20thアンコール版全国制覇

気がつけばもうすぐ「20thアンコール版」全国制覇なのですね。
関東ではとっくに過去の出来事なので実感まるで湧かないのですけど、
東北・北海道・九州の皆さんにとってはいよいよスタート!なわけで
待ちに待ったアンコール版上陸を心待ちにしている人もきっといることでしょう。

そうなると、20周年と21周年の分かれ目というのは2月末ということになるのでしょうか?
悪魔VS天使編の発売は1985年8月だったと聞いているのですが、
もしかしたら試験発売が3月ぐらいにあったとか?(笑)

さて、後発地域の方以外にも注目しているのは何と言ってもバージョン違い
わざわざパッケージにも「シール材質は随時変更されます」と(2箇所も)書かれているのに、
最初の発売から関東・近畿・中部・北陸・中国・四国での発売を経てもなお変更されてません。

とは言え、「ビックリマンのヘッドはやっぱり角プリじゃなくちゃ!」というのが
そもそも大多数の方の印象でしょうから、このまま角プリで押し通しても一向に構わないと思います。
そこらへんはロッテもわかってるんじゃないでしょうか?
去年7月の20th発売の際、角プリとレインボーを併売した結果
どんな反響があったかは想像に難くないところですし。

しかし、そんな市場の声に素直に従うとも思えないのが悩ましいところです。
これまでの地域では売れ残っても次の地域に回せばOKだったのに対して、
最終地域ではきちんと売り切らないと困るわけですから…。
少々荒っぽい手段に出る可能性も、否定できないんじゃないっすかねー?

けど、結構早いうちに最終地域での発売が決定した経緯を考えると
関西・中部などでの売れ残りをまわすだけで十分だと判断した可能性も(爆)

セレク2の5期が出たとき、私は2度ほど仙台に足を運びました。
あれから4年。悪夢再びとなるか…!?

Q太のRequest

「ひかり伝」は新しい試みとして、シール裏面に「QRコード」が付いているようです。

QRコードとはいわゆる「二次元バーコード」とも呼ばれているもので、
主に携帯電話のカメラで撮影することで情報を読み取り、記録された情報を得ることができます。
具体的には、サイトのURLが記録されているとそのサイトにアクセスすることができたり…。
実は少し前からこの一人BLOGでも左下のほうにQRコードを載せています。
意味があるかどうかは全く実感無いのですが…。
(そんなことするぐらいならWeb拍手でも導入するほうが効果的かも、とか思ったり(^^;)

さて、ひかり伝でこのQRコードをどう活用するのか、というのが注目すべきところです。

全てのキャラに別々のコードがついていると考えられるので、活用法としては
QRコードに公式サイトの特別なページへのリンクが埋め込まれていて、
そのキャラに関する詳細な情報が書いてあるページにアクセスできる
…。
もしくは、QRコードにそのキャラのHPや戦闘力が記載されていて
読み込ませてゲームができる
…というのも考えられます。

後者は10年ほど前に「ナビゲーションズ」で実現した方式とも似てますね。
あの時は「電話」と「ナビコード(12桁の数字)」でRPGをプレイするというものでしたが、
あれと同じことを「ケータイ」と「QRコード」で再現しようとしているのかも…?

しかし、それはそれでいいのですけれど…。

場所、取りすぎじゃね?

貴重な裏面スペースの1/4ほどを占めてます。
しかもQRコード自体に関する注意書きまでご丁寧に書き込まれているじゃないですか。
そんなのパッケージに書いとけばいいんじゃないの?と思ってしまうのですけど…。

もっと言うなら、ナビゲーションズの場合はシール裏面にナビコードが書いてあったわけじゃなく
シールを剥がした台紙の面にいろいろと書き込まれていました。

ひかり伝もこの方式のほうがよかったように思います。
これなら「剥がし用」と「未剥がし保存用」でコレクターの需要も倍になりますし(爆)
シール裏面には「シールを剥がすと云々」という案内だけ書いておけばいいんですから、
その分イラストや文章を載せるスペースも広くなりますよね…?

他にもひかり伝裏面に関しては、無意味に背景として「21stマーク」を入れているせいで
本文が単色印刷になって見栄えが悪いという点も見過ごせません。
(その21stマークもQRコードを邪魔しないようにか、20thよりも小さくなってますし…)
80円なんだから、アートコレクション並の4色印刷ぐらいやってくださいよ。

それはさておき、QRコードを使って何をやるつもりなのか。
ゲームに使うとしても「シンクロX」や「ゴースト村」程度のものなら誰もやらないでしょう。
ムシキングぐらいスケールのでっかいものなら面白そうなんですけどねー(苦笑)

今さらながら「P.P.」

今となっては懐かしい「ビックリマン2000アートコレクション」
全25種(+裏面違い5種)の中に番号欄が「P.P.」というのが3種あったのを覚えてますか?
この「P.P.」が何なのか、かつてロッテに問い合わせたこともありますがわからずじまい。
ロッテも肝心なところは教えてくれないようです(苦笑)

ですが、去年エサカ先生の個展に行った際、ご本人から回答をいただきました。

それによると、「P.P.」とは版画の用語で「Printer's Proof」の略。
元々は版画職人自身のために贈られたものに対して付けられたものだそうです。

で、アートコレクションの場合はというと、「P.P.」はやはり追加変更枠だったとのこと。

予定ではこの3種が途中で別のイラストに変更になるはずだったそうで、
絵まで出来ていたそうなのですが、結局変更は見送られたようです。
(個展にはその一つ、「三面鬼神」のリアルイラストが展示されたりしてました)

やはり売り上げが伸びなくて、変更する余裕が無かったのでしょうか。
残念なような、中途半端に少数だけ出回ったりしなくて良かったような…。