歴史大戦終結

ゲッテンカ公式サイトにて、現行の第9弾をもって最終弾とする案内が告知されました…。

ある意味予想通りではあるのですが、ついに確定してしまったわけで
約2年にわたり続いてきたコンテンツにひとまずの幕が下ろされることになりました。

いやー、でも結構楽しませていただきました。
そもそもグリーンハウスのデザインであることが発端ではありますが、
これまでアーケードゲームに無関心だった私が(ゲッテンカだけですが)ゲーセンに足を運ぶようになりましたし、
1/800のカードには苦しめられましたが、収集意欲をほどよく刺激されたのも事実です。
最終9弾の豪華なラインナップやキャンペーンシールでは「出し切った感」があったので、
むしろ終了するならここがベストなタイミングではないかという感じもしました。
今にして思えば、8弾で唐突にプリンセス江が出てきたりした時点で終了が決まっていたのかも?

ただ、かつてスタッフの方がどこかのインタビューで語っていたように、
「レキシ仙人の前掛けに世界地図が描かれている伏線」を活かせなかったのは残念でしたね…。

関係者の皆さんお疲れ様でした。

でもグリーンハウスだけ継続採用して別のカードゲームが始まったりしたら、
嬉しいやらめんどくさいやら、どうしたものでしょう??

邪パネットきゅうた

ロッテのオンラインショップサイトが最近リニューアルしたとかで、
11月30日までキャンペーンを開催中です。

期間内の買い物金額の合計(税込)が5000円に達すると
「特製コアラのマーチ六角バッグ」
同じく9000円以上で
「特製コアラのマーチトランクボックス」
がもれなくプレゼントされるというものです。
(クイズに答えると抽選で当たる、というキャンペーンもやってます)

普段なら「誰がそんなにお菓子ばっかり買うんだよ」と一蹴するところなのですが、
うまい具合に先日販売開始した「ニコニコ動菓チョコ(弐)」がラインナップされてましたので
3箱+他のお菓子で9000円分買っちゃいました。
今回、他で予約とか全然してなかったのでちょうどいいタイミングでした。

さすがに定価ですが、一定額以上で送料無料だし今回のようなオマケが付いてくるというので
どっちみちシール目的で大量買いする身としてはなかなかおいしい話だと思いません?

で数日後、ニコニコ動菓チョコ他はこんな箱で届きました。

これだけでちょっと嬉しくなってしまった自分が憎い(笑)

ちなみにプレゼントは12月になってから改めて対象金額内でどれを選ぶかを選択するそうなので、
手元に届くのはしばらく先になるみたいですヨ。

ミリオンセラーの実像は?

昨年発売されたニコニコ動菓の第1弾は、一ヶ月で100万個以上の出荷があったそうな。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw63257

第2弾告知のプレスリリース中で、いかにもヒットしました的な宣伝文句として書かれています。

しかし100万個と言われてもピンとくる人はほとんどいないかと。
なのでちょっとばかり検証してみたいと思います。

まず「100万個」であって「100万箱」とは書かれていないことに注目。
こういうのは数が多く見える方にカウントするのが常ですよね。
箱単位に換算すると100万/30=約3.3万箱。
カートンに換算すれば100万/(30x8)=約4166カートン。
途端に「あれ?それほど多くもないんじゃない?」という気がしてきませんか?

次に、他の商品の場合を引き合いに出してみましょう。

神羅万象チョコの場合。
バンダイのプレスリリースによると、2005年10月時点で(第一章)第3弾発売前での累計販売数は
「1000万個以上」と書かれています。
http://www.bandai.co.jp/releases/J2005100501.html

単純計算で1弾あたり500万個。
神羅は3か月で弾が切り替わりますから、1ヵ月だと約160万個。
ですが出荷数ではなく販売数と書かれているのが見過ごせませんね。

他にも、ドキドキ学園は総販売量が2億個だそうです。(Wikipediaより)
そしてビックリマンは毎月1300万個、最盛期には年間4億個で、トータル15億個というから桁違いです。

さて、ニコニコ動菓は100万個出荷とのことですが、
出荷量であり販売量とは言っていないのがミソでしょうね。
実質的にどれほどの違いがあるかは流通の仕組みに詳しくないのでわかりませんが、
もしかして一度コンビニの倉庫に出荷されたものが返品されるようなこともあるんでしょうか。

販売開始から約半年が過ぎた今年の3月に、ニコニコ本社でまだ大量に在庫があることが話題になってました。
「貴族買い」と称してカートンで販売するスタイルも提示していたようです。
実際にコンスタントに売れていたようではありますが、
なんとなく「世間的にはそれほど売れてはいないんだろうな」という印象を抱かせました。

ちなみに、2010年度の全国のコンビニ件数は約4万5000件だそうです。
1店舗に1箱ずつ出荷されたとして45000箱、つまり135万個。
てことは、100万個というのはコンビニ全店にすら行き渡っていないという計算になります。

ことさらイメージダウンを狙ってるわけではないですし、
漢熟覇王やその他の昨今の食玩よりは売れてる印象ではあるのですが…。

まあ、そんなもんですよね。

ニコニコのキラキラ

11/22にニコニコ動菓の第二弾となる「ニコニコ動菓(弐)」が発売になりますが、
それに先駆けて原宿のニコニコ本社にて発売前イベントが開催されたそうです。

ニコニコ本社ビルが「ロッテ本社?ビル」に変貌し、
2階のカフェでロッテ限定メニューが売り出されたり、
3階の売店でロッテ製品を買うと限定シールがもらえたり…。

そう、「パイの実」「トッポ」「コアラのマーチ」「クランキーチョコ」などを買うと
1個につき1枚ずつ、商品には封入されないキラシールがもらえました。
 
 
 

それがこれ。

ちなみにイベント期間中のニコニコ本社はこんな感じ。


私はニコ動はおろか動画サイト自体滅多に見ないほうなので、
このキャラが何なのかはgoogle先生に聞くまで全く知らなかったのですけど…。

そんなことは一切関係なく、「限定」シールというだけで無駄に心躍るのはコレクターの悪い癖。
まあきっと、この手のシールは一つのイベントでは配りきれないほど作ってるでしょうから、
今後別の企画とかでも配布される可能性は高いと思いますが…。

ところで、今回の商品販売に際して
「twitterのつぶやき件数に応じて公式サイトでシールを公開」という企画も実施しているそうで、
twitter連携自体は今やありきたりな手段ですが、こういう現代的な取り組みで盛りたてていくのは面白いですね。

そうでなくても、作り手も受け手も両方楽しんでいる感じがするのがニコニコ動菓のいいところかと。
そういう意味では、中身がまるで理解できなくてただコレクターズアイテムとして集めるだけというのが
なんとも寂しいところだったりもしたりして。
だからといってニコ厨になろうという気はさらさら無いんですけどね。