遥かな次回作へ

お笑い芸人の劇団ひとりさんのツイートが話題になってるそうです。

『スタジオにあったビックリマンチョコを何気なく手に取って食べたら、
中からヘッドロココが出てきて驚くも、ちょっとした年代差で
その凄さが周囲にはイマイチ伝わらず無念。』

劇団ひとりさんは36歳。
世代的にはヘッドロココに感銘を受けても不思議じゃないですけど、
周囲の方々はもっと若いメンバーだったのか、
「ヘッド?何スかそれ?」的な反応だったのかも?
そんなひとりさんには、是非ともアメトークで
「ビックリマン芸人」の企画を持ち込んでいただきたく...(笑)

さて、そんなこんなで(?)関東・首都圏で「ビックリマン伝説7」が発売になりました。

今回は旧9弾、ヘッドロココと神帝隊がメインの弾です。
全シリーズでも屈指の人気キャラ登場ということで、
伝説シリーズ初期の頃の活気が戻るといいんですけど。

箱やパッケージは、やたら暗かった伝説6と対照的に明るい色彩です。

ふと箱を開けてみて気づいたのですが、これまでデカデカとうざかった
ソーシャルゲームの宣伝文句が、パケ上部から無くなってました。

今更ですが、やっとあるべき姿に近づいてきたということでしょうか。

でもって、ストーリーシールなのか名シーンシールなのかわかりませんけど
いわゆるマル特シールは予想通り
「スーパーゼウス」「聖フェニックス(武装)」「ヤマト王子」でした。

ゼウスは「黄金神殿」から指揮を執っているイメージ。
「全宇宙」を見守っているそうですが、なんでこういうフレーズを使うのか...。

フェニックスは背景に創爛曼棒と真田守帯(大聖核棒)が描かれています。
聖神パシーが創爛曼棒+真田守帯の接触で発生したような記述ですが...。

ヤマトには、神帝での装備品(頭飾り、首飾り、日出剣、如面の盾)が描かれてます。
「因子継ぐ如面菩薩との合身こそ聖儀也!」とあるのですが、
如面がヤマト因子の一部を持っていて、それを受け取ったということでしょうか?

ヘッドロココ2種は、増力前が金エンボスで、
増力後が魔肖ネロと同様の黒銀エンボスの七色ライン加工。
ノーマルとは同じエンボスながらも差別化ができてて、いい感じですね!

何だかんだ言っても、チョコからゼウスやフェニックスが出れば
普通の人は喜ぶでしょうし、マニアが口うるさく言うことではないかもしれません。

欲を言えば、これで最後ではなく聖魔和合まで何とか続けば、
伝説から入ったファン層にも嬉しい展開じゃないかと思いますが...
...この先、明らかに失速するのは目に見えてますからね(^^;

「ビックリマン伝説・次界決戦編」として、主要キャラ抜粋で続けるのもアリでしょうけど、
キリのいいところで打ち切って次の企画に移行するのもいいんじゃないでしょうか?

「ロココたちの冒険はこれからだ!BMプロジェクトの次回作にご期待ください」
という雰囲気ですけど(笑)

年2回の幕張詣で

今年も次世代ワールドホビーフェアが幕張メッセで開催されました。

毎度のことながら、バンダイの神羅万象ブース以外は特に関心無いのですけど
人気投票関連で大きくスペースを割いていた前回に比べると
ややこじんまりとした印象を受けました。

人気投票結果の展示、一番くじの紹介、カードリスト、次章予告など
見るべきものはそれなりにあったのですけど、
何よりも特にこれといった配布物が無かったのが残念なところでした。
ステッカーも下敷きも試供品も、なーんにもナッシング。
今までは小学生だけとか制限付きであっても、何かしらはあったんですけどね...。

さて、ニュース的な内容は既に先週開催の名古屋で明らかにされてますが、
10作品記念章は「天地神明の章」と題され、
天界への侵攻を進めるメビウスと彼に従うアーク、アポロ達に対し
伝説とうたわれるサイガやポラリスらが立ちはだかるというような、
どこかの10周年記念作みたいな「人気者大集合の章」になる感じです。

