コメント欄で情報いただきました。(ありがとうございます!)
既にあちこちで話題になっているようですが…。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120908/wec12090809360001-n1.htm
『大和神伝 葛ボーロ』
なん・・だと・・?
情報によると、奈良県橿原市が来月行われるイベント「橿原夢の森フェスティバル」で販売するそうで、
一目でわかる通りグリーンハウスのご両名がイラストを手掛けているとのこと。
しかしながら、1000個限定だとか全22種だとか、コレクター的に衝撃的な文句が踊っております。
いやいやいやいやいやいやいやいや、
これはマーケティング的にいかんでしょ!?
チャンスはある程度平等に与えられるべき。
地域限定+数量限定+販売時期限定だなんてありえナッシング。
まして全22種ってどんだけコレクター泣かせな仕様なんですかと。
で、これがタイタンの映画シールみたいなへっぽこデザインならまだしも、
「リアルジパ伝」とでも言うべき聖感(ひじりかん)あるデザインだと
とてもスルーできないというのがコレクターの性(さが)。
しかしまあ、ただ愚痴っていても仕方ないので
前向きに取り組もうと思います。
そんなわけで、さっそく橿原市の観光課に電凸して気になるところを聞いてみました。
わかったところを書き下しますとー。
・イベント2日間で1000個。1日1000個じゃなく全日程で1000個。
・別のイベントでの販売や通販については予定なし。
・今回のデザインを使用した別の企画についても予定なし。
・当日の販売数制限などについては未定。(いちおう釘さしときました)
…聞くんじゃなかった。
古事記編纂1300年記念事業の一環だそうで、
「神武東征編」というのは古事記のそのあたりの記述が元ネタですよと
アピールするのが目的っぽく、今後のシリーズ化を意図したようなものではない模様。
しかしまあ、中のお菓子(葛ボーロ)は橿原市が地元の和菓子業者と連携して
新たな名産品を作ろうとした成果らしいのですが、
ともすれば「ライダースナック現象」のような憂き目に遭うことは想定していないのでしょうか。
食玩なんてお菓子のクオリティは二の次で、いかに二の次なブツを売りさばくかが目的みたいなもんなのに
完全に主従逆転してるじゃないですかぁ(爆)
お菓子的には大量生産できるような代物ではないみたいなので
1000個という数量は仕方ないんでしょうけど、
なら22種もキャラ作る意図がわかりません。
こういうのはせいぜい3~4種でよさそうなものなのに…。
ましてや単価の高いことで有名(?)なグリーンハウスを贅沢に投入しすぎ。
お役所の金銭感覚はわかりません。上海鑑定団のS氏の心情やいかに(笑)
<追記>
他ブログに寄せられたプロジェクト担当者の弁によると、公的な援助なしで個人負担で立ち上げた企画だとか…。
憶測で乱暴な物言いをしてしまい申し訳ありませんでした。
コアなビックリマンファンの市職員がこの企画を立ち上げたんだとして、
もうちょっとコレクターにやさしい仕様にできなかったのかと小一時間問い詰めたいところですが
何はともあれイベント的に成功して次につながってほしいですね。
当日、いろんな意味で荒れなければいいんですけど…。