こんな記事が「東洋経済ONLINE」に掲載されてました。
『アラフォー男子は狙われている!消費の「ジェットストリームアタック」とは?』
http://toyokeizai.net/articles/-/27730
こちらの主旨をかいつまんで書くと、
いわゆる団塊ジュニア世代の男性が潜在的に持っていた「ガンダム」に対する関心が、
「ガンダム語り」が市民権を得てきたことで顕在化し、
ある種のマーケットのターゲットとして狙い撃ちされるようになった、というもの。
このあたりの状況は、まだ市民権を得ていない感のあるビックリマンに対しても
似たような傾向があると思えて興味深いです。
「消費大好き世代」なアラフォー男子にとって、
ビックリマンも切り口が変われば手を出してしまう「エサ」なわけで、
伝説商法を例に出すまでもなく、幾度となく消費を強いられてきているのが実情です。
ガンダムみたいにマーケットが成熟してくればいいのですけど、
ビックリマンのような間口の狭い市場では、どうしても焼き畑農業になってしまいます。
アラフォー世代のうしろの世代がろくに育ってないのも問題で、
実際ビックリマンチョコのメイン購買層はいわゆる「ビックリマン世代」のまんま。
ビックリマン2000の頃は「20代男性」だったのが、今「30代男性」になっただけですもんね。
この先ターゲットは「40代男性」になるんですかね?
それって「お菓子のおまけ」としては、なかなかクレイジーな状況だと思うんですけど、いいかげんターゲット層を変えてほしいと切に願うところです。