それより前に、人気投票キャラによる「トップキャラクターセレクション」が
2月24日発売になるのですが、これ1個150円なんですね...。
素材が豪華みたいなこと書かれてますけど、シークレットもあるようで
どんな感じなのやら気になるところです。
あれこれ出費がかさむ時期を控えているので、どうにか抑えたいとこですけどね...。

餅は餅屋の餅語り

イラストレーターの中村佑介氏によるグリーンハウス評とでもいいますか、
デザイン力の凄さをわかりやすく説明されたツイッター記事が話題になってます。

http://togetter.com/li/619785

ビックリマンが当時あれだけ支持されたのも、
反後博士の人間離れした発想力もさることながら
米澤・兵藤両氏の確かな技術に裏打ちされたデフォルメ力による部分が大きいですね。
こうして同じ「絵」の世界で活動されている方の視点からの解説を読むと、
改めて物凄いレベルの仕事をされてたんだなあと気づかされますね。

スーパーゼウスとヘッドロココの頭・体のサイズが同じというのは確かに衝撃です。
でもスーパーデビルと比べると明らかに比率はオカシイですけどね(笑)

絵の仕事に関わっていて、ビックリマンのイラストに影響された人って
もっと多いと思うんですけど、なんでここまで表だって評価されてないんでしょうね。
グリーンハウスの名前が大きく取り上げられるようになってきたのも
本当にここ数年の話ですし...。

どこかの会社が、ビックリマンに影響を受けたイラストレーターや漫画家などを集めて
コンピレーション絵画展とか企画してくれないかなー。
それをシール化してくれなんてことは言いませんから(笑)

神の見本ぞ知る

ということで、こちらが試供品です。

タイトルは「神(しん)ビックリマンチョコ」で
サブタイトルは「神威転生(かむいてんせい)」です。
カード1枚入りで全51種とあります。

従来なら「悪魔VS天使シール入り」みたいに
シリーズ名の一部が入るところですが、「カード」としか書いてないですね...。

緑髪の若者はこんな感じ。

鉢巻の影の付き方がなんかおかしい気がします。
大砲状の武器があったり、髪型がボッサリしてますが
きっとヤマト王子なんじゃないかと思われます。

というのも、もう一方の悪役キャラがどう見てもスーパーデビルなので。

額当てには「大悪」なんて書いてあります。
こうなると、全51種にどんな旧BMキャラが入ってるのか(あるいは全部?)
気になってきますね。
お助けさんが美少女になってたりするかも?!

それはさておき、パッケージのサイズは神羅万象とほとんど同一。
同じ工場で作ってるんじゃないかと思うくらいです。

きっと外箱も同じで1箱20個入りじゃないですかね?
コンビニに並べる都合上、汎用性のある形状のほうがメリットありそうですし。

ところで、この試供品の「裏面」が気になるんじゃないかと思うのですが、
実はこうなっております!


...うん、残念。

近年の試供品で必ずデカデカと書かれるようになった「転売禁止」の文字。
何の抑止力も無いこの警告文のせいで、本来このスペースに書かれてたであろう
カードの種類・デザイン・ストーリー等の情報がすっぽり欠落してます。
試供品としてあるべき要素が大幅ダウンですよ!

そもそも市販品と異なる付加価値があることを認識しているなら、
こんな警告じゃなく根本的な問題解決を図るべきかと。
転売されたくなけりゃ、一部問屋だけに配るんじゃなくて
ロッテに「資料請求」した人にも配布するとか、何かやり方無いんですかね?
「商品PR」が目的なら、必ずしも販売店だけがターゲットじゃなくてもいいのでは。
トップダウンばかりじゃなく、ボトムアップも強化してうんぬんかんぬん...。

...話がそれましたが、結局肝心な情報は特に書かれてませんでした。

原材料のところを見ると、「クッキークランチ」は入ってないようです。
また、ビックリマンチョコが1枚23gとあるのに対し、こやつは19gとやや少なめ。
既存の菓子と全く同じということは無く、原材料だけ見ると神羅に近い印象です。
(あっちは1枚15gとさらに軽量ですが)
ともあれ、従来と同じウエハースというわけではないようです。

開封してみればわかることですけど!

