缶バッジマスターへの道

ニッスイ・ビックリマンソーセージのオマケだった缶バッジについて
情報があまりにも乏しく、全部で何種類あるのかはほとんどわかっていません。

…でした。

以前に「初心者缶バッジコレクター」という記事を書いて早や3年。

この数年集め続けてきたことにより、その全貌がかなり判明しつつあります。
今回はその調査結果と、未だに謎となっているところについて報告いたしましょう。

まず全部で何種類あるか、なのですが。
このバッジ、側面にシールと同じ番号缶バッジとしての通し番号が記載されています。

ヤマト王子は、5-(56)-(天)-[若]と書かれています。
これはシールでは5弾・No.56天使・若神子という意味ですが、
それとは別に(4)とも書かれていて、これは缶バッジの通し番号になっています。

これを頼りにリスト化してみたところ、最も大きい番号は聖神ナディアの287番でした。
それより大きい数字のバッジをお持ちの方がいましたらご連絡いただければと思います。
※リストはこちらにアップしてみました。
私が所持していないのはNo.235で、前後の並びからおそらく怪虎師だと思われるのですが…。
あと魔肖ネロとヘッドロココ最終武装は通し番号の記載が無いため、
おそらくここだろうということで仮に171,172に入れています。

ところで缶バッジにもバージョン違いがあります。
以前もちょこっと触れたことがありましたが、スーパーゼウスなどには
扇プリズムのものとラメ模様のものの2種類があります。
(細かいことを言うと、扇プリズムにも逆扇が存在します)

扇プリズムのヘッドは、スーパーゼウス・シャーマンカーン・聖フェニックス2種・
スーパーデビル2種・サタンマリア2種・始祖ジュラ・ヘラクライスト3種
です。
その他、ブラックゼウス・魔肖ネロ・ヘッドロココがホログラムでしたが
それ以外はラメ模様だったりベタ塗りだったりでプリズムではなくなりました。

で、扇プリズムとラメ模様の両方が存在するヘッドが全部で何種類あるのか、が謎でして…。
スーパーゼウス・シャーマンカーン・スーパーデビル(通常)・ヘラクライスト(赤)
だけは確認できていますが、果たして残りのヘッドにもラメ模様があるのでしょうか。
てゆーか、そもそも何故これらのバージョン違いがあるのでしょう。
扇プリズムが使われなくなった頃に、ゼウスなどが再登場した経緯があったんですかね?

あと素材違いとしては、一部の天使にツルツル素材とラメ素材の2通りがあります。
通常発売時にツルツル素材で出ていたキャラが、後にプレゼント賞品としてセットで出たとき
ラメ素材として出ていたためなのですが…。
対象となるのは、老天使6人、復活天使6人、一本釣帝、静女天の計14種
当然ながら、これらのラメ素材版に未開封バージョンはありません。


「ん?未開封?」と思ったアナタ。
このバッジ、元々は透明なパッケージで包装されているので、
私は未開封バージョンで収集しています。
ちなみに先ほどのリストで番号が太字になっていないのが未開封未所持で、あと19種ほどあります。
未開封であっても錆びが付く場合はあるので、状態維持が難しいところなんですけどね。

収納には、コイン用のホルダーを利用しています。

他に珍しい違いとしては、こんなものがあります。

オーロラ幻神なのですが、名前がポンプ幻神になっているものがあります。
もちろんポンプ幻神はポンプ幻神でちゃんと存在しているので、
こちらはオーロラ幻神のエラー版ということになります。
他にもこういうのはあるんでしょうか?

それにしても、相変わらずネット上でこれを他に集めているという人を見かけないのですが、
私以外に真剣にコレクションしているという人はどれくらいいるのでしょうか??

ちなみに、新ビックリマンになってから缶バッジの代わりに発売されたぴったんこ人形については
あいにく1つも所持できておりません…。

ホロセレ2苦戦中?

ホロセレクション2の販売地域拡大がスタートしましたね。

出回っているのは関東のものと同じ製造日だったり、
どうも売れ残りが混じっているらしいですが…。

やはり一般層の思い入れが少ないと、売れ行きは伸びないものなのでしょうか?
そういや今回パッケージにはゼウス・ヘラク・デビル・爆神ぐらいしか描かれていませんが、
他にも魔スターPやら爆神IIやらがいるということは、買ってみないとわからないですよね。
そういうところで若干アピール不足になってる面もあったりしませんかね?
(スサノオロ士やFuzzyMR.のような知名度の低いキャラだと逆効果かもしれませんが…)

この様子ではホロセレ3はまず出そうにないですが、
そもそも「ホログラム」は求められているんでしょうか?
ホロセレ1では、ホログラムだから売れたという要因も確かに少なくはなかったとしても
「オリジナルと同じ」という要素が実は一番大きかったんじゃないかと思います。
そういう意味では、ヘラクライストがホログラムになって登場するよりも、
オリジナルと同じ重厚プリズムのシルクスクリーン印刷のほうがウケはよかったのかも…。

あと、全部ホログラムという味気なさも足を引っ張る一因かもしれませんね。
ホログラム1枚かプリズム2枚のどちらかが入っている、とかだと…。
ひかり伝もそうですが、何買っても同じ仕様というのが飽きるんですよね。
いや、そういうイレギュラーな仕様を実現することが一番困難なのかもしれませんが。

貼れたらいいね

当たりシールの裏面には「シールを剥がさず封書で下記までお送りください」と書いてあります。
これ、よくよく考えるとかなり不便な仕様ではないですか?

なんたってシールなんですから、剥がしてハガキに貼って送れるような仕組みであれば
郵送料も80円じゃなく50円で済むし、何かとお手軽じゃないですか。
ただ、ビックリマンの場合はシール部が通常シールと同じデザインのため
剥がすと区別がつかないので、台紙ごとそのまま送るしかないわけです。
(偽造防止だとか、別の意味合いもあるのかもしれませんが)

当たりシールのオモテ面が当たり仕様のデザインになっていないのは、
単純にコストの問題であると推測できます。
通常シールと当たりシールでは印刷する枚数が全然違いますから、
当たりシール専用のデザインを起こすとコストパフォーマンスが悪すぎるわけで。

そんな些細なところを削る逼迫した台所事情なのかというのも悲しいところですが、
専用デザインになればコレクション性も高まりますし、
応募の手間も減るし、何より当たりシール自体の種類も少なくなるでしょうし
このシステムだといい事尽くめなんですよね。

プロ野球の場合は、セ・リーグ、パ・リーグの選手それぞれを1枚のシールにまとめて
当たりシールのデザインにする
というだけでも、かなりいいかと思うんですけどね。
野球ファンの人も欲しくなって購入意欲アップにつながると思うのですが、どうでしょう?