道を切り開く12の輝き

旧約聖書の「出エジプト記」には、ユダヤ教の大祭司であるモーセの兄アロンが
主からの啓示により身に着ける胸当てに12個の宝石を飾る記述があるそうです。
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参考記事および画像引用元

これがいわゆる誕生石の起源とも言われているそうですが、
言わずもがな、アレキサンマルコのあのパーツの元ネタですね。

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片や海を渡ってエジプトから脱出するモーセ。
片や海を渡ってエズフィトへ向かうマルコ。

方向が真逆ですが、属性の反転は反後ビックリマンの十八番なので特に驚きはありません。

この聖石胸(ジュエルチェスト)は12個のセントジュエルが結実したものとされていますが、
何故か唐突に武層動伝の天使「超輝ヒノディア」がこれを所持していて驚いたものでした。

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公式サイトにて「マルコでスサノ彷彿(ほうふつ)」と記述されたこのキャラは
何故かスーパーゼウス外伝では「天輝ヒノディヲ」として若きスーパーゼウスと修行したとされています。

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「聖々流転の先長く蛇動剣と聖石輝き増し天のお導きで一方は次代へ一方は蛇の道へ!!」
と裏書にあるように、彼の聖石胸が時空を超えてマルコに受け継がれたと考えられますが、
セントジュエル自体はカーネルダース+ダークが融合するまで現出しなかったようなので
直接的に受け継がれたのは宝石をはめる土台だけかもしれませんが...。

そういえば30弾ヘッド「魚聖臣」の裏書にこんな一文があります。

「聖石の固(かたま)りの上に二なる超輝光交わり連神子」

「聖石の固り」とは時期的に聖石烈隊あたりが思い浮かぶところですが、
これって実はセントジュエルのことだったりしないですかね?

またスサノオロ士の裏書には「聖塔の光とアトランチン中核よりの光がクロスした聖点に
魔柔を下した八聖が到着せし時超輝光発しスサノオ誕生?!」とあります。

思えばパンゲ編開幕時に開通した「日出づルート」はマルコロナ光獣が発したものでした。
巨大レンズと化したセントジュエルが実はそのままパンゲラクシーに到達して
アトランチン中核に落っこちてたりしないですかね?

でもって聖魔究極戦において聖塔が出現した際に、「中核よりの光」として聖石誕生光を発し
時空を超えて超輝ヒノディア(ヒノディヲ)が召喚され、八聖オロチと融合してスサノオロ士になったとか...。

まあ、ぶっちゃけ後付けもいいとこですけど
オロチからオロ士への変容が急激すぎたことに一応の理由をつけたと考えれば、
それなりに伏線回収っぽく見えるのはさすがというか何というか(笑)

そもそもポッと出てきたヒノディア/ヒノディヲにそんな重役を持たせるのが
ビックリマンらしいと言えなくもないのですが、果たして...?