反後博士、ひかり伝IIを語る

「フィギュア王」最新号にて反後博士インタビュー掲載!
なんと「ひかり伝II」について語っているぞ!!

てなことで、何故かビックリマン特集を連載してる「フィギュア王」にて
今回はフィギュアじゃなくシールの話が掲載。
ま、20thの頃から不思議と熱心ですからね、この雑誌。
去年付録シールをつけていた「日経キャラクターズ」が休刊になって媒体が減った今、
ばんばん熱の入った特集を組んで盛り上げていただきたいものです。

さて本題。
貴重な1ページの紙面の約1/4を反後博士の顔が占めるというある意味異常な構図ですが、
まずはひかり伝の企画が始まったいきさつから。

私が最も気になった一文はこちら。

 『昔の「悪魔VS天使シール」に聖神ナディアというキャラが登場していますが、
 シールとしてはその背後にシルエットとして浮かんでいる超聖神は登場していないんです。』

ちょっと待って、「謎の聖神シルエット」=「超聖神」って、何気に初認定じゃない?!

まあ、そこはどうでもいいので次。(←オイ)

 『その超聖神シルエットを思わせる姿をしているのがクロノズーなのですが、
 クロノズーとしては自らの影響下にあるはずのナディアが
 ヘッドをどんどん束ねていくことに対して恐れを抱いているんですね。』


ぽかーん。

えーと、整理しますと…。

・「超聖神シルエット=クロノズー」っぽいが、断定はしていない。
・「クロノズーはナディアの影響力を恐れた」(まるでデビルとマリアの構図?)
<

この2点に集約されますか。
「ナディアがヘッドを束ねる」というのが「聖魔和合」を意味しているなら、
そのまんまコミック版スーパービックリマンの「超聖神アノド」に通じますね。

ただ、反後博士の発言は
 『そうしたつながりを整理していけば、新しい形でお見せできるのではないか?
 というところが端緒ですね』

とあるので、今語られた流れがそのまま正史となるわけではなく、
あくまでも「発想の原点」であり、改編や練り直しが入る余地も匂わせてますね。

つまりまとめると、「ひかり伝」をスタートさせた流れとしては

1:ナディアの背後の超聖神に着目して、昔のストーリーを創れないか?
2:超聖神は聖魔和合を快く思ってなかったはず。そこをもっと掘り下げよう。
3:いきなり超聖神を出すのもいいが、そのものズバリというのも何なので
  最初は「それっぽいキャラ」を出して謎な雰囲気を漂わせよう。

という感じじゃないかと推測されます。「3」は余計かもしれませんが。


次に、世界観についての話題になって真白域・真黒域・まとば(的場)になり
さらに注目すべき一文が語られます。

 『ひかり伝における「色」というものは一種の因子というか
 遺伝子的なものと捕らえて頂けるとわかりやすいかと思います。』

つまり、「天使」と「悪魔」という別々の因子が掛け合わさると「聖魔」や「次代」になるように、
「シアン」と「マゼンタ」と「イエロー」という因子が重なり合うと「黒」になる。
そんな「色」を各々のパワーソースとしたキャラ構成になっている…ってことっぽいです。
さらには「黒」が「魔」、「白」が「聖」という因子に進化する…とかだったりして。

 『昔の「悪魔VS天使」でも虹というのが重要なキーワードとなっていますから
 それともリンクしていくわけですね』

なるほど、うまい具合に後付けつながったものです。
こうなると7神帝はもとより、最も白に近いがゆえに黒に染まったアリババの話なんか
実に話に絡めやすそうな気がしますよね?

 『裏面にはいろんな情報を盛り込んでいますので、
 「フィギュア王」を読まれている読者さんたちならば、その謎を読み解けると思いますね。』

ちょ、対象はあくまでも20代男子ですか?(汗)

 『光子の中でも重要な存在が聖光ゲンキです。
 第2弾ではゲンキとジェロが出会うことでおこるイベントが語られていますので、
 そのあたりがみどころですね。』

聖光ゲンキも聖太子ジェロも「コロコロイチバン」で既に紹介済みでしたが、
この二人が主人公になるんでしょうか。
なんとなくタケルとカンジーをイメージしたのは私だけではないはず(^^;
(となると、ヒロインは…氷ミコ?)


そんな感じで、最後は復刻シール(と思われるもの)を取り出した反後博士。
 「白と黒、光と闇、聖と悪というのは相対的なものではありますが、
 過去と未来というのもまた相対的なものなんですね。」

と語る博士ですが、
一体どんなシールを取り出したのかは誌面では語られず…。

「未来」が旧・悪魔VS天使シールならば、未来において起こった出来事が
「過去」=ひかり伝においてもまた再現される?

つまり、あの7人(or8人)の運命がなぞられる展開になっちゃったりするんでねーの???

いやあ、もしそうなら旧ファンにとっては期待よりも不安でいっぱいなんじゃないでしょうか。

本当、どうなっちゃうんですかねえ…?

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