しかしまぁ、なんですなぁ~

「探偵ナイトスクープ」といえば、一時期ほどではないにせよ
今なお関西地区では根強い人気を誇る高視聴率番組ですよね。

なんと先日の放送回で「ビックリマンを売って結婚資金にしたい」という依頼があったそうです。
関東ではU局で数週遅れの放送なのですが、ネット経由で視聴できるところがあったので
今回はその話題をば。

依頼者は31歳男性で、昔集めていたシール約1000枚を売り払い、
結婚資金ができたら彼女にプロポーズしたい
、というのが依頼内容。
以下、シールコレクター目線で番組の内容を追っていきます。
ネタバレありなので未放送地域の方はご注意を。
あと、番組中ではショップ担当者などは本名・顔出しでしたけど
狭いジャンル内でピンポイントに晒すのもどうかと思いますのであえて伏せます。

さて、探偵に促されて依頼者が取りだしたのは、コレクターにはおなじみのヘラクの缶ケース

ちらっと映ったシール束を見ると、後半弾もあったようですけど
超元祖やルーツ伝など新しいシリーズのシールも混じっているあたり、あら?という印象。

シールの価値には全然詳しくないようなので現役コレクターというわけではなさそうです。
おそらくルーツ伝などは、懐かしくて少し買った程度かと推測されます。

ぶっちゃけ、1000枚というのは特別多い部類ってこともないですよね?

かつての公式サイトのアンケートでは

Q.4 ビックリマンシールを何枚持っていますか?

300枚以上:40%

10000枚以上:23%

300枚未満:19%

50枚未満:18%

という結果でしたし。
そもそも全31弾の合計が1440種ということを考えるとなおさら…。
でも一般視聴者からすると、1000枚という数字にはインパクトがあると思われます。

さて番組の流れとしては、まず某ホビーショップに電話で状況を説明。
レアなシールだと一枚1~2万円するものもある、という話を聞いて、
「てことはー、1000枚だと2億!?」と無責任に話を大きくする小枝探偵。

その後、結婚式場に依頼者の披露宴の相談を持ち込んだりしたのち
ショップ担当者とその友人2名(なんで?)が合流してシール鑑定がスタート。

黙々とシール束をチェックする様はまるで交換会の一場面(笑)
もうちょっとプロフェッショナル感が出せなかったのか…と
どうでもいいところが気になってみたり。余計なお世話ですね。

鑑定結果は、後半弾シールが評価されたこともあり
合計124,600円という査定となりました。

これ、一般視聴者の視点だと「そんなにするんだ!」と驚くところみたいですね。
確かに原価(1枚30円)からすると約4倍ではありますが…。

この放送がきっかけで、各地のホビーショップへの買い取り依頼が増えるんでしょうねー。
市場が潤ったり眠っていたお宝が掘り起こされるのはいいことですが、
変にプレミアばかり騒がれたり、バージョン違いやパチ区別のできない素人さんが流入すると
また面倒な事態になりはしないかと杞憂してみたり。

ともあれテレビでビックリマンの話題を目にするのは、やはり嬉しくなるものです。

あ、依頼者のプロポーズの行方は放送を見た人のお楽しみってことで。

地道な布教活動

今ごろ雑誌掲載情報が取り上げられた漢熟覇王2公式サイトですが、
そこで紹介されていた「月刊たんとん」なる雑誌。

聞いたことの無い名前だったのでどんな雑誌かと思いググってみたところ、
「各務原市に密着した新しいフリーマガジン」
だそうです。

何というピンポイント。
この地域に住んでる人にしか伝わらない情報って一体??


…ということで、いろいろ手をまわしてバックナンバーを入手いたしました。

A4サイズでフルカラー70ページ程度。
無料配布冊子にしてはかなり立派な作りです。

中身はいわゆる地域密着情報や広告が主体で、
2010年9月号の「漢熟覇王掲載内容」も1/4ページ程度の紹介記事でした。

なんで各務原なのかとずっと気になっていたのですが、
日本一ソフトウェア社がこの各務原を拠点にした企業だったんですね。
漢熟覇王の話題もそんな地元企業の活動報告の一つとしてのものでした。

ですが2010年12月号では、巻頭特集として
日本一ソフトウェアの企業訪問レポートが2ページにわたり掲載!

その中で漢熟覇王の話題も触れられていて、社長のコメントや
キャラデザの方の写真・コメントも掲載されていました。
あくまでも日本一ソフトウェア寄りの記事でしたが、
そこそこの読み応えはありましたかね?

それにしても、こうしたローカル情報の紹介もありがたいのは確かなのですが、
天下の漢熟覇王公式サイトとしては、情報掲載がローカル誌ぐらいしかないという事実
むしろ紹介しない方がいいんじゃないかと…。