照らず光らず

ある意味でアリババ以上に不幸なポジションと言われがちなのが、
次界若神子の一人とされながらも常に選外な照光子

聖光源の若神子とされているのに、ひかり伝での「光」の因子は
何故かピーター(聖星ピエトロ)の系に持っていかれていて
しかもピーターが「幻」に転じた理由も含めて経緯が明かされていません。
(ルーツ伝でいきなり天幻ピーターが出現)

照光自身のルーツらしき存在といえば、「ひかり伝聖魔暦」に登場した
照光守鬼というお守りだか悪魔だかわからない謎のキャラ。(一応は「新守」)

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本来ならこいつとピエトロとの間に何かイベントがあったのではと想像されますけど
そこらへんがほったらかしなのが反後スキームの理解不能なところです。

そして超元祖32弾で双子星相伝決戦の審判を下した「光太子」でしたが、
34弾でユピテルヘッドがブラックゼウスだと見抜けなかったことにされてしまい
せっかく上がった株が20年越しに大暴落の危機...。

神帝にならずにヘッドロココらの行く手を天聖界から照らしていたころは、
役割は違えど次界を目指す使命を果たし続けている印象がありましたけど
ルーツと因子に縛られた7神帝の絆がドラマチックに描かれるたびに
照光のハブられっぷりが色濃くなってしまうというのは皮肉なものです。

なんか35弾にもちらっと姿があるようですが、今度はどうなるんですかねえ...?