緑の聖地へ遊びに行こう!(4)

さてさて、今回はグリーンハウスさんに残されていた没イラスト特集です。

公式サイトや超完本でも、一部の没デザインが公開されていましたが
あれはまさに氷山の一角でした…。
ではこちらから紹介!


■ちょっとだけ変わってるキャラ

これはわかりやすいですね。
ツリポンこと「一本釣帝」ですが、妙に幼いです(笑)
けど以前公式サイトで公開された他の5弾の若神子が全然若くない姿だったのを考えると、
この変化はなんだか新鮮なところです。


■実はネーミングに忠実だったキャラ

名前が書いてあるのでバレバレですが、「くも不動魔」です。
当初は本当にお不動さんだったのですね。
ここからスパイダーマン風にモデルチェンジしたものの、「不動」は残ったようです。


■こっちのほうが良かった?キャラ

これ、武器が最大の特徴ですね。
シールではファンシーな外見の「魔スタリオス」は、こんな強そうな人型デザインだったようで。
こっちのほうが断然カッコいいのですが、なんであんなピンクの小動物になっちゃったんでしょうか??


■こっちのほうが良かった?キャラ・その2

この美少女キャラ、完成版とは顔が変更になってます。
アイテムや髪型からわかるとおり、「中和如来」のようなのですが
ヘブン士は当初動物デザインという縛りが無かったようで、
中和如来以外にも大油師なども人型でデザインされていました。
この顔、もしかして聖プリ帝に流用されたのでしょうか?


■これ誰?なキャラ

さて、誰でしょう??

ヒントはでっかい鏡と美男子、そして水。
シールではもっとかわいらしい雰囲気に変更されています。

どうやら「聖常キッソス」のようです。
随分とりりしい(くどい?)キャラになるところだったんですね。


■これ誰?なキャラ・その2

またまたかわいらしいキャラ登場ですが、誰だかわかります?
ヒントは半分だけ眠そうな顔、そして両手の星。

答えは「明星クィーン」です。
シールでは顔面が半分黒かったり体型がずんぐりしていますが、
このデザインのままだったらアリババの運命も変わっていたかも??


■大変身!なキャラ

あるキャラが変身した後の姿なのですが、変身元のキャラの特徴をかなり残しています。

…ってすぐわかりますよね、「ネロ魔身」です。
杖やマントを持っていたり目に模様が入っていたり、随所に魔肖ネロの面影が見受けられますが
ここからあのハニワ姿に変わるまでにどんな紆余曲折があったのでしょうか??


■大変身!なキャラ・その2

これはわかりやすいですが、「なんだこりゃ度」は相当なものかと。
「聖フェニックス・聖戦衣化」だと思われるのですけど、どこの酋長ですかコレ(爆)


…他にもまだまだあったのですが、とりあえずここまで。

グリーンハウスさんにはもっと膨大な数の没デザインが残されており
それだけで一冊の資料本が出来るといっても過言ではないほどなのですが…。
いつか何らかの形でまとめて公開されたりしないかなあ。


次回、ついに最終回!

Web拍手(9/1~9/30)

ハピラキ最終回と月末のまとめがずれたため、
拍手報告も通常よりちょっとばかりディレイしております。
ま、気に留めていた人もほとんどいないと思いますが(苦笑)

いつも4~5日おきの更新の際に突出して拍手をいただくのですが、今月は特に顕著でした。
では、まずはカウントリストから…。

9/1 6
9/2 2
9/3 17
9/4 0
9/5 2
9/6 5
9/7 11
9/8 2
9/9 3
9/10 13
9/11 3
9/12 2
9/13 16
9/14 1
9/15 1
9/16 1
9/17 0
9/18 18
9/19 4
9/20 0
9/21 0
9/22 1
9/23 3
9/24 12
9/25 3
9/26 4
9/27 13
9/28 3
9/29 4
9/30 14

続いて、以下個別レスです。

「Web拍手(9/1~9/30)」続きを読む

緑の聖地へ遊びに行こう!(3)

さて、今回は以前からの疑問や裏話など、ファン必見のネタを中心にお届けします。
でも緊張して、もっと聞いておけばよかった~ということもいくつかあったりして…。

 

■グリーンの謎

チョコのパッケージでスーパーゼウスが構えている大聖棒の色が、
茶色と緑の2種類あることは皆さんご存じかと思います。

これについて質問してみたところ、特に設定上の意味があるわけではなく
2種類あるパッケージの見た目にメリハリをつけるために片方を緑にした、とのこと。
(パッケージ両端の大聖棒模様とも色を合わせている)
確かにどちらも茶色だと見た目の違いが薄いですもんね。
グリーンハウスだから緑、というわけでもないみたいですよ(笑)


■最強の神誕生秘話

世の中に、このことに勘付いていた人っているんでしょうか。

米澤「そういえば、スーパーゼウスの元ネタってわかります?」

元ネタ、つまりゼウスのモデルになった人がいたということなのですが…。

米澤さんらがゼウスのデザイン依頼を受けた際、注文は「最強の神様」だったそうです。
そこで当時の米澤さんが「最強」で連想したのは…

 ・
 ・
 ・

阪神のバース選手!

