8/16に東日本先行でワンピースマンチョコREDが発売になりました。
例年、夏から秋にかけてその年一番と言えるビッグコラボを投入する傾向がありますね。
過去の例を紐解くと...。
2015年:STARWARS×ビックリマンチョコ <Episode I・II・III><Episode IV・V・VI>
2016年:よしもとビックリマン芸人チョコ <連合軍芸人編><関西出身芸人編>
2017年:AKBックリマンチョコ <チームEast><チームWest>
2018年:ドラゴンボールマンチョコZ/ドラゴンボールマンチョコ超
2019年:機動戦士ガンダムマンチョコ <地球連邦軍><ジオン公国軍>
2020年:エヴァックリマンチョコ <新劇場版:序&:破><新劇場版:Q>
2021年:鬼滅の刃マンチョコ2
従来はこれらは同じ商材を東西入れ替えで2クール展開してましたが、
昨年の鬼滅の刃2ではこの流れを踏襲せず東日本先行のみ。
今回のワンピースマンチョコREDでも同様のようです。
(呪術廻戦マンチョコが微妙な成果だったことも影響してる??)
過去に実施したコラボの続編という点ですでに目玉級ではない気もしますが、
世間をびっくりさせる新規性より確実に売れる安定性を重視し始めたんですかね。
ところでワンピースマンチョコREDでは、昨今の物価高騰の影響で
商品単価が税抜120円になりました。
これまでコラボシリーズは基本的に税抜100円でしたので、
一気に2割増となった計算です。
値上げの流れはロッテだけでないとはいえ、なかなか厳しいところでしょう。
今後コラボ以外のシリーズも80円→100円ぐらいになることが予想されます。
ところでビックリマンの価格というと、いつも「昔は30円だったのに」と言われますけど
あの頃と比べるとそもそもチョコのサイズが全く違うので、
比較するならスーパービックリマン(1991年)の単価である50円と比べるべきですよね??
その後、ドッキリダービーや運の王様や超念写探偵団などもずっと50円。
ビックリマン伝説復刻版(1998年)から何故か60円になりました。
そして次に単価が上がったのはビックリマン20th Anniversary(2005年)のとき。
この時はシールサイズが52ミリから48ミリに原点回帰し、一気に1個80円にアップしました。
ちょうど景品表示法が改正され、中身の見えないシールは景品とみなされたため、
価格の2%以内のものしか封入できなくなったことが要因と考えられています。
シールの原価は公開されてませんが、60円×2%=1.2円より上だったんですかね。
それから17年。
ピーナッツもアーモンドも入っていないジャリジャリのウエハースと
コスト安そうなエンボスシールやプリズム風のシール等で価格維持してましたが、
とうとうしのぎ切れないところに来てしまったということでしょうか。
と言っても、シールに不満が無ければ価格はそこまで問題ではない気がします。
昔と比べて材質や力の入れようがあからさまに劣っているからこそ、
値段の割に高すぎるという印象を持たれているのではないでしょうか。
オリジナルのボイスが聞けるとかいう付加価値をつける試みもいいのですけど、
値段に見合ったシールを出してほしいというのがファンの総意かなあと思います。
でなけりゃ、チョコを小さくする「実質値上げ」の導入ですかね。
そっちのほうが喜ぶファンは相当多いと思いますよ(笑)