裏の裏まで

聖魔化生伝の全36種シールのうち、12種は残り24種の中の背景色違いだそうで、
その12種の裏面を組み合わせるとキャンペーン景品のシールキャラが登場するそうです。

12枚で合体というと真っ先にデューク・アリババを連想しますが、
ビックリマンキャラなのに正方形の枠ではないというのは微妙に違和感のあるところですね。
もっとも旧BMでの新PMやBZHの前例もあるので、3x4の長方形で描かれること自体は
特に問題にするところではないでしょう。

裏面合体というと、旧BM以降も忘れた頃に採用される傾向があり、
ビックリマン2000のカリユガイスト、32弾の巨神亀獣アリババ、シンクロXのスモールグリーン、夜叉王の眷属ヴォー。
最近だとニコニコ動菓(弐)で合体イラストが2種類見られる仕掛けがありました。



*見づらいですが、キャラクター大集合が2パターンです。

ニコニコ動菓(弐)はミラーコートと透明フィルムの2種類の素材が使われていましたが、
裏面合体は素材ごとに固まっていました。
別々に印刷したものを合わせるとなるとつなぎ目のズレが大きくなったり作成時の手間も増えるでしょうから、
素材ごとに分かれていたのは当たり前と言えば当たり前の話。
でもそうなると、聖魔化生伝は種族ごとにホロプリズム・エンボスメタル・透明と分かれているようなので
背景違いの12種というのがいったいどういう分配になっているのか見えてきません。

ここまでの情報だと、種族ごとのシール素材は聖核伝と同様のようなので
聖核伝のように「ヘッド6・天使10・お守り10・悪魔10」という不均等構成を踏襲する可能性もありますが、
とはいえ聖魔化生伝ではキャラ数は正味24種なので、
「ヘッドが天使・お守り・悪魔より多くはならない」「天使・お守り・悪魔は同数」と仮定すると
「ヘッド6・天使6・お守り6・悪魔6」という構成が最も可能性が高いと考えられます。
(ひかり伝おとぎの七因バンドのように、3すくみの例外枠とかが入ってくるとややこしいですけど)

そもそも「背景色違い」といっても、具体的にどの部分を変えるのか読めません。
エンボスメタルの色を変えるのか、お守りだと箔押しの色を変えるのか、ホロプリの色は…?
あるいは背景色違いと言いながらも、その12種用に新たなシール素材を用意するとか…?

そうなると「厳選12種」の色違いキャラというのは、
・ヘッド6+悪魔6(どちらもエンボスメタルなので一緒に印刷可能?)
・ヘッド3・天使3・お守り3・悪魔3(背景は違うが素材は共通のものに印刷?)
という線が考えられるかと。

違う素材に印刷するなら、種族ごとの構成比はどうにでもなりますけどね。
さてさて…。

うーん、どう?

ビックリマンの話題で久々に盛り上がってるところで
一息つくかのように、「いちごつみ」の話題をば。

ビックリマン伝説と同じ2/21に、いちごつみの新弾が発売になりました。

「うんどうシリーズ」と題されており、キャラは前回までと同じく「うさいちご」。
うさいちご編としては早いもので7弾目に突入です。
その前の「イッチー」のシリーズは全8弾でしたので、
うさいちごもそろそろ切り替わり時が近いかもしれません。

今回は「うんどうシリーズ」の名の通り、各キャラがスポーツに取り組んでいるようですが
複数のキャラが同時に登場しているものがあったり、パッケージに「ぜん20しゅるい」と書かれたり、
わずかにこれまでとは違った要素が見てとれます。
そもそも「うんどうシール」じゃないんですよね。
他の何かと連動してたりするんでしょうか?

でも1つの箱ではダブりまくりという要素は改善されてませんでした…。
また探し回らなければ…。

「謎」が隠すものは?

公式サイトでとうとう聖魔化生伝の第一報が公開されました。
http://bikkuri-man.mediagalaxy.ne.jp/news/237.html

でも既知のキャラしかいないか…と思ってたら!

