年の瀬のあいさつ

えー、今年の年末は超多忙なため、更新したい内容は数あれども
まるでそのための時間を取れない日々が続いておりました。

ようやく仕事納めも終わって、やっと年越しの準備に取り掛かろうかという始末。
31日午後3時現在、これから年賀状作成に取り掛かろうかという状況です。

そのため、このブログの更新は年が明けて次の連休ぐらいにまとめてUPしようかと。
時間が取れればぽつぽつ更新するかもしれませんが。

いつもご覧いただいている方々には、まともに更新できなくて申し訳ないです。

それでは、良いお年を~。

12月のできごと。

今月は本当に忙しい月で、更新もほったらかしで申し訳ありません。
来月は少しは緩やかになるはずなので、期待せずにお待ちください。

さて12月の出来事としては、ひかり伝IIIの情報が少しずつ出てきたのが衝撃的でした。

特に7因王!

公式ムービーや「フィギュア王」でもその姿が描かれていますが、
若神子7人のルーツキャラとおぼしき7人組が登場するとのことで
ファンの間でも既にどよめきが起きているようです。
特に「聖動源ルーツ」がヤマトよりスサノオに近いことや、
「聖幻源ルーツ」(?)が「幻」じゃなく「光」を頂いていることなど、
一枚のイラストから様々な憶測を呼んでいます。

あとは「ビックリコレクション Vol.2」が出ましたね。
ええ、それだけですね。

来月はいよいよひかり伝IIIが発売です。
ネット予約しそこねたせいで発売日に近所を探し回ることになりそうなのが憂鬱ですが、
また特集ページ組んでひかり源層紀の謎解きに勤しみたいところです。

仕事があるのはいいことだけど

今月は大阪なんばでシール販売イベントがあったのですが、
仕事が忙しくて参加できず悔しい思いをしました。
とは言え、年末の物入りな時期に余計な出費しなくて済んだので
一概に悪かったとも言い切れなかったんですが。

こういうイベントなどに参加できないことも痛いですが、
サイトの更新が滞ったりオークションを満足にチェックできなかったり、
仕事が忙しいと本当に困ってしまいますね。

まあ、しょうがないか…と自分を納得させようとするものの、
他の人がいいグッズをゲットしたとか耳にすると
どうしようもなく羨ましくなってしまうのが何ともはや。

2007年はもう少し楽に過ごせるといいんですけどねえ。

勝手にBM10大ニュース!2006

さて、毎年やってますが10大ニュースの時期になりました。
去年は20周年でかなりの動きがありましたが、
今年もひかり伝&ハピラキを筆頭に大きく賑わった一年でしたね。

さて、去年のベスト3はこちら。

第3位:反後博士インタビュー続発!
第2位:アニメ・ビックリマンDVDBOX発売!
第1位:「ビックリマン20thアニバーサリー&アンコール版」発売

では、きゅー太が独断と偏見と雰囲気で選んだ今年のランキングはこちらです。


<第10位>
「20thアニバーサリーアンコール版」全国発売達成!

去年、大いに世間をにぎわせたヒット商品がついに全国制覇
実は21stにもつながる、博士こだわりのちょっとビミョーなセレクトも話題でした。


<第9位>
「フィギュア王」でビックリマン情報!

フィギュア雑誌なのに、何故か毎月独自のビックリマン情報が連載中。
もちろんフィギュアもありますが、シールやアニメ情報も扱う
貴重な情報源となっております。


<第8位>
「コロコロイチバン!」でひかり伝情報!

9位と並び、数少ないビックリマン情報が得られる雑誌媒体です。
むさしのあつし先生によるギャグ漫画も連載されており、
今後どこまでページ数が拡大されるかが注目です。


<第7位>
アニメDVDBOX「新ビックリマン・アレキサンマルコの章」
「スーパービックリマン・新世界創造の章」発売!

コツコツとリリースされてきた東映のアニメDVDシリーズもいよいよ完結。
2007年は旧と新のバラ売りも決定し、まだ勢いは止まりません。


<第6位>
パチンコ「CRビックリマン2000」全国で稼動!