未開封なレアアイテムを自分で開封するなんてできまへん......。
なんか感触としては、カードが入ってるような感じもあるんですが...。

もっと試供品を広くばらまいてもらえるとありがたいのですが、
そんなわけにもいかないでしょうから、もう少し待つしかないですかね。

カード食玩の「神ナントカチョコ」の話

新しいビックリマンこと「神ビックリマン」の試供品画像が出回ってますが、
多くのコレクターは「神羅万象のパクリだ!」と感じているようで。

頭身の高いキャラクターに加えて、縦長のパッケージ「神威転生」というサブタイトル、
そして「シール」ではなく「カード」であるところ。
どうしても神羅万象を比較対象としてイメージしてしまいますよね。

食玩業界の流れは、もう随分前からシールよりもカードが幅を利かせています。
バンダイや森永などがカード付ウエハースを販売し続けているのはご存知の通りですが、
そこに来てついにビックリマンもカード業界に殴り込み!
...と言えばまだ聞こえがいいですが、
ある意味「軍門に下った」と感じている人もいるかもしれません。

実際のカードがどんなものかが見えないうちは
あまりあれこれ言わない方がいい気もしますけど、
まぁ新たなチャレンジの一環かとポジティブに考えておきます。
(きっと単価を上げるためだとか、いろんな要素が絡んでそうですが)

個人的には、シールなのにあえて貼らないという矛盾したスタンスも
コレクションの魅力の一つだと感じていますので、
ビックリマンは最後までシール一筋であってほしかったとも思います。
まあ、そこまでこだわり強くないんで、カードでも別にいいんですけどね。

それにしても、これだけ形態を激変させてもなお「ビックリマン」の冠を外さないというのは
相変わらずの懐古層狙い路線を続けていくという意味なんでしょうか。
それこそ神羅みたいに、まったく新規の物語を創出するというならまだ評価しますが、
懐古世代は反発こそすれ、あまり食いつかないんじゃないかと...。

流出したパッケージには、緑髪で鎧姿の若者と、いかにもな悪人キャラが描かれています。

いやまあ、ヤマト王子とスーパーデビル...でしょうね、これ。
ちょいちょいデッサンに違和感ありますけど、それは置いといて。

なので「神威転生」とは、旧BMキャラをカードに転生させたという意味なのかも。
過去の人気要素を客寄せに活用することは、多少は仕方ないと思いますけど
余計な混乱を招くのではないかという感じもあります。
「あの懐かしのヒーローたちが大胆なリメイクで復活!」とか言いたいのでしょうけど、
単純に「ビックリマン迷走してんなー」と受け取られる懸念もありそうです(笑)


あとは、反後博士やグリーンハウスがどんな意見を持っているかが気になりますね。
しかし博士の場合、既に退社した身でヒット作も生み出せてない現状だと
発言力が相当低下してる可能性が...?!
GHも結局は下請けですから、権利上の問題でもない限りはロッテに意見できる立場じゃないですし。

...とか書いてると、実は反後博士が思いっきり制作に関わってたりして!?
それはそれで、どちらかと言えば大いに不安要素なのですが(爆)

世界の国からビックリマン

何故か今になってインドネシア版ビックリマンが話題になってますね...。

私がこの話を最初に知ったのは、調べてみればちょうど一年前。
2013年1月17日付のビックリマン研究員氏のツイッターだったのですけど。

でもこの当時は全然話題になってなかったような。

個人的には、どうにか購入できないかと考えて
輸入代行業者に連絡取ってみたりしてみたのですけど、
個数が多くなると商用の手数料だか何だかがかかるとかで
相当お高くなる感じだったので、その時は断念したものです。
今になって考えてみれば、現地の日本人に何らかの形で依頼できれば
なんとかなった話なのかなあと思ったり。

それはともかく、その後さっぱり話題になってなかったので
てっきり他の人たちもスルーしたものかと思ってたんですけど...。

ネットが発達しても、情報は貪欲に探さないと見つからないし
まして広まったり誰かが動いたりもしないんだなあと再認識しました。

しっかし、1年も前に発売開始した1弾が今でも流通してるんですかねえ?
それ以前に、現地人に売れてるんかいな??