…子供?
大聖のナディアが抱いていた赤子ゼウスがちょっと育ったような…いや、やっぱ違うか?
足元で飛び交う4つの流星状のモノも気になります。
はたしてはたして??

うーん、否応なくボルテージ上がりますね!

ナニコレ珍3枚

さすが新商品が発売されるとブログのアクセス数の伸びが違いますね。
一日1000HITを超えたのは久々です。
コメントも多数いただきましたし、まさに伝説さまさまですかね??

ということで、世間でも「これは売れるんじゃね?」的な受け取られ方をしたのか
コンビニでも2箱3箱まとめて陳列されている光景をよく見かけます。
実際売れているようですし、なんだかんだ言っても商品力はまだまだ健在なんですね。

さて、そんな中「聖魔化生伝メッセージプレビューシール」として
例の下書きシール3種が封入されているわけですが…。

「伝説」のパッケージではその存在については一切触れていません。
「エンボス」でもないので、ある意味「看板に偽りあり」な状態です。
そして私が個人的に最大のミスだと思っているのは…。

『2012年4月、新作「ビックリマン聖魔化生伝」発売予定!』

この情報がどこにも書かれていないこと。
新復刻シールが出ると思って買ったお客さんにしてみたら、
「聖魔化生伝」ってそもそも何?という状態のはず…。

なんだかわからない初見キャラのラフデッサンなイラストが描かれていて、
裏面にはキャラ名も無く、QRを読み込めば「聖魔化生伝」が見れるわけでもなく、
「乞うご期待!」と言われても意味がわからないでしょう。

聖核伝までの流れをある程度把握しているファンでない限り、
事前情報なしでこのシールを見ただけじゃ新作の先行公開であることに気付かない可能性も高いかと。

「これってナニ?」とtwitterとかで草の根レベルの話題を広げてもらう意図なんですかね?
それとも4月になって店頭に化生伝が並んで「あー、あの時の」と気付いてもらえればOK?

せめて「次回作」とか「新作」とか書いてあればなあー。

伝説 First Impression

一身上の都合で全く余裕が無いので、ほぼ報告のみです。

連弾企画の1、「ビックリマン伝説」をゲットしました。

箱はこんな感じです。

当時の雰囲気を出そうとしている感じはありますが、
情報の無い人がパッと見るといったい何事か戸惑いそうです。

そして個包装ですが…

”ソーシャルゲーム「ビックリマン」と連動!”

…って、これ何の商品??

完全に宣伝モードです。
漢熟覇王3のときもゲームと連動という宣伝文句を商品名よりも先に打ち出して
どんだけ宣伝熱心なんだと呆れさせられたものでしたが、
今回もまたそんな印象です。

パッケージ裏面もゲーム連動の話。

エンボスメタルとは何ぞや、とか第1弾の復刻ということ、下書きシールの存在などは一切触れず。

肝心なシールですが、ある程度は事前に知っていたものの
裏面の3すくみイラストが削除されていたのはひかり伝復刻版シールよりも酷い有様。
どんだけ宣伝に力入れたいんでしょう。
悪魔シールの背景色がどれもこれも緑色ってのも地味ながらガッカリ度高かったです。
手抜きっすなぁ~。

でもって、聖魔化生伝の存在が明らかになった今となっては
ある意味メインイベントともいえる下書きシールについてですが…。

エンボスではなく、フチ部分がメタルなシール。
しっかり下書き状態でした。

絵柄はやはり二重に見えます。
既に明らかになった3キャラの下に、薄いタッチで別キャラ(変身後?)が見えます。
朱雀ポロニアには「旭日鳳凰図」を擬人化する指示が読み取れるなど
興味深い点はあるものの、総合的に見るとやはりこれはナシだろうと思ってしまいますね。

裏面はこんな感じ。

通常のシールはクレジットが「LOTTE/ビックリマンプロジェクト」なのに対し、
この下書きシールのみ「LOTTE/グリーンハウス」となっているのは何か意味があるんでしょうか。

ちなみにQRは今読み込んでも、「連動は21日から」というメッセージが表示されるだけでした。


まあ、これでも一般受けはそれなりにするんだろうなあ。
ロッテオンラインショップでの企画とか公式サイトの告知とか、
いろいろ気になるところもあるので今後要チェックですね。

ついに来た!

