テコ入れ失敗例?

16弾ヘッド・古聖長ヘブダヤの裏書に記載されている「次聖域新導士」について、
そのすぐ次に「八ッ!」と書かれていることや、
ヘブダヤの服に付いている短冊型アイテム「ペンタバナ」に
「変事の時破れとび、天地八騎を呼び、守理力合致で増力するという」と
図解説明があったことから、当時は神帝隊(照光含む)のことかと思われました。

しかし考えてみれば、わざわざヘブダヤに呼ばれなくても5神帝+ヤマトは前線にいましたし、
「守理力合致」がジェラ珍抗体の一件を髣髴させますがヤマトやアリババはその恩恵を受けていません。

結果的には、18弾に登場した「パフォマン聖烈組」の8人のことだと考えられます。
ヘブダヤが導いた天蓋瀑布にのさばるアスレ千鬼を彼らが攻略したわけで、
ついでに「守理力合致」してパワーアップしたのはソルジャン類のことかもしれません。

それはさておき、17弾からの「公取委ショック」の影響もあってか
どうにも印象の薄いパフォマン聖烈組。
ネロの系子であるフィニッシャー王以外の7人は再登場することもなく、
その後のビックリマン人気の低迷を予感させる面々でした。

その一因として、17弾でのネーミングの試みが影響していると思われます。
それまでのマンネリズムを打破しようとしたのか、天使からは「聖」「神」「天使」、
お守りからは「助」「守」、悪魔からは「魔」「鬼」などを持つキャラが減り、
カタカナだけのキャラなどが増えたのが印象的です。

そのため、「アクロバットマ」と「ギッコンバット」はどちらが天使・悪魔か一瞬悩むことも?
ビックリマンらしさの一部を欠いたことで、ファン離れを後押ししたとは考えられないでしょうか。

同時に、単純に意味がわからないネーミングというのも増えました。
「カルトサスケ」は何がカルトで、3すくみの意味とどうつながっているのか。
「アングスライラー」が「アングラーフィッシュ(アンコウ)」+「スライダー?」なんて難度高すぎです。
「超モラスク」に至っては「モラスク=軟体動物」だそうで、3すくみ的には外していないものの
キャラデザは吸盤だらけで軟体動物的じゃなく、そもそもこのネーミングどうなのよって感じです。
まだ「Qバン王子」とか名付けたほうがビックリマンらしいというものかと。

この傾向は「お助け」を創設し原点回帰を狙った26弾まで引きずることになります。
「わかりやすさ」が失われ、シールを手にした第一印象が「どういう意味?」となってしまったわけで、
仮に公取委ショックが無くても人気凋落は必然だったかもしれません。

ついでに、ひかり伝でも同じ轍を踏んじゃいましたね…。

27th Anniversary??

公式サイトで何か来ました!

「ビックリマン27年目の起想」
「2012年新春、連弾企画始動」

だそうです。
何やら意味深なラフスケッチもちらりと覗いています。

ルーツ伝や聖核伝とのつながりがあるのか無いのか、
「原点回帰」が意味するところは何なのか。
期待していいのかどうか素直になれないのですが、
とりあえずは様子見ですね…。

新規層開拓成功!

先月からスタートしているブラウザゲーム「神羅万象フロンティア」が面白いです。

現時点で使用可能なキャラは第一章第1弾~第3弾と七天の覇者第1弾~第3弾までのみですが、
仕事帰りや休みの日とかに時間を見つけてはちまちまプレイしております。

そんな程度なのでまだマップは空白だらけですしキャラのレベルも最大で15とかなのですが、
(4パーティほど満遍なく動かしてたら全然進まない(笑))
ライゼン、五行サイの全体攻撃コンビ、壁ルーグ、狸4姉妹などは運よくゲットできていて
そこそこいい感じの引きなのではと自画自賛してみたり。

ゲーム自体は一ヶ月以上「神羅大戦」がメンテナンス中だったのがようやく再開され始め、
同時にいよいよ課金システムも動き出し、ますます貧富の差が開きそうな予感です(^^;

ところで興味深いことに、神羅フロンティアが始まって以来
実際の神羅万象チョコの売り上げが大きく伸びているらしいです。
この手のゲームはチョコから入った層が大部分だと思っていたのですが、
逆にゲームからチョコに手を出す層も少なからずいるようで驚きです。

チョコを買ってポイントを集めて「覚醒カード」を入手すると
そのキャラをゲーム内でも使えるようになるという連携システムが大きな要因と思われますが、
某問屋では七天2弾は売れ残ってるのに3弾は完売していたりと
如実に販促効果を上げているようで、担当者は笑いが止まらないかと。

あんまりやりすぎないでいただきたいですけど、
なかなか今後の展開が楽しみなところです。

腕なのか脚なのか

以前からなんとなく気になっていたのですが…


「巨魔キングフット野聖」って何ですかね?