引いて楽しい一番くじ~

先日お伝えした神羅万象の一番くじの話です。

続報によれば、発売時期は2月下旬で1回286円(税別)。
トップキャラクターズセレクションの時期に合わせたみたいですね。

で、気になる賞品のラインナップですが......。

A賞「聖龍王サイガ」設定原画
B賞「白面金剛九尾イヅナ」複製原画
C賞「明星神マキシウス」複製原画
etc...

他にもキーホルダーやらクリアファイルやらで、
カードそのものは無い模様。

いやはや、これなら根こそぎチャレンジする必要は無さそうです。
てゆーかこれだとワゴン行きの可能性すらあるんじゃ...?
かっこいいとは思うし、普通に欲しいとも思いますが
別に無ければ無いでもいいかな、て感じです。

でも私の感じてる神羅人気と世間の人気はずれがあるみたいなので、
実は結構売れてすぐ無くなったりして...?

甦る赤き蛇の伝説

神羅万象・九邪戦乱の章の第4弾が発売になりました。

謎の邪神群との戦いは苛烈を極め、
大ボス4体が合体したラスボスを、多くの仲間の協力を得て
ついにうち滅ぼすことに成功した......というのが大まかな流れです。

この章でのポイントは、タロット召喚で異世界から戦士を呼び出したこと。
これにより過去シリーズの世界との一体化がより強く描かれたのですが、
そのせいか今章の主人公の影がかなり薄い気が...。

...で。

この章のエピローグカードは、やはりこの男「魔導神メビウス」でした。(写真では右端)
かつて第三章で天界の秘宝コアキューブを盗んだり、
神の真似事で羅震獄を創造したり、
調和神に記憶を消されて転生させられたりと
過去幾度もシリーズの根幹に関わってきた「ミスター神羅万象」的キャラですけど、
八柱でも九邪でもその存在がちらほら匂わされてきてたので、
やっぱりまた出てくるのかーという印象でした。

今回のチョコ台紙には、4月に「10作品記念章」が登場することが明記されています。
神羅万象がここまでスケールの大きいサーガになろうとは、
誰が予想してたでしょうか(笑)

ときに、今回もレアカードには箔押しバージョンがあるのですが、
引きが悪くまだゲットできてません...。

誰かトレードできる人いたらご連絡願います~。

シンオクの巨額出費?

既に多くの方が話題にされてるところですが、
今年は昨年以上におまけシールの新シリーズ投入が相次いで予定されています。

「境外滅伝」の第2弾が早々と予告されていて今から胃が痛いところですが、
そんな中でも話題の急先鋒なのが「シンオクシール」でしょうね。

スタジオメルファンの存在がコレクター業界で知られるようになったのは
つい半年ほど前のことだったかと思うのですが、
最近の情報によって他にもさまざまな「マイナーシール」が
実はメルファンデザインだったことが明らかになってきています。

1985~90にかけてのおまけシールブームは、
ビックリマン・ジパング伝説を手掛けたグリーンハウスが一大勢力かと思いきや、
ガムラツイスト・ラーメンばあ以外にもオバキッド・魔鏡伝説・ビックリコなど
ビックリマン以外の多くのアイテムをスタジオメルファンが手掛けてらしたわけで、
おまけシールの販売元や種類は数あれど、
イラストをたどれば数社のデザイン会社にたどり着いてしまう状況だったようで(笑)
これまであまり話題にされてなかったのがむしろ不思議なほどなのですけど、
30年近い時を経てこうして裏話が語られてくるというのも感慨深いものです。

それはさておき、シンオクシールについての情報がどんどん公開されてますね。
未だに私のPC・スマホではブロックされて見れないのですが...。
トレンドマイクロ社向けに安全性評価の申請を出すだけで済むと思うんですけど。

