ウィズダムベルト構造解析

やたらストーリー的に盛り上がった次界第1エリア・次動ネブラに比べ
なんとなく存在感の薄いのが次界第2エリア・智道(ウィズダムベルト)
曼聖羅襲撃とロココ復活の第3エリア・無次元と比べても
ウィズダムベルトの影の薄さはある種気の毒な感じさえします。

ところで、ただ穴ぼこが5つ空いているこのエリアが
何故に「智道」などと呼ばれているんでしょうか?

ここが舞台となった15弾シールの3すくみを見てみるとわかるかも。

魔霊クレーターに関するキャラを見てみますと、
悪U脳と悪SA脳、この二人はそのものズバリ「脳」モチーフのキャラで
「霊」的な「智」にまつわるテーマと考えられます。

続いて魔遊クレーターはお守りに着目すると分かりやすいのですが、
遊子ルネザンスと遊子ガリオレイ、どちらも「芸術」に関連しており
「遊」びの中に「智」を感じさせるテーマです。

さらに魔幻クレーターは愚ライダ鬼・魔タン鬼・ロケッ鬼。
自然界には存在しない兵器をモチーフにするところが「幻」な「智」と言えなくない?

そして魔豊クレーターの魔G封とヘリ魔に関しては、
重力や気流という大自然を相手にした「豊」の中の「智」…というのは、さすがに無理?

最後の魔界クレーターに関しては、あからさまに「海」関連なのですが
海は空との「界面」であり、その海を制する「智」がモチーフかと。

そんなこんなで、ウィズダムベルトの5大クレーターは
それぞれに宿る「智」が5神帝を新たなステージに導くエリアと言えるでしょうか。

問題は、次界第2エリアが何故そんなエリアなのか。
智と関連が深く、いくつもの穴があいているところは
クラウドールとも似た印象がありますが、今後何か明らかになりますかね?

さらばビックリマン博士

先日発売されたアダルト系の某月刊誌に、
ビックリマン25周年を扱った特集記事が掲載されています。
(この手の雑誌購入はやはり抵抗あるなあ~)
よくあるプレミアシールランキングやドキ学・ガムラ・ハリマ王にも触れられています。

記事の内容は聖核伝を中心によくある話が多く語られているのですが、
そんな中に見過ごせない一文を発見。

「ビックリマンの生みの親は当時ロッテの商品開発部にいた反後四郎氏。」

「当時」?

そしてその次の行にはこんな一文が。

「昨年9月に定年を迎えたが今も監修者としてシリーズに関わる。」

さてもさても、ほとんどの方々は知らなかったであろう一つの事実。
想像はしていても確証がなく、頭のどこかで否定していたかもしれない事実。

反後博士は、昨年9月でロッテを定年退職されております。

ただしビックリマンについては、引き続き関与され続けておられます。

思えば昨年のNHKの番組でも、博士にロッテの肩書は付いて無かったんですよね。
おそらくその後どこの場面でも「ロッテの反後博士」とは書かれていなかったかと。

そんなこんなで、意外なところでポロリと明らかになった博士の現状。
退職のその日でさえ、挨拶回りよりもビックリマンの打ち合わせを優先したという熱意は
まだまだ衰え知らずで燃え続けているようですね!

めくるめくパチワールド

先日発売されたアダルト系の某月刊誌にて、
あの「ロッチ」で世を騒がせた「コスモス」の特集が掲載されてます。

個人的には、地域性のためかロッチより無印の印象が強いのですが、
会社の倉庫に10円玉が集まりすぎて国が回収しにきたという嘘のような伝説もあるほど
多くの海賊版商品で一時はめちゃくちゃ儲かっていたようですね。
ロッチシールはその一端でしかないわけですが、
本家ロッテに訴えられたことで転落の一途を辿ったのは皆さんにはよく知られた話かと。

個人的には、パチシール・パチモノシールというものにはまるで興味が湧きません
ロッチシールや無印シールの多くは基本的に単なるコピーですけど、
チープなデザインや独特の異様なセンスで作られたパチシールも多いですよね。
これらに魅せられて熱心に集めているパチコレクターもまた多いようです。

近頃話題の韓国版旧ビックリマンシール(韓国ロッテ製)もまた、
上述のパチシールと相通じる「奇妙な空気」が味わい深いところなのでしょうか。
一時期頑張って集めてみようと思った時期もあったものの、
パチに興味のない私には韓国版はどうも意欲が湧きあがらず、収集はすっかり中断中。
集めることを放棄する言い訳と思われそうですが、
やはり日本ロッテと韓国ロッテは別物ですよ。
それに、自分から仏陀の手のひらに乗りに行こうとはなかなか思えなくて(笑)

それにしても昔はおおらかな時代だったんですねー。

日本のまとば

今日は名古屋でビックリマンオンリーイベント開催

…もう何年行けてないことか。
今年は会場が変わったりビンゴ景品に反後博士の色紙が出たりで
行く価値の高い回だっただけに悔やまれるところです。

しかし聖核伝が発売になったというのに、盛り上がりはいま一つだったようで
ここ数年は名古屋に限らず参加者の数も右肩下がりな様子
ブームはとっくに去って、新規ファン層拡大も望めない現状では
昔からの根強いファンだけが頼みの綱という状況なのかもしれません。
平均年齢は着実に1歳ずつ上がっているのでは?(苦笑)

ハピラキが全国ネットで見やすい時間帯に放送されてれば、
世代分布は大きく変わっていたのかもしれませんけどね。

それはさておき、名古屋は東京・大阪に次ぐ第三の都市という印象がありますが、
事実この2都市に挟まれて特異な文化カオスを形成している様は
あたかも真黒域と真白域に挟まれたまとば世界を思わせませんか?

という話題を振っても、ハピラキ未放送な名古屋じゃ盛り上がらないのかもね…。