プレミアの見分け方・作り方

テレビ朝日系の番組「雑学家族」の3月9日放送分は「プレミア」がテーマだったそうで、
その中でビックリマンシールのプレミアが紹介されたとか。
(あいにく見てなかったので、ネットで集めた情報を頼りに書いてます)

> ビックリマンシールの同じようなプレミアシールで、値段が違う理由は何?というクイズが出題された。
> 正解はキラキラした部分の形が違うという答えだった。

ということで、聖フェニックスの扇プリズム(逆扇)、四角プリズムの違いが取り上げられたようです。
確かに、福袋版とかと違って普通に集めてた人が偶然持ってる可能性の高い部類ですもんね。
番組を見て押し入れや引き出しをあさり、翌日ショップに持ち込んだ人も多かったかも?

最近のシールはこういう細かい違いが生まれにくいですね。
エンボスメタルや四角プリズムには印刷の向きによる違いが無いですし、
一部のホロプリズムに右流れ・左流れなんて細かすぎる違いがあったりする程度。
作り手側も製造上の手違いで変なエラーシールが作られないように配慮してるのかもしれませんが、
(2000の11弾のクロスヘル天使なんかがその最たるものだったかも)
逆に意図的にちょっとした違いのあるシールを混ぜてみたら、
細かい違いを気にするコレクター諸氏が大量購入してくれたりして??

それこそビックリマン伝説で、後発地域だけ台紙の色を少し薄くする程度でも
マニアは見逃せないですからね…。
って、そういうところに目が行くようなスタッフは居なさそうですけどね。

そのうちどっかで動画見れたりしないかなぁ。

えーあーる

武層動伝のプレスリリースが発表になったようで、
各種ニュースサイトでも発売に関する話題が報じられています。

http://digitalpr.jp/r/3700

この中で大きな新情報と言えるのは、スマホアプリでの独自情報展開についてでしょう!

パッケージと一部のシールはスマートフォン用ARアプリ「mue Alive」と連動。

アプリを立ち上げて、パッケージを読み取ると画面に「スーパーゼウス」が登場し、

シールを読み取ると画面にシールのキャラクターが登場して、

ストーリーに関する情報を得ることができます。

だそうです。

カメラでシール画像を読み取って独自コンテンツを提供する仕組みというと
ひかり伝IIIやおとぎで採用された「直伝」システムが思い出されますが、
あちらはシール画像がURLに紐づけされていて、特定のWebページにジャンプする仕組みでした。
それに対してこちらは、画像認識後はその画像自体が仮想的に動いたり変化したり、
最近よく見かけるAR技術と連動するというもののようです。

ただ、これだとストーリーの説明とかをどうやって展開するのかよくわかりません。
シールキャラがアニメーションしてセリフをしゃべったりするんでしょうか?

ちなみに、早速このアプリでパッケージ画像や流出サンプルにかざしてみましたが
現時点では何の反応もありませんでした。
発売時期になるまで認識対象に設定されていないんでしょうか?
いちいち通信して対象チェックしてるようでも無かったのですが、
そのうちアプリ側のアップデートがあるんでしょうか。

発売直前ぐらいにまたチェックしてみますかねー。

It's NOT a small world!

ひかり伝シリーズでは、ほぼ毎回新たな世界が舞台になってますよね。

ひかり伝I:真白域・真黒域・まとば
ひかり伝II:まとば大ソライ塔
ひかり伝III:まとば五層変化境
ひかり伝おとぎ:曼樹羅
ひかり伝聖魔暦:セノーテラス
ひかり伝聖魔十戒:Wレンソイス・Bイルリサット・バサラストR
ルーツ伝:グレートサラオ
聖核伝:クラウドール
聖魔化生伝:聖林冠・魔地中比(暦未層域)

もう途中から何が何だかという人が大多数かと思いますが…。

それでも、例えば五層変化境は大ソライ塔が崩壊して空中で再構築したような地でしたし、
聖魔十戒の3域が影響しあってハートタンクΣを経てグレートサラオが生まれたなど、
一応の世界観上のつながりはあったんですけどね。

暦土塁とか天中枢神とか呼ばれたクラウドールについては、
その構成や内部がある程度詳しく語られたことから創造途上の源層界の一域と推測されますが
その後の聖林冠エリアや魔地中比は特に何の言及もされておらず、
一体何なのかもやもやしたままとなっています。
武層動伝は聖魔化生伝の続編ということですが、時代設定が近いストーリーであれば
今度こそこれらのエリアの実体に迫るということも微粒子レベルでは可能性がありそうです。

