ひかり伝II THE MOVIE

なんとなんと、公式サイトで「ひかり伝II」の予告ムービーが公開!
やればできるじゃん!(爆)


 真白域と真黒域の干渉する境目、まとば。
 その宙森海の中心に、地・水・火・風・空を五成根とした大ソライ塔がそびえ立った。
 新聖界と謳われるほどに栄華を極めるが・・・。

さて、一体どんな内容なのでしょうか???


まず、まとばから派生した「宙森海」という肥沃なエリアが更に発展し、
「大ソライ塔」という塔を中心とした「新聖界」となった、とあります。

この「大ソライ塔」(つくづく反後博士は塔がお好きですな)は
「地・水・火・風・空」「五成根」としたものだとか。

地・水・火・風・空とは「五大」と呼ばれる仏教思想に基づく世界構成元素の考え方で、
映画「フィフス・エレメント」でも扱われたものだとか。
肝心な「大ソライ塔」の元ネタは結局わかりませんが…。

で、ムービー中ではその五成根の象徴っぽいキャラがちらっと登場してましたね。


並びからすると、左の亀の甲羅みたいな奴が「地」っぽいです。
右目の渦巻きがアラ鬼と関係ありそうですね。

2番目の一つ目君が「水」でしょうか。
空魔に似てるような気もしますが、実は魔僧弁慶のルーツだったりして?

3番目は見たまんま「火」ですね。インカかメディアBWにも似てるような。

4番目が「風」でしょうが、口元がディアナに似てるのが気になるところ。

で、5番目が「空」でしょう。ギョロ目の鯨のようですが、コレだけじゃ何とも(苦笑)

ただ言えるのは、どれもあまり威厳がありそうな感じじゃないな、ってところかな…。

で、1弾の「魔祖ジュラ王」が持っていた「アダムダム固守卵」を巡って白と黒の対立が激化、
新聖界は崩壊寸前に陥るそうな。

ひかり源層紀の間にそんな繁栄と戦乱の時代が入ってくるとは、
いったいどんな古代文明ですか(汗)

そんな中、3人の幻子が「光」の力を手に入れて「光子」へと変身!

テンマが「青い光」に包まれて「天○」に。
ヒミコが「緑の光」に包まれて「氷ミコ」に。
アラギが「赤い光」に包まれて「アラ鬼」に。

まさに光の三原色が彼らに力を与えたというところでしょうか?
そういやテンマ裏書きには「インカ青導」なんて言葉もありましたね。
(さらに以前の相関図によると、ミログリーンP→ニケヤッタム→ヒミコというように
今回の色そのまんまの相関があったことがわかります)

ということで、新たな激動の予感を感じさせてムービーは終了。
物語を主導するらしい聖光ゲンキなどは登場しませんでしたが、
世界観はなんとなく見えてきた感じもあります。

一方で、コロコロイチバンに載っていた「ひかり伝IIストーリー」によると
「幻子が光子に変身して、新聖界の礎となる宙森海の塔を創り上げる」
「真黒域・真白域から裏切り者が現れ、追放されることになる」

ともありました。
後者は今回のムービーでは一切触れられていませんでしたが、果たして…!?

8月のできごと

今月も東映ビックリマンサイトのおかげでネタには困らない一ヶ月でした(笑)

フィギュア情報はさほど進展したわけではないものの、
随時更新されるたぺ助さん達の情報はほどよくツッコミどころがあって
いい意味で刺激を受けております。
(でもウチはトラックバック含め、外部干渉しない主義なのですんません)

そんなフィギュアの発売は、一部では9月6日という話もありましたが、
公式情報では9月中旬となっていて一体いつ頃手に入るのやら。

そうそう、フィギュアのアナザーカラーバージョンについて東映サイトでも情報が出ましたが、
前回のエントリで
>ビックリマンはキラキラ(≒クリスタル)と言うことではないでしょうか?
というコメントをいただいたときにふと思ったのですけれど…。

あのクリアブルーの素材、よーく見ると細かい粒みたいなものが混じってるのがわかります。
最初はただの不純物かと思ったのですが、もしかしてキラキラ感を出すために
ラメのようなものを混ぜているんでしょうか??
(本当にゴミだったら目も当てられませんが)

あとはひかり伝アニメ化!
誰しもが「まさか…!」と目を疑ったのではないでしょうか(^^;
いい意味で期待を裏切ってくれることを願ってやみません。

そういや、惑星の数は増えるどころか減る方向で確定したようで。
しかしながら冥王(アズール)ネタは多くの人が連想するでしょうからあえてスルー(爆)
いや、タイミングを逃すとネタにしづらいんですよね。

そんなこんなで、9月はひかり伝IIの発売を筆頭に企画目白押し!
皆さん、夏バテせずにちゃんとついて来てくださいよ~!!