エサカ先生つながりか、マルホンから2000がパチンコ化を果たしました。
CGアニメが楽しく、2000を集めていたファンには面白がられた反面、
旧しか知らないファンやその他の層にはウケずに収束した模様。


<第5位>
「ビックリマン・プロ野球シール」発売!

誰もが「え?」と一瞬目が点になった、予想外のシールが登場。
しかしこれまで興味が無かった層にも受け入れられ、意外やスマッシュヒットとなりました。


<第4位>
「ビックリマン大教典」発売!

こんな本を待っていた!とコアなファン待望の解説本がついに発売!
あまりの濃さに、ライトなファンがドン引きしちゃうのでは?と危惧するほど。
発売の前後で品薄となり、ちょっとした騒動にもなりました。


さて、ここまでランキングを見てきましたが
いずれも今年の出来事としては外せない重要なイベントばかりですね。
2006年は21周年という以上に、ビックリマン的に弾けた年と言えるでしょう。

いよいよベスト3です。


<第3位>
フィギュアシリーズ!「ビックリコレクション」「ビックリワールド」発売!

バンダイより、旧アニメの主要キャラを立体化した「ビックリコレクション」
ならびに旧アニメの名シーンをビネット化した「ビックリワールド」が登場。
「コレクション」のクリア版の悪評や「ワールド」のセレクトの微妙さなど、
いざ発売されてみると「・・・」なところも目に付きますが、
これはこれとして十分評価されるべき出来事だとも思う今日この頃です。


<第2位>
「ビックリマン21stアニバーサリー・ひかり伝&ひかり伝II」発売!

悪魔VS天使編のルーツに迫る、反後博士プロデュースの新シリーズがついに登場。
売れ行きは正直イマイチですが、ファンの期待度は最高潮。
「ひかり伝III」の発売も決定し、ますます目が離せません!


<第1位>
アニメ新作放送開始!「祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン」!

誰もが耳目を疑った、今年一番の衝撃でした。
まさか「ひかり伝」がアニメ化するなんて!
しかも、若神子たちまで登場するなんて!
関東ローカルで日曜早朝だなんて!

DVDリリースも決まり、2007年も最大級の要注目です。


ということで、シール・アニメ・グッズからそれぞれランクインとなりました。
1位と2位は逆でもいいのですが、やはり瞬間最大インパクトの大きさでいうと
ハピラキのほうが衝撃は大きかったので、こちらを1位としました。

2007年はビックリマンシリーズ30周年で、何かしらビッグイベントがあるらしいので
ひかり伝の今後も合わせて来年のランキングも大いに賑わいそうです。
それでは皆さん、また来年~!

わしゃキャナワンよ

ビックリコレクションVol.2が発売になりました。

前回はクリア素材が大不評で、しかも箱で買うと中身が着色・クリア半々という
いわゆる「魔心アソート」で封入されていた恐るべし魔怨箱でした。

さて、今回はどうなっていたかというと…。


1箱18個入りで、着色7・クリア11


…これってハズレ箱ですか?
これならまだ半々のほうがよかったんですけど…。
(ロココとクロスエンジェルが出たからまだマシ?)
これじゃ買うのをためらう人が出るのも仕方ないでしょうか。

もう一箱開けてみると、今度は逆に着色11とクリア7
むう、そういうことですか。

不評でもクリア素材を使い続けるのは、それが当初からの企画ということ以外に
予算の都合なども絡んでくるのでしょうね。
生産量が多くなければ単価が下がらないのは自明の理。
販売規模も他の有名どころに比べると少なそうですし。

今回も、うちの近所のコンビニではいまいち売れ行きが芳しくないのですが
(てゆーか入荷してる店自体減ってます)
これが全国的な流れだと、Vol.3は相当難しいんじゃないかと思います。


まして、今回のシークレットですが…。


これ、シークレットにする意味あるのかなあ?
製作側の思い入れだけで押し通すのはいかがなものかと思う今日この頃。
このキャラがラインナップされること自体は別段なんとも思いませんけど、
何か着眼点がズレてると思わずにはおれないんですよね。

他に立体化してほしいキャラはいくらでもあるのに。
もっと正攻法でいいと思うのですが、どうなんでしょう?

地域限定シール再び?

