聖魔窮曲戦

パンゲ編の最終決戦は「聖魔究極戦」なんて呼ばれていますが、
改めて考えてみると、あれのどこらへんが「究極」なんですかね?

舞台は表層界と大きく隔てられた辺境の一惑星で、
双方のメンバーはギリテスもモーゼットもポッと出の素性不明キャラ。
神帝隊が聖魔に分かれて激突といっても、そもそも神帝隊じゃ力不足では?
ゼウスもロココもデビルもマリアも出てこないのに、何をもって「究極」かと。

そのカギを握るのは、アマテラス帝と恐怖スーツではないかと考えています。
わざわざ源層界聖神が降臨し、恐怖スーツの「復活」を気にかける時点で
この戦いの重要度…何かわからないけど重要な何かがある、という感じはしますよね。

神帝たちの力も、既にロココやゼウスに匹敵するものになっていたのかもしれません。
そうなると、戦いの規模、戦力の大きさという意味では究極レベルの戦いなんでしょう。

そもそも、メディアの放った異聖矢が巡り巡ってデュークを産み出したわけなので
究極戦はある意味でナディアVSメディアの代理戦争という一面もあったのかなと。
そのあたり、ひかり伝の流れとオーバーラップさせてもよかったんじゃ?
ちょうど魔神子ディドスが「無敵体」になるところまでは引っ張れてましたし…。

まあ、パンゲ編の人気低迷を払拭するための「煽り文句」ってのが関の山ですかねえ。

七天・起承転結の転

神羅万象チョコ・七天の覇者第3弾が発売!

今回は先日始まったブラウザゲーム「神羅万象フロンティア」との連携がプッシュされ、
チョコのパッケージなどでも画面写真付きで告知されたりしてます。
(いちいち比べることでもないけど、やはり漢熟覇王3DSのゴリ押し感・やっつけ感とは違うなあ…)

魂獣界の次期大帝を決める「七天大武会」、いよいよベスト8が出そろうかというところで
現大帝と因縁の深い敵軍勢が乱入し、大会出場者たちと激戦を繰り広げるという展開に。

その敵というのが「隠神行部」というタヌキ属性の軍団なのですが
タヌキから転じて大ボスの名は「聖異大将軍イエヤス」。
軍団のメンバーも徳川家に縁のある武将や忍者、さらに陰陽師などがモチーフで、
突然ゲッテンカ顔負け?な戦国模様となっております(笑)

さて、前回の2弾で覚醒カード枠に移行したかと思われたスペシャル仕様のレアカードが
3弾であっさり通常封入形式に復活。
今回は主人公の青箔ダブルホロカードとなっておりました。

ところで、今回は毎年恒例の抽プレ限定カードファイル企画がありませんでした。
そのかわりということは無いでしょうが、覚醒カードを全種ゲットするための
総ポイント数の敷居が上がる上がる…。
1弾では28pt、2弾では34pt、で3弾では39pt。
1弾は何だかんだで覚醒カード3コンプできたのですが、3弾はどうにか1コンプという感じ。
じわじわ真綿で首を絞めるような搾取が進行しているようです。

そう言えば今回もサークルKサンクス限定のキャンペーンがありました。
4個購入で前回の覚醒カードのアナザーカラーバージョン1種がもらえるというものなのですが、
前回よりも店から消えるのが早かったです。

あざとい…。

4年に一度のターニングポイント

かつて、著名なオマケシール評論家として知られたЕ氏がこんな説を提唱していました。

「ビックリマン4年周期説」

2002年に発表されたこの説を、約10年の時を経て検証してみたいと思います。
※勝手にネタにしてすんません


始めにこの説について簡単に紹介しますと、
「ビックリマンにまつわる大きな転換点は約4年周期で訪れる」
というもので、具体的には
「1977年どっきりシール発売」「1981年まじゃりんこ発売」「1985年悪魔VS天使編発売」
「1989年新ビックリマン開始」「1993年スーパービックリマン終了」
(ここで5年開いて)「1998年伝説復刻版発売」「2002年ビックリマン2000終了」
と説明されています。
多少強引な面もありますが、概ね4年ごとに大きなイベントがあったのは事実かと。

さて、2002年の4年後…すなわち2006年に大きな節目はあったのでしょうか?


…2006年の主な出来事は…

「祝ビックリマン放映開始」
「ひかり伝発売開始」
「ビックリマン大教典発売」

ありましたねー、しかもかなりのビッグウェーブが。
前年の20thアニバーサリーのヒットを受けて、様々な企画が結実した年でした。

ではさらに4年後。
2010年には何があったかというと……

「聖核伝発売開始」
「反後博士ロッテ退職が発覚」
「漢熟覇王発売開始」

2002年以降の小ブームが下降線をたどる一方で世代交代を強く意識させる年でした。
そういう意味では、この年が後々大きな節目と呼ばれる可能性が高いです。
この年から始まった下田研究員の台頭がこの先どこまで影響するのか、
2014年にまたひと悶着あるのかが気になるところかと。

ちなみに…

逆に、他の年に大きな節目は無かったのかというと
2003年 アートコレクション発売
2004年 ゴースト村発売
2005年 20thアニバ発売

2007年 ホロセレクション発売
2008年 ニャンダー発売
2009年 ルーツ伝発売

…うん、確かにしょぼい(笑)
多少こじつけっぽさは残るものの、転換点と呼べるほどの出来事とは言い切れず
4年周期説はそれほど外れてもいないように見えます。

はたして2014年には何が起きるのでしょうか??