反後博士、ひかり伝IIを語る

「フィギュア王」最新号にて反後博士インタビュー掲載!
なんと「ひかり伝II」について語っているぞ!!

てなことで、何故かビックリマン特集を連載してる「フィギュア王」にて
今回はフィギュアじゃなくシールの話が掲載。
ま、20thの頃から不思議と熱心ですからね、この雑誌。
去年付録シールをつけていた「日経キャラクターズ」が休刊になって媒体が減った今、
ばんばん熱の入った特集を組んで盛り上げていただきたいものです。

さて本題。
貴重な1ページの紙面の約1/4を反後博士の顔が占めるというある意味異常な構図ですが、
まずはひかり伝の企画が始まったいきさつから。

私が最も気になった一文はこちら。

 『昔の「悪魔VS天使シール」に聖神ナディアというキャラが登場していますが、
 シールとしてはその背後にシルエットとして浮かんでいる超聖神は登場していないんです。』

ちょっと待って、「謎の聖神シルエット」=「超聖神」って、何気に初認定じゃない?!

まあ、そこはどうでもいいので次。(←オイ)

 『その超聖神シルエットを思わせる姿をしているのがクロノズーなのですが、
 クロノズーとしては自らの影響下にあるはずのナディアが
 ヘッドをどんどん束ねていくことに対して恐れを抱いているんですね。』


ぽかーん。

えーと、整理しますと…。

・「超聖神シルエット=クロノズー」っぽいが、断定はしていない。
・「クロノズーはナディアの影響力を恐れた」(まるでデビルとマリアの構図?)
<

この2点に集約されますか。
「ナディアがヘッドを束ねる」というのが「聖魔和合」を意味しているなら、
そのまんまコミック版スーパービックリマンの「超聖神アノド」に通じますね。

ただ、反後博士の発言は
 『そうしたつながりを整理していけば、新しい形でお見せできるのではないか?
 というところが端緒ですね』

とあるので、今語られた流れがそのまま正史となるわけではなく、
あくまでも「発想の原点」であり、改編や練り直しが入る余地も匂わせてますね。

つまりまとめると、「ひかり伝」をスタートさせた流れとしては

1:ナディアの背後の超聖神に着目して、昔のストーリーを創れないか?
2:超聖神は聖魔和合を快く思ってなかったはず。そこをもっと掘り下げよう。
3:いきなり超聖神を出すのもいいが、そのものズバリというのも何なので
  最初は「それっぽいキャラ」を出して謎な雰囲気を漂わせよう。

という感じじゃないかと推測されます。「3」は余計かもしれませんが。


次に、世界観についての話題になって真白域・真黒域・まとば(的場)になり
さらに注目すべき一文が語られます。

 『ひかり伝における「色」というものは一種の因子というか
 遺伝子的なものと捕らえて頂けるとわかりやすいかと思います。』

つまり、「天使」と「悪魔」という別々の因子が掛け合わさると「聖魔」や「次代」になるように、
「シアン」と「マゼンタ」と「イエロー」という因子が重なり合うと「黒」になる。
そんな「色」を各々のパワーソースとしたキャラ構成になっている…ってことっぽいです。
さらには「黒」が「魔」、「白」が「聖」という因子に進化する…とかだったりして。

 『昔の「悪魔VS天使」でも虹というのが重要なキーワードとなっていますから
 それともリンクしていくわけですね』

なるほど、うまい具合に後付けつながったものです。
こうなると7神帝はもとより、最も白に近いがゆえに黒に染まったアリババの話なんか
実に話に絡めやすそうな気がしますよね?

 『裏面にはいろんな情報を盛り込んでいますので、
 「フィギュア王」を読まれている読者さんたちならば、その謎を読み解けると思いますね。』

ちょ、対象はあくまでも20代男子ですか?(汗)

 『光子の中でも重要な存在が聖光ゲンキです。
 第2弾ではゲンキとジェロが出会うことでおこるイベントが語られていますので、
 そのあたりがみどころですね。』

聖光ゲンキも聖太子ジェロも「コロコロイチバン」で既に紹介済みでしたが、
この二人が主人公になるんでしょうか。
なんとなくタケルとカンジーをイメージしたのは私だけではないはず(^^;
(となると、ヒロインは…氷ミコ?)


そんな感じで、最後は復刻シール(と思われるもの)を取り出した反後博士。
 「白と黒、光と闇、聖と悪というのは相対的なものではありますが、
 過去と未来というのもまた相対的なものなんですね。」

と語る博士ですが、
一体どんなシールを取り出したのかは誌面では語られず…。

「未来」が旧・悪魔VS天使シールならば、未来において起こった出来事が
「過去」=ひかり伝においてもまた再現される?

