問屋の口に戸は立てられぬ…ということでもないですが、
最新情報は今回も問屋系統の商品情報から流れてきているようですね。
公式サイトが小出し小出しに盛り上げようとしているのをあざ笑うかのように
惜しみなくどーんと紹介されているのが
3月9日発売予定、「ビックリマン聖核伝」だったりします。
(こうして二次的に紹介しているウチらも似たようなものですが)
そんなわけで(?)、タイトル以外にパッケージや構成などが早々と散見されるのですが
要注目はやはり「全36種すべてグリーンハウス」というところでしょうか。
ビックリマンにおける二大信仰「ホログラム信仰」「反後&グリーンハウス信仰」は
ただそれだけでファンの期待をあおるのに十分なインパクトがありますよね。
とはいえ、手放しで喜べるほど素直じゃないのがこの私。
ひねくれ者と言われようが、気になる点を羅列してみますと…。
■新キャラがダサい
公開されているのは、額に「守」の文字を頂く猫耳青年や
左右で色合いの違う悪魔系美女、聖かもごん的なナマモノ系キャラなど。
見慣れていないから…だと思いたいのですが、どうにも「聖感(ひじりかん)」
が感じられないです。
唯一、爬虫類系の悪魔がヘッドの威厳を感じさせるデザインですが
彼らが聖核伝のヘッドの大半だとしたら、ちょっと物足りないところです。
「聖核伝」というからには、源層界の秘部までも解き明かしていただきたいものですが
それが叶うような顔ぶれには、ちょっと見えないんですよね。
■ストーリーの位置づけが不明
ルーツ伝の次なのか、全く別の時間軸なのかが不明瞭です。
(たぶん発売されてもシールだけじゃわからないままなんだろうなあ)
そもそもルーツ伝はひかり伝と旧1弾との橋渡しという触れ込みだったので
今更そこに割り込んでこられるのもどうかと思う反面、
ルーツ伝で終わりとされるとそれはそれで消化不良なので
後付けでも付け足しでも、話が続いていくのは悪いことではないと思います。
まして昨今の展開では、「時間軸」という言葉の意味する重みがどんどん薄れてますので、
仮にどこの時空の話でも容易に他の時空とリンクしかねないのが良し悪しなところ。
さらにファン投票No.1の3キャラも物語に絡むようなので、もう何でもありなんですよね。
■当たり制度なし?
パッケージに書かれてないし、煽り文句にも出てきていないということは
いわゆる当たりシール制度は今回導入されないと考えてよさそうです。
ひかり伝のときも、聖魔暦で当たり導入して売上伸ばしてたようなのに
聖魔十戒では何にもせず手をこまねいていた感がありました。
今回グリーンハウスの牽引力である程度のファンは確保できそうですが、
もう一押しが無いとルーツ伝ほどの爆発力には届かないかなあ、と思うところ。
当たりが無けりゃ伸びないというのもどうかとは思うので、悩ましいところです。
そんなわけで、期待する半面不安も大きい新シリーズですが
今回も公式サイトには八面六臂のフォローをお願いしたいところです。
ぶっちゃけ、今回も消化不良気味のまま次シリーズを待つ可能性も高そうですが~。