今年最後の放送となる、ハピラキ第11話

奇数の回は前回のシロロの話のように、不意に核心を突く話が入りそうでしたが
今回はこれでもかといわんばかりの肩透かし回でした。
たまにはこういう回があってもいいのかとも思いますけれど、
同じおバカやるにしても、あまりにも内容が無いのがちょっと…。

そもそも、助太刀悟空はともかく聖ソプラノの人選に異議ありです。
悟空とのつながりも無く、3すくみとしての意味づけも無く、
「音符」を掘り当ててテーマパークを作るという設定にも何ら深みは無く。
どうせなら源流神にして温泉脈を掘り当てるとかしたほうがまだスムーズなような…。
って、それじゃ恋愛話にならないのか。ぐむう。

「助太刀悟空を鼻であしらう、ちょっと嫌な感じの女性キャラ」という立ち位置で、
なんとなくイメージに合致したのが聖ソプラノだったんでしょうかね?

ま、そんなことより今回はさらっと大ニュースが流れました。

「来年1月から、限定シールがもらえる時限クイズが始まる!」
ですってよ!


そういや前番組「ガイキング」でも公式サイトと連動したクイズ企画があったらしいですが、
あれは確か放送後3時間以内に回答しないといけないシステムだったような…。
なんですか、そんなに日曜の惰眠を妨げたいですか!(爆)


全国放送じゃない分、ライバルが少ないのが救いでしょうか。
とか言うと見れない地方の方々(BS朝日の視聴者含む)の反感買いそうですが。

ハピラキは3月発売のDVDでも限定シール(3枚組)つけるらしいですし、
なんともツライ商売に走り出しましたねえ。

そんなこんなで、来年からは無理してでもリアルタイムで見なくては…。
といっても、次の放送は3週間先とのことですが(爆)

因子の到達点

某Kさんよりいただいた情報をもとに作成しました。

まずはこちらの絵画をご覧ください。

この構図、どこかで見た感じはしませんか?


そう、これは…

飛光子天○と実にそっくり。
まず間違いなく、天○はこの絵の構図を踏まえてデザインされたと思われます。

さて、この絵画の題は「ミカエルとドラゴン(後期)」(1518)で、
作者はルネサンス期のイタリアの画家・ラファエロ


ラファエロ…。

天○の因子が後の世界に受け継がれ、聖魔戦争の果てに行き着く
次界創造主の最終形態を、既に暗示しているのでしょうか?

何が、何周年?

未だに公式サイトには、2006年、2005年、…とカウントダウンされる
20th Aniversaryの宣伝FLASHがありますよね。
アレってもういいかげんに要らないと思うんですが、
さすがに2007年になったら撤去or更新されますかね?

さて、今年は悪魔VS天使編の21周年でした。
20周年はともかく、21周年とか言い出すと年代の重みが下がるとか
記念ビジネスに頼りすぎだとかいろいろ言われたりもしましたが…。

そんな中、来年2007年はビックリマンシリーズの30周年
反後博士も雑誌で言及していましたが、ビッグビジネスの予感がひしひしと感じられます。

こうなると、いつまでこの調子が続くのでしょうか。

2008年はロッテ創業60周年です。
伝説復刻版発売10周年でもありますが)
コアラのマーチやキシリトールガムにもシールが付く日が来るかもしれません。

さらに2009年はビックリマン2000が10周年となります。
10th Anniversaryとして2000が復刻される可能性もゼロではないかも?

で、2010年は悪魔VS天使編の25周年
四半世紀スペシャルということで、また何かやらかしたりして…?

もっとも、20周年、30周年、60周年と頻繁に年数が入り乱れるようだと
一般ユーザーには何がなんだかという感じでしょうけど(笑)

「~じゃき」というと金の大層を思い出す

冒頭のクロノズーおしおきタイム、好評なようですね。
すっかりドロンジョとドクロベエの構図です。
そういや、ゼウスによるあらすじ紹介はもうやらないんでしょうか?
(てゆーか、もうナレーション自体やってませんね…)

さて、そんな第10話では5人目の若神子・一本釣帝が登場。
何故か自らの意思で悪魔に協力しているようで、
真白域のディアナも今頃知って驚く展開。
それ以上に、土佐弁丸出しのキャラ作りに我々も驚く展開でした(笑)

けど、土佐弁のほうがシール元ネタのバックボーンに忠実な感じで、
うまいぐあいに個性がついていい設定なのではないでしょうか?
声もまるで違和感無かったですし。
(てゆーか私は旧アニメ版の声をろくに覚えていないのですが(爆))

最近はヤマトも(前評判とは裏腹に)リーダー然として活躍してますし、
一本釣も秘めた目的のためにあえてクロノズー側にいるという背景もあって
若神子たちが十把ひとからげにならず、めいめいの個性が引き立っていて面白いですね。

それにしても、今回もいいとこ無しで劇中の役割もウルフライ同等なネロクィーン。
左遷される日は近い?!

