大ポリニア魔術のタネ

ダークマターはベイギャルズから奪った神帝のパワーを使い
サイキュロスをドラキュロスへパワーアップさせた

というような話があったような気がするのですが、
このあたりのストーリーはアニメと大きく異なるため
実は意外とあいまいなままな個所が目立つ気がします。

エキサイティングテレフォンの筋書きによれば、
大ポリニアにそびえたつ5つのブラッククロスの根元に
長き時の果てに流れ着いた5つのルーツ原子が埋まっているそうで、
ダークマターはこれを利用してベイギャルズをおびき寄せたと言われています。
結果的に、解放されたルーツ原子がギャルジャーとして復活したことを考えると
マターは実に迂闊なことをしたと思われるところですが、
このときベイギャルズからちゃっかり神帝の力を奪っていたようです。

さて、いろいろな疑問が湧いてきたのではないでしょうか?

ドラキュロスには5神帝のパワーが宿っているということになりますが、
それを活かしたりその後につながるような描写は一切無し。
せめて5神帝が智道で得たスピルーツの力を奪ったとかならともかく、
5神帝とネロ因子とのつながりが希薄すぎです。
天聖界8聖源と天魔界6魔極に相関性でもあれば、面白くなるところですが。

そもそも5神帝のルーツ原子が大ポリニアに存在していたというのが、
唐突過ぎるというか何というか、理由が一切語られていません。
ルーツ伝にて虹層球とグレートサラオのつながりが説明されかけましたが、
大ポリニアもまた、時空を超えてGサラオとつながる因子の船着場なのでしょうか?

そして最大の謎と言ってもいいのですが、
ベイギャルズとギャルジャーは同一人物か否か。
ルーツ原子がベイギャルズを媒介に実体化したものなのか、
ベイギャルズとルーツ原子が合体して変身した存在なのか、
公式な回答は未だにされてないのでは?
ビックリマン的には、聖転換すると格段にパワーアップするなどという話もありますし
ベイギャルズと別人説を推したいのは同人作家さんぐらいかもしれませんけど。

そういやギャルジャーは水仙域で神帝の記憶を受け継ぎパンゲアクターになりますが、
ベイギャルズ=神帝の肉体(物質的存在)
ルーツ原子=神帝の理力(聖神的存在)

これに神帝の記憶がプラスされることで、やっと「神帝復活」となったのでしょうね。

…だとしたら、ダークマターがベイギャルズから奪った「神帝の力」って
実は微々たるものだったりして??
しもぶくれの道化顔がイケメンになったのには、効果大だと思いますが(笑)

有明の大聖事レポート

グリフォンエンタープライズ主催のフィギュア・ドール系イベント
「トレジャーフェスタIN有明3」に行ってきました。

目当てはもちろん、今回特設されたビックリマン歴史資料館のコーナー。
事前にいろいろ聞いてはいましたが、噂以上の見ごたえのある展示物でした。

まず全景はこんな感じ。


正面奥の壁一面にクラウドール無限回廊を彷彿させる1440枚のシール壁!
一枚一枚スリーブに入れて貼り付けられた光景は圧巻でした。

展示物その2、リアルフィギュア第2弾「始祖ジュラ」の原型初公開。

以前公開されたイメージイラストでは全体の細さが気になっていたのですが、
立体化された現物は存外にどっしり重厚な印象を受けました。
この手のクリーチャーキャラが好きな人には受けそうですね。
ちなみに今回、第3弾となる「サタンマリア」のシルエットが公開されてました。
燃え上がる魔炎ヘアーと、すらりと屹立したポージングが期待感を煽ります。

さて展示物その3は公式お宝ノベルティグッズ展示

こちらは当時のビッグアルバムやチョコの化粧箱などで、
個人的には目新しさは無いものの、シール壁同様に
ライト層向けにこのイベントを盛り上げることに一役買っていたかと思います。

さてさて展示物その4が個人的には眼を皿のようにして食いついた代物です。

グリーンハウス提供の没イラスト・お宝パッケージデザイン一覧!

写真撮影OKということでしたが、ここでは詳細の公開は控えようと思います。


没デザイン系はこれまで何度もぽつぽつ公開されていますが、
私も初めて見たデザインがかなり多くて刺激的でした。
まだまだ隠し持っていたんですね~(笑)

展示物その5は、没ったビックリマン新企画案・新展開案の案内

悪魔VS天使編の前か後かはわかりませんが、昭和テイスト溢れる珍企画案。
また悪魔VS天使のキャラを使用した別商品案もいくつかあったようですが
スーパーホロボールなどは結構面白いのではないかと思います。

そんな感じで、じっくり見ていくとどんどん時間が過ぎてしまうほど
見ごたえ満点な展示物の数々に、すっかり魅了されてしまいました。
イベントに来れなかった人は絶対損してると思うほど…。

とまあ、展示物としてはこのようなものだったのですが、
このイベントにおけるもう一つの目玉が一部で大きく話題になった
「魔スターPの金エンボスサンプル」のチャリティーオークション。

結果としては700,000円という額で落札されました。
昨今のショップ系におけるサンプル系シールの相場からすると
そこまで驚きに値するものではなかったのですが、
私としては欲しいけど絶対無理だろうとネットでの発表当初から諦め入ってました。
昨今この手のシールに何十万もつぎ込める人が一人や二人ではないみたいですからね。
ちょっと頑張ってみたのですが…庶民では勝てません(爆)

それはまあいいのですが、公式絡みで嫌な前例ができちゃったなあ
今後の情勢に一抹の不安を抱いたりもして憂鬱な結末でした。

ちなみに、この魔スターPはトレフェスオークション史上最高額を更新したそうで、
この1枚でカンボジアに図書館が建つそうです。

個人的には、ヘラクライストの展示用サンプルに6万円もの値がついたほうが
遥かに驚きでしたが(笑)

6月にまたトレフェス開催とのことです。
また何か企画あるんでしょうかね?