結局のところ、復刻といっても全シール1440種の復刻を望んでいる人というのは
ほんの一握りしかいないと思うわけです。
せいぜい19弾の聖魔和合完結まで。
マルコ編、パンゲ編の魅力の乏しい数々のモブキャラを誰が欲しがるのかと。
誰も欲しがらなかったから当時も衰退の一途を辿ったわけで、
一部の有名キャラや主力キャラ以外は復刻の価値が非常に薄いと言わざるを得ません。
そういう意味では第1弾全37種の中でも、十字架天使と黄門天人では需要が段違いなわけで、
「第1弾フルコンプ」という付加価値が無ければあえて入手したいとは思わないシールも多いはず。
逆にいえば1440種が一度にリリースされればそこに価値も生まれるものの、
チョコ無しでシールだけの復刻とかでもやらない限りまずありえない話です。
伝説復刻版やスペシャルセレクションの企画意図はまさにそこにあったはずで、
需要のあるキャラだけを選出した結果、スマッシュヒットにつながったと考えられます。
とはいえ、あえて需要の低いキャラを一定の割合で混ぜることで、
原価的には等価値でもユーザー視点での「あたりはずれ」を生むことができ、
かつての「天使・お守りと悪魔の混入比率差」まではいかないまでも
疑似的な格差をつけることで副次的に「射幸性」を高めることが可能になりそうです。
事実、神羅万象などはユーザー需要の低い一般キャラや原生生物のカードを常に一定数入れて
あたりはずれ感を演出していると思われます。
なので「第1弾全37種」はいい感じのキャラ配分なのですが、
2弾以降で人気キャラの少ない弾ほど「はずれ」の比率が高くなるため、
単純に売れにくくなると予想されます。
以上、わかりきっていることをあえてだらだら書いてみました。