第4素材を求めて

ビックリマンシールの素材って、この30年ほど進化してないですよね。

いや、細かい部分で変化しているところは当然あると思うのですけど、
私が言いたいのは「プリズム」「エンボス」「ホログラム」という
ヘッド3大素材に匹敵するような新しい素材がついぞ登場していないということです。

例えばホログラムはブラックゼウス登場まで世の中でほとんど使われてなく、
ましてチョコのおまけシールなんて当時は前代未聞だったと聞きます。
ホログラム自体は超元祖の当たりシール「トゥルーイマージュ」のように
技術的な進化はしましたが、それもホログラムという枠内でのこと。
プリズムはコストダウンの方向で進化して今や世の中に溢れかえっていますが、
それゆえチープなイメージがついてしまい、目新しさを失った感もあります。

昔ほどチャレンジ精神にあふれる商品づくりができない状況かもしれませんけど、
せめて当たりシールとかで何か「ビックリ」させるシールが登場しないものでしょうか?

…といったところで、まずイメージが湧かないんですけどね。
キラキラ光る、七色に変化する、傾けば動く、といった要素の延長上ではなく
まったく新規に何かをもたらす技術って…どんなのがあるでしょうね。
発光する、温度で変化する、というところは既にありますし、
音・匂い・味という視覚以外の路線もなんかイマイチです。
浮き出てアニメーションするというのは、近年はARで仮想的に実現してますけど
実際に肉眼でも浮き上がって見えるような技術はまだまだでしょうか?

あーあ、何か無いもんですかね…?