33度あることは34度ある?

さても、きゅー太としては33弾に触れないわけにはいかないんでしょうかね。。

超元祖32弾以来、16年ぶりとなるナンバリングタイトル!
情報が流れるや否や、ファンの間では期待と不安が入り混じって何かと話題になりました。

でもここでストーリーの予想とか考察とかをするつもりはありません。
関心が湧かないと言った方が正しいでしょうか?
何故かは私にもよくわからないのですけど、意欲がわかないから仕方ないのです。
何というか、好きにやってくださいっていう感じですかね...。

私としてはそれよりも33弾シールの商品企画そのものについて考えてみたいです。

まずこの企画、「第1弾発売から33年後」という千載一遇のタイミングが全ての発端でしょう。
発売前には「33年後の33弾」という設定がストーリー上にも適用されるという話もあったので
一部のファンが「BM世界の一年って?!」みたいなことをやたら気にしていたようですけど、
問屋の販売担当者に「幾源期が過ぎた後の物語」とか言ったところで通じないでしょうから
今更ですけどそこはスルーしてよかったんじゃないかと思います。
(かつては「新ビックリマンは聖魔和合の100年後」みたいなコロコロ予告記事もありましたっけ)

ともかく、これほどまでのキャッチ―な売り文句は商品展開において非常に有効です。
また悪魔vs天使のストーリーを進めることは、常々うるさいコアファンを黙らせるにも
これ以上ない決定打といえるでしょう。
そんなわけで33弾の作成が決まったんじゃないかと思います。

一方で、このためだけに従来と異なる仕掛けや準備を盛り込むのは予算的に厳しいのでしょう。
コラボ全盛の今としてはコレクターが占める市場規模なんて微々たるものでしょうし、
回収できる見込みが立たなければ予算を投入するはずもないわけで。

なのでシールそのものは従来路線であるエンボスメタルで統一され、
予算節約のために裏面イラストの描きおろしも減らし、
全国一斉発売はおろか東西分割販売もしない。

また、コアファンよりもむしろ新規ファンに食いついてもらうことを意識してか
第1弾を彷彿とさせる牧歌的なキャラを多数投入し、
裏面テキストも難解な反後節ではなく平易な下田節で統一し、
32弾までのストーリーを知らなくても入り込めるよう既存設定をほぼほぼリセット

ま、こんなところではないかと想像されます。
二兎を追う者...にならなければいいのですが。

来年は34年後なので34弾投入待ったなし?!
ただ今回のが売れないようだと
ゼウスが力を失って漂流し、
十字架が老けて悪堕ち(?)し
ユピテルが平定したジオ界が混乱に陥ったまま
...という「余計なことしただけ」で再打ち切りエンドとなる可能性も...。

挑戦無くして前進無しなので、販売そのものは大いに歓迎したいですし
わざわざ水を差すようなことを言いたいわけでもないんですけど...。
なんでこんなにワクワクしないんですかねえ。

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