ということで、やっと開封。
今回もアナザーカードあり、箔押しスペシャルレアあり、
キャラも美男美女から珍獣まで勢ぞろいという感じで、
5年目突入といってもさほどドラスティックな変化もなく
良くも悪くも安定した印象を受けました。
この安心感が神羅万象最大の持ち味だったりして?
ちなみに今回の箔押しは金箔じゃなく赤箔。
羅震獄の事実上の統括者・曙光王ディルクルムのカードで
翼を持ったらせん状の蛇の紋章がでかでかと浮かび上がっております。
そういやあの上海鑑定団の黒魔王(大)も赤箔押しでしたが、最近流行の技術なんでしょうか?
ストーリーもお子様向けの単純明快なものから少々複雑なものになってきてますし、
メイン世代の成長に合わせてシフトしてきているのかな、とも思ったり。
そんな中、問屋向けのチラシに目をやると、
今回は神羅万象チョコという商品そのものについて
壮大なプロジェクトが描かれていたのでご紹介。
まず、これまでの売れ行きがグラフで示されていました。
何でも、この丸4年の売れ行きは6,470万個だそうで。
これがどれぐらいすごいのかはピンとこないのですが、
この累計グラフ、よく見ると、その伸びが徐々に衰えているようにも見えます。
ちょうど冨嶽伝の頃から伸び悩んでいるような?
また、このチラシには10年構想なるものも記載されていました。
神羅万象というブランドを定着させることで、二世代にわたって親しまれる
安定したオリジナルキャラクター食玩を目指すということらしいです。
まさに「ビックリマン」というブランドに近いところを見据えているようにも思えるような…?
に、しても、今からこの先5年のことをあれこれ言われても
「そんなに続けるのかよー」と少々うんざりしてしまうのですが…。
そうは言っても、何だかんだでそれなりに売れているのは事実なようですし
子供はコンプリート前提の集め方よりも、手にできる範囲で楽しむ場合が多いでしょうから
必ずしもシーケンシャルなストーリーでなく、むしろ刹那的な展開のほうが良かったりするのかも。
ともかく、バンダイ的に力を入れている商品であることは間違いないようなので、
まだ当分の間は続いていきそうな感じですね。