GREE/mixiのゲームは、先日パンゲ編新作「大層回顧録~三聖の彷徨~」が展開されました。
これまで一本釣・ピーター・フッドがそれぞれ主役の立場で進んできましたが、
残り3人のパンゲアクターについて今回まとめてフォローされた形です。
ぶっちゃけ、普通に懐かしさでプレイしてるユーザーにとっては
物語はおろか登場する3すくみシールすらほぼ初見なんじゃないかと思うのですが、
聖魔究極戦に突き進んでいく「ぐう熱」な物語はいよいよ次回30弾に入る模様です。
さて、そんな中いわゆる「キラブラゼ問題」というのが起こっています。
端的に言うと、たっぷり課金したのに相応な報酬が得られなかったことに対して
一部の重課金プレイヤーたちが不満を爆発させ、無課金化で抵抗しようとしている問題...です。
(発起人の人は、報酬のランクそのものよりも運営の不誠実な対応に怒っているようですが)
この問題、当初から私としてはなんかしっくりこない部分がありまして。
そもそもは、運営が報酬一覧のページへのリンクを張り間違えて(あるいは故意で?)
複数あるランダムゲット報酬のうち、最高ランクのアイテムしかユーザーに提示していなかったことが発端。
多くの重課金プレイヤーは、最高ランクのアイテム(ホロブラゼSSR)を目指して課金を重ねたのに、
提示していない最低ランクのアイテム(キラブラゼ)が出るのは詐欺行為だ!と訴えているわけです。
ですが、そんなユーザー泣かせな仕様は今に始まったことじゃなく、
これまでも頑張ってもなかなか目当てのものがゲットできくて苦汁を飲まされてきたわけですが、
それでも今回ほどのムーブメントには至っていませんでした。
そこで思ったのですが、重課金プレイヤーの方々はこれまでは
課金によって最終的には目当てのものをゲットしてきたんですよね。
そこには「課金の負担」と「充足感」のバランスがとれていたのでしょう。
だから多少の不満があったとしてもそれが気にならなかったんでしょうね。
それが今回はこのバランスが崩れてしまったため、
言い方は悪いですが"今頃"運営の凶悪さに気づいてしまったのかな、と。
で、影響力の大きい面々が声を上げだしたので騒ぎになってきたんですかね。
もっとも、これをいかに気づかせずに課金させるかが運営の腕の見せ所なんでしょうが。
アプリの行く末を左右するのはまさに課金ユーザー様なので、
彼らの機嫌を損ねるのはまさに死活問題のはず。
だからこそ無課金プレイヤーの訴えは二の次にして、
重課金プレイヤーが適度に「手ごたえ」を感じられるようにイベントの難度を調整したり、
やることが無くなって課金が止まらないようにイベント用アイテムを出し続けたり、
ともかく課金プレイヤーが楽しめることを第一に運営されてきたように思うんですけどね。
まあそのせいで、今からアプリを始めるようなプレイヤーでも
イベント前に箱ガシャを何度か空にすればトップ50に入れるようなシステムになっちゃいました。
逆にこれまでせっせと黒枠源層コアやSSRホロを集めてきた重課金プレイヤーも、
新規実装の増力効果覚醒であっさり初心者デッキに負かされたりもするみたいですけど。
そんなこんなで、相当うっぷんが溜まっているプレイヤーが多いのか
イベント参加人数は目に見えて減ってるみたいですし、
運営はイベント薬の安売りキャンペーンを毎日のように展開したり必死な模様。
なんか、本当にアプリでもパンゲ編が未完になっちゃったりして??