&singerCd=0000001910

ついでに、12月20日に発売される「CDツイン 大人気!! 最新TVアニメ ベストコレクション」
というアニソン詰め合わせ2枚組みCDには
ハピラキのオープニングとエンディング両方とも収録されるようです。
http://www.cme.jp/db/db_animex/database.cgi?cmd=s&sc=200612
ファンなら要チェック?(笑)

ところでこのCD、地上波放送してない地域でも売れるんでしょうか…。
逆にCDを発見して「えー!?アニメやってんの??」という人もいるかもね?

ダースダークの冒険

ひかり伝で、カーネルダース&ダークの扱いってあるんでしょうか?

大教典によれば、ハートタンクの創造は表層界よりも先に行われていて、
ダースの12人が新界王として治める世界として作られたとありますが、
光源層紀の時代に彼らのルーツキャラが存在していたかどうか…。

創聖使などは20thでも復刻されたことですし、関連キャラが登場しそうな感じですが
一山ナンボ的なダース・ダークの場合、彼らのための人員枠が果たして割り当てられるかどうか(爆)
元々はヘッドリングを足元に浮かべるように、従来のヘッドよりも格上の存在として登場したはずが
能無し役人BZの取り巻きが合体してやっとマルコのお供になれた程度の彼ら。
今後、博士がどのような役割を与えてくれるかは興味あるところです。

実はダース・ダークはそれぞれ一人のライバルキャラだったのが
セントジュエルともども12人に分裂した
とか、なんとなくありそうな設定ですけれど
そんな風になったりしませんかね?

だとしたら一体どんな姿で描かれるんでしょうか。
十一面観音みたいな姿だったらすごそうです(笑)

「7人の若神子編」ロードマップ

いよいよ牛若天子が登場!
アニメの内容には特に触れませんが、今回のオチには大笑いしました。
1話目のように畳み掛けるギャグ攻勢にも満足です。

さて、第4話で男ジャック、第6話で牛若が登場したハピラキ。
第8話でアリババが登場することもほぼ確定らしいので、
このまま1話おきに若神子が登場するようですね。

これまでオープニングの若神子登場シーンと同じ順番で出番が回っているので、
アリババの次はフッド、一本釣、ピーターの順になりそうです。
(大教典のアニメページでもこの順番で線画が掲載されています)


このように第10話・第12話・第14話で残る3人が出るとしたら、
それって現実時間だといつごろになるのか見てみましょう。

まず第6話:11月19日にウッシッシこと牛若登場。
第8話:12月3日にアリババ。
第10話:12月17日にフッド。
第12話:12月31日…は多分お休みで、おそらく1月7日に一本釣。
で、第14話:1月21日でピーター登場かと。

ちょうど1クールで7人の若神子がフル登場!という感じですね。
展開次第では、牛若が一本釣とピーターを連れて再登場したりするかもしれませんが。
(照ちゃん・・・)

そうなると次の1クールから、いよいよ物語的にもシリアスな印象を深めそうな予感。
7人の若神子が揃って真白域に乗り込み、新たな旅が始まるのでしょうか?

でもって、ひかり伝I、IIの他のキャラも登場する中で
見覚えの無い新キャラも登場して、「こいつはひかり伝IIIで登場するのでは?」
議論が盛んになったりしそう。

ちょうどその頃には、ひかり伝IIIの情報も流れ始めそうですし。
(市場ではきっと別シリーズのチョコが出てるんでしょうけど)
そうなったら面白そうだなあ。