Video killed the Seal Collector?

先日、テレ朝の深夜番組「アタラシーノ」のお菓子のオマケ特集の中で
ビックリマン(漢熟覇王含む)が紹介されたとのこと。

比較的自由度の高い深夜枠でぽつぽつこういう企画が通るのは、
やっぱり今テレビ業界を実質動かしている世代とビックリマン世代とが重なるからでしょうね。

こういう番組は当然ながらロッテの協力無しでは実現しないわけで、
その流れで現行商品の宣伝が織り込まれるのはむしろ当然でしょう。
もしかしたら、漢熟の宣伝目的でロッテ側が企画を売り込んでいる可能性もありえそうです。
(そこまで漢熟を推しているかどうかは不明ですが…)

ところで最近のTV企画の流れは、単に「昔はこんなのがあった」という懐古趣味だけでなく
「今はこんなプレミアが!」という部分の比重が増えつつあるような。
確かにインパクトありますもんね。
ロッテがそれを良しと思っているのかどうか気になるところですけど、
昔ほど企画の中身に口出しできなくなってきている、とかだったりして。

で、どこぞの有名ショップの鑑定額が引き合いに出されるわけですが、
テレビで言われるとそういう価値観が広まっちゃうのがちょっと気になります。

各ショップはネットオークションや他店の動向などもチェックしているでしょうから、
そんなに感覚的に的外れな評価はしないでしょうけど…。

テレビ番組的に「シール懐かしい」→「シール実は高値」とくると、
次は「そんなシール集めてるのはこんな人」という企画が来たりして。
マニアックな苦労話や思い入れ語り、そこから転じて個性的なキャラクター発掘。

…うーん、あり得そう?

はるかな千葉へ~80年代ゲーム&おもちゃフェア~

コレクターなら、99%無駄とわかっていてもやらざるを得ない時というのがありますよね。

例えば、「目当てのロットは置いてないだろうけど…」と思いつつ、遠くに見えたコンビニに立ち寄ってみるとか、
「ここらで止めておいたほうが…」と思いつつ、SRが出るまでゲッテンカに連コインしちゃったりとか。

今回もそんなお話。


ネットを検索していて、偶然見つけた情報がありまして。

千葉のとある書店にて、「80年代 ゲーム&おもちゃフェア開催」と銘打ったイベントが実施されているという記事。
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/beeone/2011/10/80.html

記事によると、昔懐かしいホビーとして、ファミコンやガンプラやなめ猫と並んで
ビックリマンシールも展示されていると書かれてありました。

とはいえ、掲載されている画像を見る限り、かなり小規模な印象。
でも気にはなる…。
きっと先月の「僕らのビックリマン展」なんかよりもずっとしょっぱい展示に違いない、と思っていても
実際に見てみないことには…。

ということで、仕事帰りにどうにか時間を作って見てきましたよ。
で、冒頭のセリフに戻るわけなのですが(苦笑)

書店自体はヨドバシカメラも入っているそこそこ大きなビルに入っており、
その一角に一段高くなっている6畳ほどの広さのイベントスペースがありまして、
いわゆるショーケースが4つほど並べられておりました。

その中に、各種グッズがぽつんぽつんと並べられていまして、
まさに掲載されていた画像のまんま、あれ以上のものは特に見当たらないレベル。

しかも展示されていたシールは、以前の別冊宝島の付録で付いてきた「アンカット第1弾」のもの。
当時のものですらないという、何ともトホホな展示内容でした。

撮影禁止とあったので写真は撮ってませんが、撮る必要性は特になかったです。

一応フォローしておきますが、お店が悪いわけじゃなく勝手に期待してしまったこちらが全面的に悪いので、
普通に80年代の特集本の発売記念イベントとして展示する分には何ら問題ではないと思います…。

でも…つい何かサプライズな発見や展示があったりしないかな、とか思っちゃうんですよね~。

ビックイベント2000不参加レポート

10月10日体育の日、東京ビックリマンオンリーイベントが開催されました。

が。

震災の節電対策の一環で、うちの会社はお盆休みを拡大したため
その分いくつかの祝日が出勤日に振りかえられてしまいまして。

世間はお休みの中、休出手当も出ない通常勤務をこなしておりました。
がっくりです。
まあその分お盆を長く休めたから仕方ないところなのですが、
よりによってこの日をつぶさなくてもと声にならない恨み節。
地元なのに2008年を最後にもう3年連続で参加してないのか…。
ブログ見てない人からすれば、
「以前よく見かけたあの人、収集辞めたのかな」
なんて思われてるかも?(どっちにしてもほぼ開店休業状態ですけど)

それにしても、こういう場に参加して自分の中のコレクター気質を奮い立たせないと
どんどん腐ってしまいますね。
同行の志との交流は活気の源になりますし、新たなシールの取得は大いなる喜びです。
それが無いと、新規シリーズも出ていない今の日常生活では
コレクターとしての活力は低下の一途。
わいわいと話に花を咲かせ、シールアルバムを見せ合う光景が羨ましい…。

ま。
人生は長いんだし、のんびり次の機会を待ちますか。