なので、ブロックされるまでの数秒間だけ見れる情報をかき集めて
情報をまとめてみました。

『真おくのほそ道しょうゆキャンディー』

第0弾は44種。内訳は以下の通り。
・キラシール21種(ノーマル16種・レア5種)
・Wシール21種(ノーマル16種・レア5種)
・トップシークレット(ホロ1種)
・抽選交換シール1種

キラシールとWシールは箱が別々で各18個入り。(ダブりなし)
(トップシークレットはどちらの箱にも入りうる)
レアの封入率は1箱あたり2~5種。

販売経路はAmazonのみ。
1箱あたり8640円!
購入特典で2箱ごとに抽選交換シール1枚つき。初回購入のみさらに1枚。
他にも抽選交換シールがもらえるキャンペーンも予定されてるとか。

とまあ、結構複雑なシステムにも見えるのですが、
コレクター的には「何箱買えばコンプできるのか」が焦点ではないかと。

キラ箱もW箱も1箱ずつではコンプできません。
コレクターならWシールは未はがし用・はがし用で2コンプ必要なので
それも考えると、キラ箱1つとW箱2つで、抽選交換シールを駆使して
残りのレアを集める...というのも、コンプには届かないでしょう。
そうなると2箱ずつ買って、出なかったレアは交換で...
というのが、現実的に手堅い路線でしょうか。
Wシールのレアを未はがし収集するためにキラ1:W3で買うパターンが多いかも。
何とでも交換できる「絶対交換シール」もWシールの枠に含まれてますし。

...けど4箱で34560円...。
全然現実的じゃなかったです。
いくら漫画やWebで付加価値を付けて盛りあげてもらったとしても、
一度にこの出費は正直イタイですね...。

あと、イラストがまだ一部しか公開されてませんが、
今のところグッと感じ入るほどのデザインは...。
結局のところ、集めたいと思うかどうかが最大のポイントですからねー

やめて!アラフォー男子のライフはもうゼロよ!

こんな記事が「東洋経済ONLINE」に掲載されてました。

『アラフォー男子は狙われている!消費の「ジェットストリームアタック」とは?』

http://toyokeizai.net/articles/-/27730

こちらの主旨をかいつまんで書くと、
いわゆる団塊ジュニア世代の男性が潜在的に持っていた「ガンダム」に対する関心が、
「ガンダム語り」が市民権を得てきたことで顕在化し、
ある種のマーケットのターゲットとして狙い撃ちされるようになった、というもの。

このあたりの状況は、まだ市民権を得ていない感のあるビックリマンに対しても
似たような傾向があると思えて興味深いです。

「消費大好き世代」なアラフォー男子にとって、
ビックリマンも切り口が変われば手を出してしまう「エサ」なわけで、
伝説商法を例に出すまでもなく、幾度となく消費を強いられてきているのが実情です。

ガンダムみたいにマーケットが成熟してくればいいのですけど、
ビックリマンのような間口の狭い市場では、どうしても焼き畑農業になってしまいます。
アラフォー世代のうしろの世代がろくに育ってないのも問題で、
実際ビックリマンチョコのメイン購買層はいわゆる「ビックリマン世代」のまんま。
ビックリマン2000の頃は「20代男性」だったのが、今「30代男性」になっただけですもんね。

この先ターゲットは「40代男性」になるんですかね?
それって「お菓子のおまけ」としては、なかなかクレイジーな状況だと思うんですけど、いいかげんターゲット層を変えてほしいと切に願うところです。

光陰魔矢のごとし

そういえば、このシールが出たのがもう12年前なんですね。

杖が馬になっているのがまさに干支チックなポイントです。

さて、私も指摘されるまで勘違いしてたので大きな声では言えませんけど、
今年はビックリマン悪魔VS天使編の「30周年」ではなく「30年目突入」の年です。

なにせ「20th ANNIVERSARY」の発売が2005年のこと。
なので30周年を祝うなら2015年なのですが、
昨年ももクロマンのインタビュー記事の中でロッテの人が
「「悪魔VS天使」の企画が始まってから、来年がちょうど30年目なんです。」
と言ってたので、29周年の今年に何か企画されるようで。
例の3月発売予定の新シリーズがその先陣になるんですかね?

