シールシルミシル

先日放送された「シルシルミシル」は見ました?
「昔 はやったアノ○○は今?」という新コーナーで
1985年のブームとしてビックリマンが取り上げられてました。

番組内では、ピーク時には年間4億個を売り上げた話を筆頭に
かなりすごいブームがあったことがひとまず語られたのち、
今どうなっているか、ロッテ商品開発部の大野さんに取材が敢行されたのですが…。

ここからビックリマンの現状についての紹介がされたのですが、
あなたはいくつツッコミを入れられますでしょうか?

(1)まずロッテ大野さんのコメントから。
「いったん販売を休止させていただいていましたが
今年の3月にまた発売させていただきました」

(2)1999年に「ビックリマンチョコ2000」を販売し、
当時の小学生が20代になり、大人買いして大ヒット…したが
ブームが長続きせず2002年に販売を休止。

(3)そんな中、今年3月に「ビックリマン聖核伝」として「復活」し、
当時の小学生が30代になり、大人買いでまたヒット。

(4)しかし6月で一度販売を終了するということ。
大野さんいわく、その理由は
「みんな大人買いで3ヶ月ほどでコンプリートしてしまい、
(それ以降の)販売が厳しいため」。


はい、いかがでしょうか?

まず(1)から。
あたかも旧作から聖核伝まで空白期間であったかのような発言です。
いちいちひかり伝やその他の別シリーズ(シンクロXなど)に
触れる時間や意義が無いとはいえ、ファンとしてはひっかかる展開です。

(2)について、2000を当時のファン層を狙ったとして取り上げるのはいいのですが
3年間も販売しておいて「ブームが長続きせず」ってのはあんまりかと。

(3)ここでもひかり伝やルーツ伝が無かったことのように語られています。
当時のファンを狙って再三リリースしていることの説明が目的でしょうから、
細かいことは気にしないべきかもしれませんけど…。

そして(4)、3ヶ月でコンプされるから売れなくなるって…。
旧作でも2ヶ月で次の弾に切り替わって同じものを出し続けたりはしてないのに、
一体何を言っているんですかと。
そんな寝言を言うくらいならさっさと聖核伝2弾を出してくださいよ。
…という声が方々から聞こえてきそうです(^^;
いくらテレビ向けの発言とはいえ、ちょっと聞き捨てならないところですね。

さて、ここまではロッテ的には新商品宣伝への前フリ
いよいよここからこの夏の秘策ともいうべき
「自称・小学生向けのビックリマン」の紹介が始まるわけでして。


キャラを現代風にモデルチェンジし、ゲームや漢字の勉強もできるとアピール。

「ぶっちゃけ 売れると思いますか?」という番組スタッフの質問に対し、


「相当すごいことになると思います」
と自信に満ちた笑顔を見せる大野さん。
実際にどうなるかはともかく、ロッテとしての意気込みは結構強いみたいです。

「ビックリマンチョコは今 復活ののろしを上げていた!」

…もう何度めののろしかわかりませんが、
確かに新規ファン層の開拓には成功してほしいところです。