ラスト5分の超展開!

エリ魔鬼はこの一発ネタのために登場したと言っても過言ではないですな(笑)


さて、今回は予想以上に大きく物語が動いた回でした。
ヤマトらをまとばへ導いた謎の存在や、ゲンキとジェロにも秘められた使命があるっぽいこと、
そして最後のシーンでの、衝撃的なシルエット…!


そんな旧キャラの影もそれなりに楽しみではあるものの、
超聖使CMY宙魔シヴァヘラなどのひかり伝キャラも出してくれるのは好印象ですね。

かつてビックリマン2000でも、W仏KINGが登場して物語が回りだしてから
それまでのダラダラ展開が嘘のように面白く変わったことがありましたが、
ハピラキもどんどんワクワクするストーリーを期待したいですね。


ときに、次回は一本釣帝が登場するようです。
オープニングの登場順からいうと次はフッドだと思っていたので意外ですが、
よく見れば「大教典」アニメコーナーのイラストではアリババの次は一本釣なんですよね。

次回、「ハラマキ!ビックリマン」をお楽しみに!?

あわてんぼうの3弾クロノズー

「ひかり伝III」2007年1月30日発売決定!

某問屋さんが顧客向けに告知した通販予約案内にて、
来年1月末に早くもひかり伝IIIが発売されることがわかりました。
(どうでもいいですが、「II」と「III」って見た目が紛らわしいですね(笑))

しかし、予想よりもずいぶんと早いです。

ひかり伝1弾は2006年3月、ひかり伝IIは同9月でしたから、
IIIはやはり6ヵ月後の2007年3月かと思っていましたけれど
どっこい1月発売とはうれしい誤算です。
これまで3つの地域で発売エリア拡大が約2ヶ月置きだったので
計6ヶ月ペースだったのが、エリア拡大をすっとばしての次弾突入。
まだIIの発売時期さえ決まっていない地域の方々にとっては
きちんとフォローされるのかどうか気がかりなところでしょうけど…。
(と思ったら、1月9日にひかり伝IIが発売地域拡大だそうで)

勢いが出てきた今こそ一気に畳み掛けるぞ!という腹なのか、
それとも来たるべき30周年企画を控えての前倒しなのか、
いずれにせよ先のストーリーを待ち望む立場としては
このロッテの判断には拍手を贈りたいところです。

そういえば、今回は「21st Anniversary」とは書かれていないっぽいそうで。
書くならば「21st」か「22nd」か微妙な時期ですけど、
もし"無印化"するのであれば「21st」って何だったんでしょうね。

ところで、今度も種類は84種ながらも新キャラ60種+復刻24種だそうで、
ほぼ半々の比率だったひかり伝IIと比べて大幅に新キャラの割合が増えました。
商品化スパンが短いのに描き下ろしが増えると、イラストレーターさんは大変ですよね(苦笑)

復刻キャラばかりではどうしても物語の広がりに制限がつくため、
ばんばん新キャラを投入して物語を加速していただきたいものです。


けど、またしてもパッケージにはクロノズーが登場するらしいとの話。
アニメなどでは完全に悪の親玉ですが、もっと大局的な視点から見ると
クロノズーが物語の中心ということなんでしょうかね?


