2月26日はアニメ「ビックリマン2000」の最終話が放送された日らしいので、
たまには2000に絡んだお話でも。
ビックリマン2000のいわゆる主人公パーティがシールになったのは第2弾。
第1弾が全国に行き渡って知名度が高まり、満を持して始まるアニメ放送にあわせて
タケルやバカラが手に入る第2弾を投入するという作戦だったそうですが、
実に理にかなった戦略ですよね。
旧ビックリマンがシールからアニメになった逆マルチメディア展開の草分けだったのに対し、
2000ではどちらも互いに高めあう路線を目指したと考えられます。
制作陣がシール・アニメ双方で中心的役割を担っていたからこそとも言えますが、
ポケモンがゲームとアニメで培ったノウハウも活かされたんでしょうね。
実際には第1弾が品薄で第2弾の展開が遅れるなどのトラブルがありましたけど、
この頃まではおおむね成功だったんじゃないかと思います。
一方、この方式を踏襲しようとしたのかどうかは定かではありませんけど、
ハピラキビックリマンの主人公らがシールになったのはひかり伝IIだったので
これも上手いこと回せばチョコとアニメのWin-Winな関係が築けたかもしれませんでした。
しかし現実には、チョコはアニメの方を全然向かず独自路線を突っ走り、
アニメも関東地方で朝6時半という絶望的なパイで、相乗効果も何もあったものではなく...。
それでももうちょっとやり様はあったんじゃないかと思うのですけど、
ロッテからも東映からも期待されてなかったんですかねえ...。