「化生(けしょう)」とは…
 1 仏語。四生(ししょう)の一。母胎や卵などからでなくて、忽然(こつぜん)として生まれるもの。天界や地獄、中有の衆生の類。
 2 仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うために、人間の姿を借りてこの世に現れること。化身。
 3 化けること。化け物。妖怪。「―の身」
 (goo国語辞典より)

いよいよ待望の新作情報が来ましたね!

「ビックリマン 聖魔化生伝(せいまけしょうでん)」

4月24日東日本先行発売とのことです。

全36種で、公開されている2種のシールを見る限り
ヘッドはエンボスメタル、天使は銀ツヤシールのようです。
「伝説」に封入されるという下書きシールのキャラもいますね。

ルーツ伝で心臓が、聖核伝で脳が生まれ、いよいよ精神=聖神の登場というわけですか。
哲学系のキャラが多数登場しそうな予感がします。

「化生」とは冒頭で述べた仏教用語。
四生とは「生物をその生まれ方から4種に分類したもの。胎生(たいしょう)・卵生・湿生・化生(けしょう)。」
だそうですが、おそらく今回は2の意味がメインではないかと思われます。
つまりビックリマン世界における「最上神」がいよいよ姿を現すと。

宣伝文句にも
「ビックリマン世代が情報を渇望している「謎の聖神」の正体が、ついに解明されます」
とありますので、いよいよ本当にその時が来たのかも。

ただ「正体が解明される」だけで、シール化するとは書いてないのが若干の不安。
もっとも通常のシールとして封入されるようだとしょぼすぎるでしょうから、
「抽選で当たるスペシャルアイテム」が超聖神のハイクオリティなシール!だったら嬉しいですね。
(キャンペーンの景品がシールかどうかも現時点では不明ですけど)

ひかり伝以降の伏線がどの程度回収されるのか、
はたまた新たな謎が増えるばかりなのか、
幾度となく期待しては裏切られてきた我々ですが、
そろそろ一定の決着を見せていただきたいところですよね…?

12創球は流層を渡る?

「Gアトラクターズ」といえば、全キャラ中随一の巨大さを誇る謎のヘッドで、
彼の頭部こそが「大ポリニア」であるとされています。

ダークマターのライバル的なポジションで登場しましたが、
大ポリニアはマターが支配していたわけですから
Gアトラクターズもまたマターに支配されていると考えるのが道理。
「源層導師」という肩書を持ちながらも名前が悪魔フォントなのはそのせいかも。

そんな彼の最大の謎は、シール裏のこの文章ではないでしょうか。

 [我の送りし12創球が新たなる非層での大結球を目ざし飛び去る?]

「12創球」はシールに描かれた12個の球体で間違い無いでしょうが、
これが飛び去って「新たなる非層」で「大結球」、つまり一つの球体になると?

この設定、その後さっぱり振り返られずに放置されたまま…。


…って、本当にそうなのでしょうか?

これ以降に12の球体が絡んできそうな話があったか探してみると…
興味深いのはこの一節。

 [アクア層(秘)話 聖なる12の光輝が黒層界接近]

これは25弾ヘッド・怪伝ダビデプのシール裏記述。

さらに

 [アクア層(秘)話 さらに新たな12弱光ボンヤリ](夾角士キッゾ)
 [聖なる弱光のうち5つが我になぜか異常接近?](夾角士トリノン)

と続きます。

大ポリニアから放たれた12創球=聖なる12の光輝、とは考えられませんか?

で、12の光輝とは何ぞやというと、これは素直にシール裏に描かれたまんまでしょう。

そう、シルエッシュ。

ギャルジャー5、ヤマト、オズ、コッキー、プッチー、玉磨留、ジュリエイト、超光子。
25弾シールでこの12人が乗っている魚型のシルエットのことだと思われます。

つまり「12の光輝」=シルエッシュ、「12弱光」=シルエッシュに乗った12人
と考えられると思うのですが、どうでしょ?