ひかり伝から連なるストーリーは旧1弾につながることが大前提なだけに、
その後の世界との関係性が見えない舞台設定にはどうにも感情移入しづらいです。

とりあえずは、武層動伝でまた新たな舞台が登場しないことを願うばかりですかね…。

土層魔伝来に関する推論

3月3日はひな祭り。
ビックリマンでひな祭りというとどうしてもエズフィト12ヘッドが想起されるので
それに関連してネイロスにまつわる考察ネタを。

ドラキュロスの魂が内裏ネイロスの器に入ったかどうかについては、
DSのゲーム内で反後博士が明確に回答しているのでここまでは確定事項です。
その次段階、ネイロスの影が浮上するのは28弾パンゲ編にて
「フィアン・マッドーチェ」に見て取ることができます。

『異層空口へ出たフィアンは自分の体に異なる魔性が住み始めたのを感じた??ネイロスか?』

とシール裏に書かれている通り、フィアンがドリル船でつなげたトンネルの先で
ネイロスと遭遇し、その肉体を乗っ取られたように読み取ることができますよね。
ただしこの時点では、フィアンにはまだ自我があるようで
ネイロスと共存している(乗っ取られているわけではない?)とも考えられます。
もっともフィアンの意思で住まわせたわけではないようなので、
いずれは支配される流れなのかもしれませんけど。

重要なのは、その相手が「ネイロス」ではないかと「フィアンが」考えていることです。
フィアンはネイロスのことを知っていた?いつ、どうやって??

そもそもフィアンは何故異層を目指したのでしょうか。
土の大層にはロックサンヌのようにネロの影響を受けたと思われる者がいますが、
その影響はいつどのように伝わったものなのでしょう?

パンゲは基本的に外の世界とは隔絶された世界であるように思われてますが、
アンセスはドリル船で穴を掘り続ければ別世界に出られることを知っていました。
またアンセス裏書には「崩れゆくエズからの継因を掴み大動乱を起こす」とあります。
どういうわけか、エズフィトが崩壊目前であることをこの時点で知っていたわけです。

ネロ因子の影響が濃い「土のロックサンヌ」の裏書によると
「我の系の源がフィアンの乗るドリル船で不思議な調を伝えだす??」
とあり、シール裏イラストではドリル船の先端に魔肖ネロの像が付いていることが見て取れます。
ロックサンヌの「系の源」はこの像のことではないでしょうか。
そしてこの像が奏でる「不思議な調」とは、まさにネロとの交信だったのでは??

ここで思い出されるのが、魔肖ネロの耳の部分。
「バットイヤラップ」と呼ばれるこの器官は
「魔光年先の出来事もキャッチし、謎の交信波を出し続ける。」
と解説されています。
当時はワンダーマリアとの交信に使用していたと考えられていましたが、
今にしてみればスーパーデビルがそんなことを放置しているとは思えません。
通信を傍受するための装置を用意するぐらいしてそうなものです。
むしろそうしていたからこそ、次界での派閥争いを有利に進めることができたとも考えられます。

はい、何が言いたいかといいますと
マッドーチェに存在した例の魔肖ネロ像こそ、その通信傍受装置だったのではないかと。
そしてスーパーデビルがシヴァマリアに敗れて念粒肢が非層を漂った際に
この装置がマッドーチェに流れ着いたということも考えられなくはないかと。
そんでもって、ネイロスの動向を伝える装置として稼働していたのではないか…というのが結論です。
ついでにネイロスの居場所へ導くガイド装置としても使えたのかもしれません。

さらに単なる通信傍受装置ではなく、ネロ因子の一部とかを包含したある種のルーツパーツだったら
そこからネロっぽい悪魔が誕生しても不思議はないかも?

アンセスはネイロスを救いに向かわせたのか、あるいはエズフィトの魔考器財を手にしようとしたのか。
エズフィト崩壊を前に動き出した目的は、おそらくはパンゲ制覇のためとは思うものの
フィアンの行く末もろとも今となっては謎のままです。

まあ、長々と書いてはみましたが…飛躍しすぎですし確証が何もないですし
ひかり伝の時代にネロルーツが何かやらかしただけかもしれませんし、
まともに受け取らないようにお願いしますね(笑)