ソーシャル栄枯盛衰

ソーシャルゲーム方面ではタワスペが大爆死した一方、
ビックリマンも苦戦を強いられている状況のようです。

モバゲーで昨年スタートした「ビックリマン・コレクターズバトル」
盛り上がりきらないまま6月末にサービス終了。
終盤はレアキャラと交換できるダイヤコインが入れ食い状態で、
多くのプレーヤーのデッキがSURキャラだらけという異様な光景でした。

で、GREEの「ビックリマン」のほうはどうかというと...
どういうわけかここ数か月ずっと新イベントが無くて、
ストーリーを伴わない「聖塔」「武闘会」「カジノ」の繰り返し。
このアプリの唯一の(?)良心だったシナリオ部分が全く無くなってしまい、
パンゲ編の独自ストーリーも半端なところで止まったままとなってます。
シナリオ担当がいなくなったのか何なのかわかりませんけど、
こりゃこっちも終焉が近いのかも...。
伝説7のQRが今年12月末までの期限なので、
これが切れたらいよいよ店じまいということもありえるかも?

アプリは地味に時間を取られるので、無くなれば無くなったで
その分ゆとりができるのですが...やっぱつまんないですね。

天を目指した塔は崩れ去るが必定

私がブログ休んでいる間に始まって、休んでいる間に終わってしまったのが
スマホゲーム「タワーオブスペルズ」通称タワスペです。

株式会社ロノトがグリーンハウス描き下しのキャラで勝負したパズルRPG(?)でしたが、
いつの間にやらシールをゲットすることばかりが目的となってしまい、
一年ともたずにサービス終了となってしまいました。
グリーンハウス米澤さんからは「ブログ再開したら宣伝お願い」と頼まれていたのですが
まさか宣伝する前に終わってしまおうとは(苦笑)

ぶっちゃけ、英語学習要素なんて有って無いようなものでしたし、
システムも巷にあふれる「パズドラもどき」の域を抜けてませんでしたし、
何より自キャラが育たないわ敵は強すぎるわイベントは課金前提だわ、
やたらバランスの悪いゲームでしたので、終わって当然かと...。
普通は課金すれば強くなったり有利に進められたりするものですが、
タワスペはイベント景品のキャラを金で買うみたいなゲームでしたので、
全然プレイしようという気が続きませんでした。

それでも、毎回シール化されたキャラは多かれ少なかれ課金して
一通り集めることができました。
(通販で販売されたキャラは1枚未入手が残ってますが^^;)
ヘッド格のキャラはどれもカッコいいだけに残念です。

そうは言っても、我々が「グリーンハウスのキャラなら
やっぱりシール化されなくっちゃ」という風潮を生み出していたのも事実で、
一部の声にロノトさんが踊らされてしまった感も禁じ得ないところかと。
説明会には私も参加してたのですが、質疑はやはりシール方面に集中してましたし
ゲームとしての方向性が見えてこない説明会でしたっけ...。

ともあれゲームキャラ自体は別会社に引き継がれるらしいので、
とりあえずはそちらに期待...でしょうかね?

さいきょうでーたぶっく

SNSゲームのデータ本こと「ビックリマン最強データブック」が発売されました!

表紙はこんな感じです。
あれ...?

...SNSゲームって、書いてない?

裏表紙には「GREEやmixiで遊べる「ビックリマン」に登場する
全シールの能力データを完全網羅!」
とありますが、書店でこの本を見ただけの人だったら
「ビックリマンシールの本」だと勘違いするんじゃ?
ゲームの画面のひとつでも載せていればまだ気づけそうですが、
シールキャラしか載せてないのは確信犯(誤用のほう)じゃないですかね。

さらには購入特典について「SSRのスーパーゼウスとブラックゼウスを
2枚セットでプレゼント!!」とあります。
よく読めば「SSR]とか「シリアルナンバー」とか書かれてはいますが、
「キャラのデータがもらえる」とは記載していません。

でもこれ、実際のシールが封入されているものと誤解することを狙って
わざとあいまいな書き方をしてるんじゃ...??

そんな感じで第一印象が最悪だったのですけど、
中身はというとこれがまたひどい。

冒頭は初心者向けのゲーム情報で、
まあ従来のゲーム雑誌に載ってたのと同程度のもの。
そのあとには「オススメシールコレクション」として
36ページに4キャラずつ計144キャラのデータが画像つきで掲載されてますが、
このラインナップも単に目ぼしい人気キャラを並べただけで
ゲーム的な能力の高さや入手のしやすさ等は考慮してなさそうです。


で、それ以外のキャラは名前と数値だけ並べただけなのですが、
何が何に神化するかという情報は無し。
入手条件やルーツ・グループの情報も無く、
正直言ってこれをどう活用したものかと悩む内容です。

神化宝具も、神化後のみで神化前のキャラは記載なく、
こちらも入手条件や入手場所についてノータッチ。
強化グッズは、ボーナスが付くキャラの情報は書かれてますが、
肝心な増力効果について何も記載が無いのは致命的。

最後にバッジや通常冒険について書かれておしまい。
全体を通して、データブックとしても非常に物足りなさを覚える
何とも残念な出来でした。
プレイヤーの使い勝手や知りたい情報の傾向がまるで理解されておらず、
ありあわせのデータをただ詰め込んだだけという印象です。

そんなわけで、本当にただの「データブック」でした。
少しでもイベントシナリオやら攻略法やらに触れてないかと
淡い期待を寄せたのがむなしいです。

地獄の四重殺

SNSゲームでは、いわゆる「イベント」と呼ばれる
期間限定の催しが頻繁に実施されます。
ルールはそれぞれですが、ユーザー同士のバトルだったり、
特別なマップを進んでボスと戦うものだったり、
通常10日から2週間にわたって繰り広げられるものです。

普段育てたキャラを投入して進めるわけですが、
中には課金して薬を買わないと到底最後まで進めないようなものや、
時間的に拘束されてしまうイベントもあって、
がっつり楽しもうとしたら金銭的にも肉体的にも負担がかかります。

そんなイベントが、GREE/mixiのアプリの場合...
同時に2つ並行して開催される傾向があります...。

先日も聖魔究極戦の決戦イベントと聖塔探索イベントが重なって、
一日に4回30分ずつ開催される決戦の合間に塔を進むという
なんとも苦しい展開となり、多くのユーザーから不満の声が聴かれました...。

そこにきて、実はこのときモバゲ―のビックリマンアプリでも
聖ボット誕生のレイドイベントと連合バトルというグループ間対決のイベントが
同時に開催されるという、ダブルイベ状態となっていたのでした。
(こちらはどちらも行動力消費イベなので、余計にタチが悪いという...)

なので両方プレイしてる人は、GREE/mixiの決戦とモバゲ―の連合バトルの
両方のスケジュールを気にしつつ、合間に別イベをこなすという
もうわけのわからないような状態になっておりました。
...GREEとmixiを両方プレイしてる人はさらに倍増ですね。

なんか、どちらのゲームも人気がイマイチなのか、
ユーザーに負担をかけて課金を迫るようなスタイルに見えてしまいます。

2つのゲームは(根は同じでも)別のゲームなので
この両者が互いに配慮する必要はさすがに無いかもしれませんけど、
単一アプリ内でイベントを複数重ねるのはちょっと勘弁願いたいです。

ついでに決戦イベの開催頻度上げ過ぎです!
その分アプリの終焉が早まるなら、まあアリかもしれませんが(爆)