ぽかーん。

ちまたのニュースでは、あのヒッグス粒子の存在がほぼ確定したらしいですが、
世間的にジャストなタイミングで超聖士ヒッグズーについて語られたのが、
公式サイトの化生伝標準理論・最終回。

とはいえ、その内容というと
「果たしてそうなのでしょうか?」という博士のお茶濁し(何度目ですか)と
「続きは抽プレのシールで!」という先延ばし。

このシリーズを通して、博士がまともに解説を講じたことはあったでしょうか。
1:博士が突然シール裏関連のメッセージを叫びだす
2:研究員が自説を展開し答えを得ようとする
3:博士はその意見に「鋭い!」などと返すものの、肝心なところは言及せずはぐらかす。
4:研究員は場の雰囲気に呑まれてただのイエスマンと化す。
5:博士、引き続き意味不明なキーワードを並べるが、並べるだけでフォローなし。

なんかずっとこんなパターンだったような…。
どうしてこうなったのでしょう。

抽選でもらえるシールは「超聖士ヒッグズー」にほぼ確定のようですが、
この1枚の裏面だけで数々の化生伝の謎が解けるとも思えません。
それどころか何の解決にも結び付かず、新たな謎を提起する可能性のほうが高いかも。
少なくともそう思わせてしまうくらい、ファン感情は末期状態と言えるでしょう。

博士がああいうキャラなのは百歩譲って諦めるとしても、
研究員のフォローが全く機能していないというのは非常に残念です。
口や態度は悪くとも仕事はしっかり遂行していただける人だと思うのですが、(って一言多い)
このようなライト層にもマニア層にもマッチしていない企画内容では
「ちゃんと仕事してください」と言いたくなってしまいます。

私らは本当の意味で「マニアにはたまらない謎解き展開」を切望しているんですが、
どうやら今のビックリマンプロジェクトにはそういう風は吹いていないようですね…。

曼フィト仮説

※毎度おなじみのヨタ仮説なので、肩の力を抜いてお読みください。

長年、聖梵インダスト裏面に記載されている「ハチス形態」というのは
インダストの虫状の姿と相まって「蜂の巣のような六角形ハニカム構造の建造物」だと
大して疑問にも思わず信じ込んでいたのですけど、
そもそも「はちす」とは「蓮(はす)」の古い呼び名だということを最近知りました。
(語源としては、蓮の実のつく部分が蜂の巣のような形だからという説もあるようですが)

そんなことはさておき、
異聖メディアの口元には、ツタンカーメンの黄金のマスクのような
妙な飾りがついていますが、あれってシールデザイン的には
何をイメージしてつけられたんでしょうね。

キャラクター設定としては、あれは「新羅触管(あらしょくかん)」といい
新たな統治世界を発見すると巨大化し伸びて地面に突き刺さるという
大変珍妙な光景を演出する意味不明なアイテムらしいです。
刺さった後はそのままその地の大黒柱として不動の存在となるのか
はたまた大地から何かエネルギーを吸い出す魔幻型のようなアイテムなのか
その辺もよくわからないのですけど、何にしてもかなりインパクトのあるパーツです。

ツタンカーメンのマスクのアレは、一説には権威を示すためのつけヒゲと考えられているとか。
だとすると女王であるメディアは男神に代わって曼聖羅を統治するべく、
権威を示すためあえてつけヒゲを身に着けたというところなのでしょうか?

そもそも、ビックリマン世界においてエジプト的世界観はエズフィトに集約されがちですが
不思議と全然関連なさそうなところにも「エジプト要素」はありますよね。

しかし曼聖羅とエズフィトは、ともに古い歴史を持つ世界であり、
ともに独自の種族を構成し、ともに女王をヘッドとしているところなどが類似しています。

しかし曼聖羅が水の国であるのに対しエズフィトは砂漠の国。
片や(異聖とはいえ)天使中心の世界に対し、片や悪魔中心の国家。

もし曼聖羅とエズフィトが古代において一つの国が分裂して生まれた世界だったとしたら、
似た文化を持っていることにも合点がいくかもしれません。
実はクレオクスにも異聖の血脈が流れていたりするようだと
いろいろ面白い想像ができるかも?

いや、あるいは…
異聖メディア(異聖メディナ?)が当時栄えていたエズフィトから
国土を半分奪い去って曼聖羅を創造した、という説もアリ?

ひかり伝ではちょくちょく影をちらつかせているくせに
一向に表舞台に登場しないエズフィトですが、
曼聖羅すら何やらうやむやになりつつある今となっては
表舞台に出てくるタイミングを失ってしまったかもしれませんね…。

プリズムイズム

昔は、プリズムヘッドの色プリズムは専用の色つき素材を使っていると思ってましたが、
実際はほとんどの場合が単に背景に色をベタ塗りしているだけなんですよね。
シール印刷の際の着色か、素材メーカーが既に着色した状態で売っているのかはわかりませんけど…。

そう考えると、もっと工夫を凝らしたカラープリズムを実現することって
そんなに難しいことじゃないのではないでしょうか?

例えば、シールの上から下にかけて赤の濃淡グラデーションをかけて炎っぽくしてみたり、
中央から放射状に黄色と無着色を織り交ぜて発光しているように見せたり、
魔スターPOみたいに派手な演出にしてみたり…。

まあ、フチ部分まで細かい演出を加えると、シールを切り分ける際のマージンを取る必要が生じるので
制作側としてはあまりやりたくないところなのかもしれませんけどね。

そういや、黒プリズムや金プリズムはよく見かけますけど
白プリズムって見たこと無いような。
(やってる人もいるのかもしれないですけど)
やはり見栄えがいまいちなんですかね?

幕張神羅夏物語

毎度おなじみ、年に2回の幕張メッセ。
次世代ワールドホビーフェアが開催されました。

神羅万象ブースが登場するようになってから毎回足を運んでいるのですが、
今回もほぼそのためだけに幕張まで行ってきました。

チョコの先行販売があるといっても2週間早いだけですし、
シリアル入力のキャンペーンは正式発売日まで解禁されないらしいのでメリット薄。
最新情報はすぐネットに流れますし、配布ステッカー類はヤフオクで簡単に入手できますし、
あとはあの空気・あの雰囲気を肌で感じられるという点が原動力でしょうかね?

「大魔王と八つの柱駒」第2弾では、シリアル入力で当たるカードセットが6000名(前回は5000名)になってたり
コンビニ限定カードがセブンイレブン・サークルKサンクスに加えてローソンが追加されたり、
いろいろ手を変え品を変えといった印象です。
会場での小学生以下限定のキャンペーンとしては、チョコ1個ずつ配布のほか
輪投げ大会(5回中2回成功すると1弾のPRカード入手)などもあり。
いつも思うのですが意外なほどお子様のファンが多いんですよね。
カードファイルを見せ合ってる子供もいたりして、生温かい目で見守ってみたりしました。

それにしても、先行販売の売り場を「もじバケる」と一緒にされたせいか
やたら並ばないと買えなくなっていたのは残念な変更でした…。

しかし、その場でチョコ食べてそのまま台紙を捨てた子供とかも多かったんだろうなあ。
誰かまとめて回収してたりするのかなあ?