世に曼樹羅の花が咲くなり

Web投票のデカシールの件でマニア界がすったもんだしてる間に、
ひっそりとビックリマン公式サイトでおとぎの発売日が正式発表されました。

ちなみに、告知日は以前私が予想した通りでした。
大したことではないですが、ちょっと嬉しかったり。

さて、その発売日告知ページがいつもより気合入ってますね。
描き下ろしイラストが用意されるなんていつ以来でしょうか(笑)
今回のおとぎ絵師に対するプッシュ具合が伺えますね。

「羅因子」とは?
ディドスがスーパーデビルのルーツなら、デビルと曼"聖"羅とのつながりは??

とか気になるところはいろいろありますね。

「直伝ボイス」についても正式にその存在が出ましたね。
今回は直伝撮影したら、42キャラがそれぞれ何かしゃべるようです。
もしハピラキに出たキャラがパワーアップ再登場とかしてたら、
アニメと同じ声優さんが起用されてたりするんでしょうか?(されてないでしょうね)

直伝といえば、今回の描き下ろしイラストは直伝登録されてはいないようです。
公式サイト限定の直伝とかあっても面白いと思ったのですが~。

と、ここまで読んでピンときたアナタ。
真実は自分で確認してみてくださいネ。

「大特別版Web投票の乱」

ビックリマン大事典の大特別版の特典デカシールに関するWeb投票に関して、
すったもんだの末に聖梵インダストが一位ヘラクライスト(理力安定)が二位となったものの
開発元の決断としては、どちらが最人気キャラかの判定が出来ないとの理由で
封入シールは聖梵インダストで作成し、希望者はヘラクライストとの交換を受け付けるとのことで
結果的にデカシールは2種類作成されることとなりました。

でも、そもそもあのデカシール。

私はそこまで魅力を感じないのです。

いや、もちろんコレクターとしてはたとえどんなにくだらないものであっても

1枚は確保しておきたいという欲求はありますが…。

と、前に書いたとおり「世に存在する以上は1枚は手にしたい」というのが私のスタンス。
もし最初から全10種ランダムとかだったら、文句言いながらもソフト10本予約してたと思います。

だから私も、今回の決定には大いに不満を抱いてます。

本当にヘラクが欲しいと思った人に対する、良かれと思っての精一杯の判断かもしれませんが、
個人的にはぶっちゃけ「余計なことをして種類を増やされた」という感情のほうが強いです。
ちなみに私個人は、1セットしか確保できてないです。
未開封用とかどうしようかなーとか思ってるうちに売り切れたので(爆)


と前置きしておいて本題。

普通に考えれば、封入用のインダストは3000枚+α(破損交換用とか)を作成するとして、
交換用のヘラクライストも全交換を想定してやはり3000枚は作成することになるはず。
なので、結局どちらも3000枚作るなら「2枚とも封入すればいい」と思いますよね。
交換となるとその分費用も手間もかかるわけで、どう考えても2枚入りのほうが安上がりだし
ファンにとっても嬉しい結果となるわけです。
最終的には交換で送られたインダストと交換されなかったヘラクが計3000枚無駄になるわけですし、
ハッキリ言って最適な判断とは言いがたいところです。

けどそんなことは当然スタッフも気付いているはず
なので、では何故それをしないのかというのが今回の論点。

ズバリ、1枚しか入れられない理由があるのでは?

例えばAmazonとの契約で、封入シールは1枚と決めてしまったので今さら変更できない…という推察。
それがスリーオクロックの独断で変更できなかったり、変更には何かと面倒な手続きが必要だとかで
ファンに対する誠意よりも企業間の取り決めを優先せざるを得なかった、とか。

もしくは、Amazon側が2枚封入に反対したとか?

マニアである武村Pが2枚入りを熱望したとしても、売り手側がNOと言えばどうにもならないという推察。
なんで2枚にするの?投票で決まったんならそれでいいんじゃないの?交換するならそっちで勝手にやってよ
…とかAmazonの人が言ってきたとしたら、それを受け入れざるを得ないという可能性もあったりして。
少なくとも、インダストがダメでヘラクがいいというのはファンの心情的な問題であって、
そういうところに関心の無い人からすれば絵柄なんてどうでもいいところでしょうし。

せっかくブログがあるのですから、差し支えの無いところまでは説明を果たしていただきたいところですが
大人の事情もいろいろあるとしたら、本当のところは結局闇の中かもしれません。

てゆーか、今からでも2枚入りになるように動いてもらえないもんでしょうかね?
もしくはインダストを送った人にはインダスト+ヘラクを送り返すという仕様でもいいですよ(^^;

何にせよ、既に大特別版が売り切れて追加購入できない今となっては
どっちか一枚しか手に出来ないというのはコレクターにとって酷な仕様ですよ。

惨然たる数の攻防

『3000個は多すぎる』

と、私はそのとき考えたものですが
事実ビックリマンの関連商品としていくつぐらいが妥当かというのは
たぶん誰にも読めないのではないかと思います。

欲しい人全員に行き渡るようだと「限定感が無くてつまらない」と言われるし、
数を絞ると「転売業者を喜ばすためにわざとやっているのでは」と言われるし、
売る側も売れ残ったら困るからそれなりに少なめに見積もらざるを得ないでしょうし。

そもそもビックリマンの場合は、通常のチョコもそうですけど
一部の熱狂的なファン懐かしさで何となく近寄ってくるライトファンとがいますが、
そのライトファンがどれぐらい魅力を感じるか…が一番の問題かと思われます。
そうなると、どれぐらい売れるのかの見極めは結構難しいんじゃないかと。
そこを読んで把握するのがプロの仕事だと言われればそうでしょうけど…。

さて、今回のビックリマン大事典の大特別版にまつわる騒動の発端は
まさにこの「3000個」を読みきれなかったことが最大の要因と考えます。

例えば、もしこれが3000個じゃなく30000個だったら?

大ブログで大特別版の発売が公表される
→一日3000個予約が入ったとしても10日かかるので、しばらく売り切れない
→Web投票は「自分が票を投じたキャラがシール化するかも?なら予約してみるか」という
 集客効果を発揮することになる。

→大ブログも、普通に予約を促す内容になり、苦し紛れな投票の中間発表とかもしない。
→大特別版の予約が完売する頃にWeb投票も締め切りとなり、みんなわくわく。

とまあ、かなり好意的な視点で見た場合の予測ですけど…
少なくとも初日完売は製作側は誰も予想できてなかったようですし、
予約できなくなってからのWeb投票がどう流れるかというのも把握できず
場当たり的な対応になってしまったのではないかと思われます。

結果論であれこれ言っても仕方ないわけですけど、
せめて3~4日売り切れない状況であればよかったのかな、と。