それはさておき、実は2014年はビックリマン2000が発売されて15周年になります。
このブログでもたびたび2000の不遇な現状を嘆いていますけど、
いいかげん何か一発メモリアルな企画を打ち出してみてもいい頃かと...。

...ってゆーか、もう15年も経ったんですかい...。
今でも親交のあるコレクター仲間の大半は2000が縁で知り合った人ですが、
あれからもうそんなに過ぎたというのは何気に衝撃なんですけど。

まあ、ビックリマン自体が昭和のお菓子というイメージがある反面、
30年の歴史のうち25年分は平成なんですけどね。
(空白の期間も長かったですけど)

はぁー、年は取りたくないですねぇ。

3箱以上買って全てハズレた人が37人以下だといいのに

「境外滅伝」の救済企画のようで実はそうとも言い切れない企画、
ヘルマサカド大トレードが1/3~1/10の期間限定で開催中です!

社内でかき集められた37枚の地獄ヘルマサカドが放出されるわけですが、
それ以外のダブりシール等との「抽選トレード」というのがこの企画のミソ。
本来は3箱以上買ったのにマサカドが当たらなかった人を救うという名目なので、
例えばジライヤが3枚ある人は1枚残して2枚を交換に使う...というように
「ダブり」を駆使すれば応募条件を満たすことができるように考えられてます。
謎チケット2枚1組で応募できる...とかでもいい気がしますけど、
そこは単なる抽選ではなく「トレード」という体裁をとることで
門戸を狭くし、コレクターの覚悟を試すような意味合いもあるのかもしれません。
まあ、ぶっちゃけもうマサカド持ってる人でも応募できちゃいますけどね。

しかし、3箱購入者からマスター以外のダブりを搾り取るようなこの企画ですが、
ここまでの偏重レートは、かつてコロコロで紹介された「ゼウスレート」を想起させます。
スーパーゼウス1枚は悪魔100枚に匹敵する...などと書かれてたのですけど、
あの当時悪魔が何百枚あったとしてもゼウスと交換成立したとは思いにくいです。
現実問題、コレクター同士のシールトレードの場面でも
数で質を補うことは非常に難しいものです。
それなりに質の高いシールを複数出すようなトレードでなければ
お互いが納得できませんからね。

と言ったところで、こんな企画が成り立っちゃうというのは
そもそも境涯滅伝は破綻してた企画だと言えなくない...かな?

2弾の情報もそろそろ公式ツイッターで公開されるらしいですけど、
今度はどんな「売り方」をしてくるのかが注目ですかね??

今年最初の運試し!?

どういうわけか、神羅万象の一番くじが発売されるそうで。
(サークルKサンクスのみ、開始日不明)


http://1kuji.bpnavi.jp/item/739/

2014年は神羅万象10年目突入のメモリアルイヤーですからね。
人気投票を反映した「トップキャラクターズセレクション」も発売を控えてますし、
魔将軍アスタロットのフィギュア化もありますし、
大きな動きのある一年になりそうです。

しかし、一番くじとな...。
中身にもよりますけど、まともに挑もうとすると
相当大変なことになりそうです。
カードが付かなければ運試しレベルでもいいのですけど、
ここだけの限定カードとか来た日には実に困ったことになりそうです。

けど逆に、売れ残って店頭ワゴン行きという可能性もあるでしょうか?

そうそう、運試しといえば...。

コレクターの間で話題になったGHデザインの福袋。
私も買っちゃいました。

こういうのは手堅く実用品を狙うと使い道のないガラクタになるものなので、
運試しに当たり商品つきのやつを選びました。

みごと購入価格の2倍の値札が付いた腕時計が入ってました。
今年はいいことありそうです。

狂ぅとし~

これを書いているのは既に7日ですが、
あけましておめでとうございます。

なぜか干支にちなんだシールを紹介するのが流行りらしいので、
今年は丑年ということで牛のシール画像をどうぞ。

おなじみ、ねこいら牛助です。
「ねこいらず」というネズミ取りだということに
当初全く気付けなかったという話は以前書いた気がします。

...え?

うま?


だって...。


ということで、今年もよろしくお願いします!