1985年は阪神タイガースが優勝した年だったわけなのですけど、
そこは大のトラキチだった米澤さん、最強の神に最強スラッガーをモデルにしちゃいました!
確かにヒゲの形など、よく見れば結構似ているような…。

「超完本」の書き下ろしマンガでも阪神ファンである描写が強調されていましたが、
あながちフィクションではなかったようで、まさに驚きの真実なのでした。


■没っちゃん

「デザインが決まるまで」でも紹介しましたが、今でもデザインの最終稿は全てファイルに保存されていました。
実は裏面のイラストも、1弾12組がそれぞれ1枚の原稿に並んで描かれていて、
きれいにまとまっている様は見た目にも壮観でしたね。
(写真撮らせてもらうの忘れてました~)

8弾の裏面で、最初蜃鬼ROと逃水鬼が入れ替わって描かれていたものは、
原稿をコピーしたものを使って切り貼り修正されていて、実にアナログ的で面白かったです。
ちなみに3すくみの頭上の「書き文字」は、反後博士から特に指定が無かったものなんかは
その場のノリで書いたものもあるらしく、投げやりで「どうでも~」と書いたこともあったとか(笑)

そして陽の目を見なかった没デザインもかなりの数が残されていたのですが、
それらは後ほどまとめて紹介しようと思います。


■確・信・犯!(誤用の方)

「勃っくんのデザインは、狙って描いたんですか?」
「もちろん(笑)」
「こっちの天使(MEN観音)も、玉2つ持たせてるしね」

大人のファンなら誰もが一度は気にしたであろうこのキャラ。
やはりというか何というか、意図してデザインされたものだそうです。
(まあ名前からしてどうかとは思いますけど)

こういうちょっとしたところに「遊び」を盛り込むことも時折あったそうで、
他にもいろいろアブないキャラをデザインしたことはあったとか…。(もちろん大半はボツに)

「けど、よくこれパスしたよなあ~」

いやはや、同感です。


■アクアの都市伝説

25弾パート2、というだけでピンとくる人もいることでしょう。

コロコロ本誌や「ビックリマン大全集」のインタビュー記事にて、
「25弾パート2ではギャルジャーやオリンがパワーアップして登場する」と言われていたのですが
実際には「聖かもごん」「王 三年寝太」など微妙なヘッドしか出なかったため、
期待を裏切られて憤慨したファンも多かった(私もその一人)という弾なのですが。

その際、実はオリン姫などのデザインは既に完成してシールの印刷まで済んでいたものの、
現場でそれらが廃棄処分されていたらしい…
というショッキングな噂があります。
当時「捨てられるビックリマン」として写真週刊誌に記事が掲載された、という
まことしやかな話も耳にするのですが、あいにくその記事について具体的なところは不明なまま。
私も以前、国会図書館で1990年頃の写真週刊誌を調べたこともあったのですけど発見できませんでした。

こりゃ関係者に聞くしかないということで、この件について尋ねてみたところ…


「ごめん、全然覚えてないですわ」
「そんなことありましたっけ?」

えーーーー!?

聞くところによると、初期の頃は3すくみキャラを考えるのも楽しかったけど
コロコロやアニメの展開による制限が増えてきた頃から、だんだんそういう気持ちも薄らいでいたそうで…。
20弾を超えたあたりは、もう全然覚えちゃいないとのこと。

「だからこの辺のキャラ、あんまり魅力的じゃないでしょ?」
「ま、まあ確かに…」

なのでこの件については全く手掛かりナッシングなのでした。
(もともとガセ情報である可能性も否定できませんが…)

…当時の写真週刊誌記事に関して、何か情報お持ちの方はご連絡ください。


次回は、おたのしみ没イラスト特集!

セプテのつぶやき

※ハピラキ放送日の都合で、いつも月末に書いてるこのコーナーを一日ずらしてます。

さてさて、何かと暑い…いや、熱い日が過ぎて行きましたね。

ハピラキがとうとう終わってしまいました。
途中のぐだぐだ展開には酷評も多々ありましたが、終わり良ければ全て良し的に満足しています。
毎回4~5時間かけてあらすじ(ほとんど聴き写し)を仕上げていたのもいい思い出になるかも?

そして、個人的なところでグリーンハウス訪問という一大イベントがあったのですが、
これはさすがに反響が大きく、皆さんの関心の高さをひしひしと感じています。
レポートの続きにもご期待くださいませ。

世間一般の出来事としては、「おとぎ」の販売地域拡大なんてのもありました。
絵柄が変わったことで、売れ行きは伸びてるんでしょうか?

残念なところとしては、東映のビックリマンサイトがいつの間にか無くなっていたことや
コロコロイチバンに関連記事が載らなくなってしまったこと。
アニメも終わったし、そろそろ下降線なのですかねえ…。

ビックリマン30周年の年も残すところあと3か月。
まだ何かあるのか、それともこのまま…?
油断できませんねー。

ハッピーでラッキーな思い出をありがとう!

とうとう、最終回です。

昨年10月に始まった「祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン」も第46話で最終回となりました。

世界の危機を救った英雄たちに訪れる悲しい別れ。
しかし彼らとの出会いは、未来に大きな変化を与える…。
そして新たなサプライズ!

さあ、このあらすじ紹介記事もこれで見納めです。

あらすじはこちらからどうぞ!
「ファイナルIII・お守りハピラッキー! まとばより愛をこめて・・・」

心地よい余韻に浸れる、いい最終回でした!
ありがと~!