GREE・mixiのソーシャルゲーの「ビックリマン」にて
パンゲ編の独自解釈(?)なストーリーが展開されていると話題です。
パンゲはアニメにも漫画にもなっておらず、
エキサイティングテレフォンや牛若メインのCDドラマで
その一部が描かれただけという状況ですので、
ファンが注目するのも必然かもしれません。
基本的に、ゲーム内では普通は「冒険」として
「コレクター」が主人公になり、旧ビックリマンの物語に大体沿った流で
決められた一本道の物語を進めていく形式なのですが、
そちらはちょこちょこっとしたテキストが書かれるだけな上に
まだ次界編の途中までしか用意されていない状況。
それとは別に、定期的に期間限定の「イベント」が開催されるのですが、
通常の冒険とは異なるゲーム内容で、下記のバリエーションがあるとか。
・特別なステージをひたすら進んで最深部を目指すイベント(課金塔系)
・他のユーザーと協力してボスを倒しまくるイベント(聖魔討伐系)
・複数の逃げるボスを追い詰めて攻略していくイベント(ナンパ系)
・ユーザー同士が育てたパーティをぶつけ合うイベント(大武闘会、BBC)
これらがシナリオやキャラなど、上っ面を入れ替えながら順繰りで開催されてます。
で、パンゲ編の話はこのうち聖魔討伐系として行われたイベント
「大層立志伝~エンパイアの軌跡~」と「大層堕天録~暗黒炎の侵攻~」。
前者は一本釣がエンパイアの力に目覚め、火・森・風の大層を聖域化して回る話で、
後者は火の兄弟の手でバンプ化したピーターが水・金・土の大層を炎域化していく話。
物語としてはつながっていて、一本釣の強大な力を目にした各大層主が
他のパンゲアクターの力を利用しようと思索を巡らせる様子などが描写され、
紙芝居的なムービーですが、メディサやラシアやサンドラなどのセリフ回しや演出は
このままアニメ化してほしいと思うほど?
おそらくこの先も、アトランチンの秘宝を巡る戦い、そして聖魔究極戦までも
描かれるのではないかと思われます。
と言っても、イベントの舞台や設定はその都度さまざまで、
次界戦中のスーパーデビルが過去の天聖界に飛んで歴史を変えようとしたり…
スーパーゼウスが古今東西の人気キャラを集めて鬼ごっこ大会を開催したり…
シャーマンカーンが新通貨「カーン」を流通させようと黒い顔を覗かせたり…
アンドロココと神帝隊が幻の曼聖羅軍と対決(実は超聖神が黒幕?)したり…
シリアス系からギャグ系まで、毎回2週間ほど開催されるのが基本のため、
パンゲ編の続きが描かれるのは早くても2か月近く先になるのではないかと思われます。
課金誘導のシステム改悪やバグの多さなど、運営への不満は常時溢れかえっているようですが、
このシナリオの面白さだけは最大限に評価できるんじゃないかと思う今日この頃です。