臥竜鳳雛

35弾で突如降って湧いてきた新キャラ「聖凰ベンヌダルク」は、
聖フェニックス的な風貌といわゆるキレイどころということでか
近年のキャラとしては珍しく人気になっているようですね。

bennnu.png

そんなこととは全く関係なく、今回掘り下げたいのは
スーパービックリマン第6弾ヘッド「魔凰クレインバスター」です。

cranebuster.png

はい、単に「聖凰?そういや魔凰もいたなあ」というだけのネタです。

前弾に登場したヘッド「甲機メカタートル」のライバルとして登場したキャラで、
亀に対して鶴というシンプルなモチーフ。
鶴だから「クレイン」はいいのですが、何故それが「魔凰」なのかは不可思議です。
マンガではまだ鶴らしく首の長いスマートなデザインでしたが、
シールの姿はずんぐりむっくりで「鳳凰」はおろか鶴からも遠いような...。
ついでに名前自体もプロレス技「ブレインバスター」のダジャレと思われます。

ホロシールが乱発されていた時期ということもあり、
今の感覚では非常にレアな3Dホロにもかかわらず物語的にはほぼ空気
なのに「ひかり伝おとぎ」の公式ページでは反後博士が
妙なリップサービスして物議をかもしたりもしましたっけ。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/blog/2009/07/post-834.html


ちなみに「臥竜鳳雛(がりょうほうすう)」とは
才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。
または、才能を発揮する機会がなく、世間に知られていない英雄や賢者のこと。
だそうですが、この先聖凰ベンヌダルクに活躍の機会は訪れるでしょうか?

マジマジ、マジーフ

15弾の悪魔は智道の悪魔らしくルネッサンス期の発明・発見がモチーフかも?
という話を15年前にこのブログで書いたことがあったのですが、

その際に一人だけ詳細不明だったのが「魔G封」でした。

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おもりが落下するような3すくみマークで、相対するお守りは「豊子ムジューゲン」。
そのため重力に関係することは間違いなさそうなのですが、
それと「魔G封」という名前が結びつきそうで結びつかず頭を悩ませてました。

重力と言えば、物理の授業で習ったことのある人も多いかと思いますが
物体が高い位置にあるとそれだけで「位置エネルギー」を持つ状態となり、
それが重力により落下すると「運動エネルギー」に変換されます。
いわゆる「力学的エネルギー保存の法則」というやつですが、
位置エネルギー[U]は、物体の質量[m]と重力加速度[g]と高さ[h]の積として算出されます。

すなわち
U=mgh
です。

mgh

Ma G Hu

ま じー ふ

と読めるような、読めないような...?!

華族制度の崩壊

先日、バロン・牛若の「バロン」はインドネシアの聖獣の名前ではという話を書きましたが、
今回は(男爵という意味での)バロンとよく対比される「デューク」について考えてみます。

「デューク」というと日本では明治時代の華族制度の第一位「公爵」であり、
バロンが第五位の男爵だとして、その身分差をネタにされたことも多かったようです。

しかし「バロン」が男爵でないなら「デューク」は何なのかという話ですが、
ここで一つの説を提唱してみようと思います。

28弾パート2の12種のヘッドシールはすべてダブルシールになっており、
2枚目の絵柄を12枚合体させるとデューク・アリババになるというのは周知のとおり。
つまり、28弾パート2においてデューク・アリババは13番目のヘッドとも言えるわけですね。

13といえばゴルゴ13。
ゴルゴ13といえばデューク東郷...。

気のせいか、他のアリババに比べて眉も太いような??

きゅー太のひとりアドベントカレンダー

エイプリルフールぶりの皆様こんにちは。
今年も残すところあと1ヵ月となってしまいましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

4月に大量にネタをつぎ込んだのですが、一度に投入しても
一度に消費されてしまってかなりコスパが悪いことに気が付きまして、
今回は一日ごとに小出しにすることにしました。
どうせならいわゆるアドベントカレンダーになぞらえて、
クリスマスまでのカウントダウンをやってみようというのが今回の趣向です。

普通、Webでのアドベントカレンダー企画というと
日ごとに違った人が執筆担当するものですが、まあ細かいことはさておいて...。

カレンダーと言えば、旧26弾のころのウインターパックという商品についていた
組み立て式カレンダーをご存知でしょうか?

winterpack_calendar.jpgwinterpack_calendar_x.jpg

裏面には主要ヘッドの説明なども書かれていて興味深い内容なのですが、
最後の12月分を見てみると...。

winterpack_calendar_dec.jpg

『曼聖羅の最終戦争(アーマゲドン)から新たなる決闘へ』

あれ?アクア層決戦は曼聖羅との闘いということになってるのかな。
シールのストーリー上ではBZH以降放置されていた感のある曼聖羅ですが、
何をもって曼聖羅との最終戦争とみなしていたのかは少々不明ですね。

てゆーかアーマゲドンって...。
随分と過大評価されているような??