話をつなげると、Gアトラクターズが放った12創球ははるかアクア層にてシルエッシュとなり、
12人の次代を導き更なる層(パンゲ?)でひとつに再結合する…
…という構想があったんじゃないかなーと思ったり。

ところで、12弱光のうちトリノンに接近した5つとは誰でしょう。

ここからさらに妄想の域に入りますが…、
Gアトラクターズはダークマターの支配下にあったということ。
12人のうちマターと接点のあったのはちょうど5人。
そしてキッゾ&トリノンはパンゲにおいてハムラビ&タートルへ進化してしまうこと…。

未来に希望を託そうと最後の力で12創球を放ったGアトラクターズの願いもむなしく、
その角に悪魔の因子を内包したギャルジャー5がマターの意思でSトリノ系子の元に運ばれ、
その影響でトリノンの悪魔因子が目覚めてタートルへの進化を促し、
タートルの力でキッゾもハムラビへとパワーアップを果たし、日出づルートに便乗してパンゲへ到達。

…って、あり得ると思います??

まあ、普通に考えれば12の光輝=アレキサンマルコ(の聖宝石)のことで、
12の弱光=そこから生み出されたシルエッシュ、と考えるのが素直なところかもしれません。
そうなるとGアトラクターズは全然関係してこないんですけどね…。

わざわざギャルジャーを介さなくても、マター本人がアクア層に来てるんですから
まどろっこしいことしなくてもトリノンを直接タートル化することもできそうですし。

うーん、真実はどこに…??

宝島おかわり

あの別冊宝島のビックリマン特集本に、まさかの第2弾が発売予定とか!

「別冊宝島 ビックリマン・シールコレクション 悪魔vs天使編 80’sチルドレンセレクション」

3月15日ごろ発売予定、一冊980円とのことです。

今回も復刻シールが付録だそうですが、単純に旧2弾のコンプではなく
聖フェニックス・サタンマリア・ヘラクライストの3ヘッドとすくみ30種
…らしいです。

前回のクオリティとこだわりはかなり満足でしたので、今回も期待したいところです。
とはいえ、ひとまず続報待ちですね。
こういう「ビックリマン本」は大歓迎です。

ちなみに、前回調子に乗って10冊以上買い込んだものの
それっきり開封もせずに放置しているのは内緒です。

漢検してんの?

先日発売が発表された「ビックリマン本」こと「漢熟覇王の小説第2弾」。
悪魔VS天使ファンに変に期待を持たせるような情報の小出しにイラっとしつつ、
当初Amazonではなぜか取扱い中止になっていたので、ひとまず書店で探してみました。

…どこのジャンルにあるんだろう??

児童書といっても絵本の類ではないし、
ジュニア文庫みたいなところには見当たらないし。

で、探していたらBM2Kの"シナリオ総司令官"氏が書き下ろした
某超次元サッカーアニメの小説を見かけたりして(笑)
このお方も何だかんだで最前線で突っ走ってるなあ。
もうすっかり疎遠になってしまいましたが。

話が脱線しましたけど、結局見つけられなくておとなしくAmazonで注文したのでした。

「ビックリマン 漢熟覇王 漢権四天王との激突!」

内容は前回の続きですね。
で、最後のページだけ見るとどうやらまた「次巻に続く」という形式のようです。
ビックリマン本は確実に新次元に突入してしまいました。
漢熟に恨みは無いのですが、元の次元に帰ってきてほしいです。

付録のシールは、こちらのキャラでした。

素材は前回と同じく星模様のホロフィルム。
裏面はチョコ1弾と変わりなく、シールサイズが52ミリになってるのも前回同様です。

続編が出たということは、前回の本はそれなりに売れたのでしょうか?
引き伸ばし気味だったケロケロエースでの特集も今発売されている号では消滅してましたし、
今後すそ野が広がる感じは見受けられないのですけど…。