ことの始まりはひかり伝聖魔暦の「聖白ヘブン神」のQRコード。

『5聖力を圧倒する巨魔キングフット野聖来襲』

ここで5聖力と言われているのは、聖白ヘブン神のこと。
旧9弾のヘブン士5人が質の悪いコラージュみたいな合体状態になっているキャラです。

この一文から、「巨魔キングフット野聖」というキャラが存在し
その名前から魔スターPと野聖エルサMの双方のルーツであるのではないかと想像されたりしています。
野聖エルサMの持つ「キングフット聖棒」の先端に付いている熊の手のようなパーツが
魔スタリオスが聖神との戦いで切断された右腕であることは、皆さんご存知でしょう。

エルサMのほうは聖魔十戒で「ヘブン神エルサ」が登場しましたが
これも巨魔キングフット野聖が分裂した片割れではないかとも考えられているようです。

しかし私は例のQRコードを最初に見たとき、こう考えました。

『5聖力を圧倒する巨魔キングフット/野聖来襲』

最初から「巨魔キングフット」と「野聖」はそれぞれ別に存在し、
聖白ヘブン神を襲う巨魔キングフット(おそらく魔スタリオス)の場面に
野聖(ヘブン神エルサ)がやってきて撃退した、というストーリーではないかと。

この戦いで巨魔キングフットの右腕がナディアに献上され、
ナディアがのちに戴冠式典にてエルサにキングフット聖棒として授与した、となれば
時系列的にもだいぶ整合がとれているように思われます。

でも「来襲」という言葉からは敵対者の印象を受けるので、
野聖が来襲というのはやはりしっくりこないのも事実。

魔スタリオスがひかり伝でちっとも姿を見せなかったのが悔やまれます。
さすがに博士が忘れてたとは思えないのですが、今となっては完全に機を失った感がありますね…。

子守りなコウモリ

あんまり話題になったことはないような気がするのですが、
ワンダーマリアの頭のコウモリ(バットキャッチ)って
ノアフォームのコウモリ(魔守護バット)と同一ですよね?
ついでに小般若リングと魔守護重般若リングも、もしかしたら同じかもしれません。

何を根拠に言っているかというと…

20th博士コード:
・増強マリアはノア黒ズーが守る(ワンダーマリア)

ルーツ伝:
・ノアフォーム魔守護バット飛び去り重般若リングが肥大飛翔??(ワンダーマリア/ノアフォーム)

アイス版シール:
・聖なる力が異常接近すると魔守護バット飛ぶ(ノアフォーム)
・魔守護重般若リングは聖体征服で増力拡大!(ノアフォーム)

また、ルーツ伝では他にも
・魔狂期ノア悪和合球誕生のマリアBに魔守護群を放ち魔身着!(サタンマリア/魔胎伝ノア)

という一文があります。

これらから導かれる一つの流れは…

ノアはもともと3つの魔守護団(黒ズー)を所持していた。
→このうちまだ小さかった般若リングをサタンマリアに譲渡
→マリア6聖球強奪時に般若リング装備で魔身着(小般若リング化)
→ノア、魔狂期を迎えヘッドロココと交戦
→魔狂期が終わりノアフォーム化。このときマリアから般若リングを呼び戻す。
(この時点で聖体征服により小般若リング→魔守護重般若リング化)
→聖なる力(ロココ)の異常接近により魔守護バットをマリアに飛ばす
→同時に重般若リングも肥大飛翔し、プロト般若リング化
→サタンマリアがワンダーマリアに増力。

さて、特に矛盾も無いと思うのですがいかがでしょうか?
それとも皆さん当たり前のように思っていた今更な話だったり??

ロートルコレクターのつぶやき

ここ最近、プレミア系シール業界がパッとしない印象を受けます。

ひと昔前まではやれ試作版だのやれお宝グッズだのが散見されたものですが、
見渡せばパチシールだの黄ばみ無しシールだの、ともすれば価値の押し付けかと思われるような
なんともグッと来ないシールしか見かけないような気がします。

かつてはセレクションやハピラキなどで一般層がビックリマンを振り返る機会が多く、
そのつど新たな掘り出し物が湧いて出てきたという状況だったものが
シールブームの陰りに比例して世間の注目も無くなり、総じて低迷したというところなんでしょうか。
もっともどっきりシール以来、来年で35年になろうという現在では
さすがに底を打ったのではという意見も当然ながらあるでしょうね。

それでも、有名なコレクターさんたちはどこからか掘り出し物をゲットしているようで
羨ましいやら妬ましいやら(笑)

もっとも、そうそうレアなものが掘り出されたとしても
それをゲットできるかどうかは何かと難しいご時世だったりしますけどね。

現行品しか手を出せないような現状では、コレクターとしては三流ですねえ…。