それはともかく、今回も神羅万象チョコと発売時期がかぶっているのが痛いところ…。
あちらは第二章第4弾が1月15日発売予定だそうですが、果たして狙ってぶつけてきてるのかどうか。
どちらにせよ、新年早々相変わらず厳しくなりそうです。

格上げ☆ラッキーキング

「ビックリマン大教典」には、反後博士による「悪魔VS天使編」以外のシリーズも
わずかながらオマケ的に紹介されていますよね。
ビックリマン2000の扱いがシンクロXと同列というのはさすがにどうかと思いましたが、
それよりもオールジャンルコレクターとして気になったのは「運の王様」の扱われ方について。

どういうわけか、運の王様がビックリマンの一シリーズとして堂々掲載されてるじゃありませんか。

運の王様は、キャラクターはもとよりシール形態も3すくみを踏襲しているなど
他のシリーズよりもかなりビックリマンっぽさのあるシリーズではあるものの、
パッケージにはどこにも「ビックリマン」と記載されていないため
コレクターからはいわば「番外編」という位置づけをされてきました。

実は公式的にも「ビックリマンではない」とされております。

公式サイトのニュース「管理人の部屋いわゆる管理人室・第7回」において運の王様が紹介された際に…。

H氏:
ビックリマンシリーズ以外のシールで良い味出していたシールもありましたよね。

管理人:
運の王様とか・・・。私はあの独特のキャラが好きでしたけど。

H氏:
幸運、悪運、不運の3すくみシステムがビックリマンと似てましたね。

というような会話がなされてたりしました。

それが去年、YahooのアニメDVD特集において、ビックリマンの過去のシリーズを紹介するところで
何故か運の王様もラインナップに含まれていたのです。

この特集、「ナディアとメディアが姉妹」というような仰天する内容も書かれていたため、
よくわかってないライターが書いた信憑性の薄い適当な内容だと思っていたのですが…。

ビックリマン21年の歴史を総括する大教典において言及されてしまっては見過ごせません。
「運の王様はビックリマンシリーズの一つ」というのが公式認定されてしまったのでしょうか?

ですが、大教典は隅々まで反後博士が執筆しているわけではなさそうで、
特に本編とは関連の無いこの紹介欄などは別のライターがまとめた可能性も高そうです。
そもそも運の王様は反後博士のプロデュースではないでしょうし、
情報が錯綜していても不思議ではないのですが。

よって、Q天銀河的な運の王様のポジションは
「ビックリマンの一種ではない」
から
「ビックリマンの一種と見なされることもある」
に変更したいと思います。

ま、大多数の人にとってはどうでもいいことだと思いますけどね。

疑心アリババのミッシングリンク

まさか虹天使ダーツ(の中の人)が来るとは思いもよりませんでした(笑)

さてゲンキ一行の若神子集めの旅も中盤戦。
第8話では騎神アリババが登場し、7人のうち4人が揃いました。
ですがヤマト以外の3人はまたしても別行動することに。
どうしてわざわざバラバラになるんでしょう?(大人の都合?)

ところで、今回はアリババがらみで旧アニメとの「つながり」がいくつか見えましたね。
ひとつは「アリババの妄想=耳まで口の裂けた悪魔」のシルエット

はい、どう見ても巨魔霊
彼にゴーストアリババの記憶断片があるのか、それとも単なるイメージカットなのか、
前者なら今の若神子たちが「パワーダウンした姿」という仮説の裏づけにもなりますね。
以前、十字架天使が「ヤマト神帝」のシルエットを思い浮かべたのと同様に意味深なカットです。

でもマクロシールで誰でも簡単に悪魔化してしまうハピラキ世界では、
ゴースト化で人一倍苦悩するのもいまいち重みがないような(苦笑)

もうひとつは「アリババが聖夢剣を得たいきさつ」
ゼウスいわく「わしが聖フェニックスを通じて与えた」とのことでしたが、
これって確か、旧作で描かれたエピソードそのままですよね。
脚本の三条陸さんが旧ファンへのサービスとして書き加えたものなのか、
それとも「ハピラキ」全体の思想として旧作とのリンクを織り交ぜる方針なのか、
いずれにせよ旧ファンにとっては思わぬ刺激となったことでしょう。
(ついでに「背中に仲間を乗せる図」はワッPの影響か、という意見も多そうですね)

ひかり伝が旧シリーズのプレストーリーとして構築されるように、
ハピラキは旧アニメとも明確に関連づけていく方針なんでしょうか?