つまり、あの7人(or8人)の運命がなぞられる展開になっちゃったりするんでねーの???

いやあ、もしそうなら旧ファンにとっては期待よりも不安でいっぱいなんじゃないでしょうか。

本当、どうなっちゃうんですかねえ…?

光伝、矢の如し

ひかり伝公式サイトに「相関図アーカイブ」のコーナーができましたね。
前回のキャラクター一覧に続く補完企画のようですが、
どれどれどんな相関図なのかと見てみると…。

…これはまたわかりにくい……。


矢印でつながっているのはいいものの、その矢印の意味が全く書かれていないのが何とも。
「相関図」ならば、どういう「相関」なのかを書いてほしかった…。
想像で補えというのでしょうか?それとも、そこはこれから次第に明らかに…?

とは言え、おかげで新たにわかったり何かしらの関係があると明確になったりしたこともあります。

例えば、ひかり伝1弾の天使・悪魔は宙聖ヘブンエヴァ・宙魔シヴァヘラ・
森聖タピフォー・海魔ネプチューブ以外の12人が「守護士」とされていること

12人というと何やら意味ありげなところですけれど、
シール裏ではタピフォー・ネプチューブも守護士と書いてあるので
結局16人全員が守護士ということかもしれません。

この守護士たちのうち、武魔カタカリカリ・和聖ブラフマンマ・聖英ナポネロン
超聖使シアントラスから黒矢印で結ばれています。

黒は対立関係?もしくは真黒域を表しているのでしょうか?
ちなみにブラフマンマもナポネロンもシール裏にシアントラスの名前が出てきています。
復刻天使などを見ると顕著なのですが、実際に何か深い関係があるキャラ以外に
単に裏面に名前が出てるだけ、という相関も含まれているようです。

そのシアントラスを含む超聖使CMYの3名はそれぞれ超聖使RGBの3名に一方通行矢印が結ばれていますね。

シアントラスが「真紅を吸収」、マゼンタレイアが「活緑吸収」、イエロスが「青ざめ吸収」とあるので
この矢印は攻撃の方向性を示しているものと考えられそうです。
ただここで、シアントラスとブルーインカPの間にも一本の線が結ばれていることが気になりますね。
シアンとブルーという似た色同士、何か因縁があるのでしょうか?
「インカ青導」「シアン深海層」というように、他のシール裏でも頻出している両者だけに
今後の動向が注目されます。

ところでこの矢印、黒が目立ちますがまとば関連だと灰色宙森海関連だと橙色になってます。
しかし聖天マンドロ→森聖タピフォーは橙色で、聖怪ヘラクレス主→森聖タピフォーは黒。
この違いは何を意味しているのでしょうか…?


他に、シール裏では関係が特に描かれていなさそうなキャラのつながりも気になります。
例えば魔祖ジュラ王・魔妃ネロクィーン(王と妃でセットになってる??)が
ともにマゼンタレイア→ニケヤッタムの緑矢印に割り込んでますが、
ネロクィーン裏面ではこの関係が示唆されているものの、ジュラは何の接点も描かれていません。
また、アダムダム固守卵を持つジュラに他の誰からも矢印がついてないのも不自然。
特にクロノズーは「ビッグガラン蛇ズーが固守卵を丸呑みする」とまで書かれているのに…。


さらに、海魔ネプチューブとツタンアーメンのつながりもさっぱり不明です。
シアン深海層に起こる大地震とインカ青感動の満ち引きにはやはり関連があるのでしょうか?!

そういえば水かける蔵!王のQR文に「宙森海大還流準備聖伝ホワイトイカロス飛来」とあり、
この「聖伝」は聖伝キシリストのことなのか「聖なる伝え」なのか不明確だったのですけれど、
相関図では水かける蔵!王にキシリストとホワイトイカロスへの線が引かれていたので
この疑問は解消されました。


わかりやすいところでは、幻子(陽動士)のうちの3人が三選士と結びついていて、
2弾の天○・氷ミコ・アラ鬼へのつながりを明確に表していますね。

ヒミコ・ニケヤッタム間だけ対立型矢印なのがよくわかりませんが…。
ただそうなると、残るキリコとカブトが誰からもつながらず孤立しているのが気になります。
2弾での再登場は無いのでしょうか?(非人間型キャラは辛いのね)

きっと他にも2弾以降での伏線になりうる関係が紛れていそうな予感。
と言っても、今後「ひかり伝II」でもこの相関図載せるのでしょうけど、
全84キャラの相関図なんてまとめきれるんでしょうか??