アニメ版ピア・マルコのシール

玩具雑誌「ハイパーホビー1月号」にてまたしてもビックリマン特集が掲載!
8月号でも20thの特集をしてましたが、今回は限定シールも付いてきました。
反後博士インタビューでは、これまであらかためぼしい内容は既に語りつくされた感もありましたが、
同じ雑誌での2回目ということもあってか内容はまた違った切り口での話が多く
アリババに注目したりマルコ編導入部の裏話なんかもあって読み応えありました(^^)

ところで今回のシール。

例によってアニメ絵柄の大判シール(素材はレインボー)なのですが、
裏面の通し番号が「D-00」
これって「フィギュア王8月号」での限定シールと同じ番号なんですけど…。

裏面の構成がほとんど一緒なので、雑誌社は違ってもシールは同じところで作られたようですが
この番号は「D-01」であるべきでしたよね…。

ところで、記事中では来年発売予定の「アレキサンマルコの章」の情報もあったのですが
その特典として「悪魔VS天使シール DVDオリジナルバージョン2」というのがありました。
またあの変なシール付けるんですね。それでも気になってしまうわけですが(笑)

変更する自由、変更しない自由

いやはや、今回ロッテにはしてやられましたね。

ご丁寧にもパッケージに「シール材質は随時変更されます」なんて書いてあるから
てっきり2000の12弾みたいに数日単位で素材変更が起きるのかと思いきや、
今の今まで復刻角プリズムのまま何の変更もなし
これには拍子抜けした人も多いのではないでしょうか?

ただ、もしこれがロッテの「戦略」としたら…。

ロッテもほとんどのコレクターが素材変更に対してぴりぴりしていることは承知の上でしょうが、
素材変更を行うことで何倍も買わせることができるという「旨味」があるのも事実。
しかし本当に素材を替えると「前の素材が売れ残る」「生産トラブルのリスクが増える」など
必ずしも良い事ずくめではないような気もします。

そこで、こんな作戦を立てたのでは…?

素材を替える予定は無いのに「随時変更されます」と告知する。
これによりコレクターは「変更される前に集めなくては」と焦って買い捲る。
すると発売直後の売り上げがグンと伸びる。

コレクター心理を逆手に取ることで、あたかも人気商品であるかのように売りさばく。
元々が期間限定商品ですから、そのときドカンと売れさえすればOKなのかも。
こうして素材を替えることなく、素材変更と同等の売り上げを得ることができたとしたら…。

なかなかどうして、うまく踊らされてしまったのかもしれません(苦笑)

もっとも、この手はそう長くは使えませんから次に中部などで売られる際には
素材が替えられる可能性は十二分にあるかもね?

11月のできごと。

まずは何と言っても「20thアニバーサリー アンコール版」発売!
(先月もこんな出だしだったなあ)
前回のように2日で発売休止になることもなく、それなりに売れてたようです。
今現在は何故かぷっつりと入荷も止まったような感じですが、
20周年記念事業としてはまあまあ成功の部類ではないでしょうか。
(7月の時点でちゃんと売ってたらもっとよかったんでしょうけど)

おかげでネタにもできたし…てゆーかネタにするぐらいしか
私に取っては意味の薄いシリーズでした
けど…まあまあ楽しめましたよ。
スタンプラリーみたいに、無意味に空きを埋める作業として。

いよいよ12月ですが、スイング2弾新ビックリマンのDVD発売
スーパービックリマン漫画再販など、関連企画が次々予定されています。
どれもイマイチ起爆力にはなりそうにないですけど、また21周年に向けて動いてほしいものです。

その前に、まずは目の前のチョコをどうにかしなくちゃね…。

48ミリに潜む危険性

20thアニバーサリー&アンコール版は初代シリーズと同じ48ミリサイズ
しかし、なまじ旧シリーズと同じサイズだと気になることがありますよね。

それは、アイス版や福袋版との混同、あるいはそれを悪用した詐欺。

誤った情報に惑わされないためにも、ここで一度検証してみましょう。

まず通常だと裏面がアニバーサリー仕様だから間違えようが無いのですが、
悪用するとなるといわゆる「張り替え」が行われる危険性があります。
そこで注目したいのは、レアバージョンとそうでないバージョンについて
裏台紙の違いが存在しないシール。

具体的な例を挙げますと、魔スターP
魔スターPはチョコ版でもアイス版でも裏面は白。裏だけでは区別がつきません。
それゆえ、アニバーサリー発売前は「アイス版と区別できないと困る」と言われていました。
台紙をチョコ版のと張り替えてしまえば、アイス版そっくりになってしまうと思われたからです。

実際にはアイス版とアニバーサリーとでは名前ロゴの色が違うので区別可能でしたが、
ロッテがそこまで考えて対処していたかどうかはわかりません…。

他にもチョコ版で裏面が白いシールはアイス版偽造の危険をはらんでいるのですが、
15弾神帝の場合はアイス版だと石像が足元に描かれているので区別可能。
怪奇ミロク・インカは台紙素材自体の違いもありますが、アイス版だとフチで印刷が切れているので
その部分でも区別は可能です。(怪奇インカの場合はかなり紛らわしいですが…)
ダビデブはそもそもアイス版が存在しませんから問題なし。

そんなわけで、とりあえず注意さえしていれば騙されることはなさそうです。
しかし、アンドロココのパチモノシール(白台紙)を利用して「福袋版」を偽造するなど、
さらに区別しづらい悪用も出てくる可能性があります。
(パチロココは印字が緑っぽいとか、アニバーサリーとはロゴ透けの色が違うとか違いはあるのですが…)

オモテ面にも20thマーク入れてもらうわけにもいかないでしょうから
48ミリ復刻が今後も出るようだと要注意かもしれませんね。