個人的には、今さらへんてこな口癖設定がついたクロノズーが何だかもう。
ずっどーん。

つなげる自由・つなげない自由

もしかしたらなんとなく感じてる人もいるかと思いますけど、
この私、ビックリマンに関して非常に熱心なようでいて
結構冷めた目で見てることが多い
です。

元々ストーリーに関して、歴史物を読むような関心はあっても
キャラクターに感情移入するようなことはまずありません。
かつて虹層球で神帝隊が消滅したときも
「へー、ここで彼らがいなくなったら、この先ロココだけでどうすんだろ?」
というぐらいの感想しか持ちませんでしたし。
物語に関して「ショックを受ける」とか「感動する」とか、
そういうところはほとんど無いです。
伏線の張り方やアイテムのネーミングに感銘を受けることはありますけどね。


そんな私が目下いちばん気になっているのが、
「ハピラキ」と「旧アニメ」、そして「ひかり伝」の相関関係。


2000で冨岡さんが「あらゆるビックリマン世界はどこかでつながっている」という
「並列縦列宇宙層理論」をぶっ立てたことも後押ししてか、
何かと異種シリーズ間に「つながり」を見出そうとしている人も多いですけど
私個人の意見としては、ちょっと違和感感じてしまうのですよ。


別につながんなくたっていいじゃん。


これは特に2000やアニメに限らず、例えばひかり伝と旧ビックリマンパンゲとSBMなどもそうです。

ひかり伝でアノドが出ずじまいだったとしても
ハピラキの世界が旧アニメの世界観と全く違ったとしても
超元祖がさも最初から無かったかのように扱われたとしても

もしそれが自然な事の成り行きならば、それはそれでいいじゃないですか。
「ビックリマンは自由に想像で補えるのがいいところ」と言いながらも
シリーズ間のつながりという「鎖」に縛られてしまうなんて、矛盾してませんかね?
あれこれ理屈を付けて自分から制限を付けてしまうぐらいなら、
いっそ既成概念を取っ払って素直な視点に立ち返るのもアリじゃないでしょうか。

もちろん、普通につながりうる世界に思いをはせて想像力を働かせるのは自由です。
独自の解釈や解析を推し進めて、これからどうなるかを予想するのは楽しいことです。
スタッフ側(ロッテ・アニメ双方)も、つながりを意識して作っているところもありますし、
全体を大きな物語として捉えることは全く間違いではないと思ってます。

けど、「つながりありき」のような考えにとらわれ過ぎるようだと、
逆に発想力を狭めてやしないか、と思ったりもするわけでして。

確かに「つながり」があるほうが、前の世界を知っている者からすれば楽しいですけれど…。

ハピラキの若神子の今後など、すぐに旧アニメとのつなぎを気にする人たちに対して
「いいから黙って最後まで見ようよ」
とか思っちゃう私は心が狭いのでしょうか?

You know the "ビックリワールド"?

出ました、「ビックリワールド vol.1」

通販で注文していた分が届きました。
ちょっと買いすぎてしまいましたが…。なんでいつもこうなんだか。

さて、実際にモノを見てみればさすがに感激です。
過去にも立体フィギュアものはありましたが、
このような一場面を描き出したものは今回が初めてかも。


「無縁ゾーン突破」「六聖卵爆撃」はまさに名場面に仕上がってますね。
迫力もあるし、この二つは大満足です。

「達急動」も、ヤマト王子の動きをうまく表現できています。

ですが、「ヘラクライスト誕生」は周囲の球に12天使が入っていないために
どうしても半端な印象がついてしまいます。(そりゃ12天使まで作りこめるわけないでしょうが)
せっかくならパワーアップ後のメカメカしいタイプを立体化してほしいとも思いました。

また「サタンマリア誕生」は、アニメでこんなシーンがあるからとはいえ
どうせならもっと六聖球の特徴を生かした感じであればよかったのですが…。
これじゃ周囲の球が何なのかよくわかりません。

と言っても、出来自体にはかなり満足してます。
セレクトに若干物足りない部分なども無くは無いのですが、
そこはvol.2が出ることを期待するとして…。
(ゼウスがパッケージにしかいないのも寂しいですね)

それにしても、発売からそれなりに日が経ったと思うのですが
近所のコンビニではちっとも見かけません。

「ビックリコレクション」があまり売れなくて、仕入れ控えが起きたのでしょうか?
なんとなく暗雲…。