聖魔暦拡大に潜むもう一つの落とし穴

ひかり伝聖魔暦・販売地区拡大!
3月18日より、中部・関西・中国・四国にて発売開始だそうです。
首都圏に遅れること約1ヶ月半、順調に動いていますね。
当りシール制度は好調なのでしょうか?
(S限定シールが判明したことで、売れ行きが鈍らねばいいのですが~)

それはさておき、販売地区拡大となるとコレクターにとって戦々恐々なのが
いわゆるバージョン違いの発生です。
あのアートコレクション以来、すっかり鳴りを潜めているバージョン違いですが、
(20th Anniversaryのプリズム/レインボーは同時発売だったから除外)
当りシール制度もまたアートコレクション以来の復活だったので、
バージョン違いも復活しないとは言い切れないのがコワイところです。
関東版は疑似角プリでしたが、関西版は復刻角プリだったら…ああ、憂鬱です。
あからさまなバージョン違い政策は反後博士の意に反するからやらない…
とか明確な方針があるようだといいんですけどね。


でもまあ、たぶんバージョン違いは出ないだろうと楽観視しているのですけど、
実はそれよりもリアルに恐れる事態が迫っております。

かつてこのブログで「1ヵ月サイクルの法則」という話を書いたことがあるのですが、
最初の発売告知から全国発売に至るまではそれぞれ1ヶ月の周期で動いている、というものです。

「おとぎ」のときを例に出しますと…。
最初の告知: 2007/7/6(金)

 関東発売: 2007/7/31(火)

二番目の告知:2007/9/4(火)

 関西発売: 2007/9/18(火)

三番目の告知:2007/10/26(金)

 その他地区:2007/11/20(火)

最初の発売から最後の発売まで、約4か月かかっていますね。

さて今回の「聖魔暦」はというと…。
最初の告知: 2007/12/21(金)

 関東発売: 2008/1/29(火)

二番目の告知:2008/2/22(金)

 関西発売: 2008/3/18(火)

いいペースです。
この調子だと、北海道・九州地区での発売は5月20日ごろでしょうか。

さて、ここで疑問。

関東地区発売の「当りシール」の有効期限は2008年7月末日となっていますが、
これ、北海道・九州地区で購入する場合でも同じなんでしょうか??

発売から応募締切まで2か月しかないって、問題無いんでしょうかね…。

もしそれだと何か問題があるならば、北海道・九州地区版では有効期限が11月末とかに再設定され、
当りシールに書かれている有効期限表記もそれに合わせて変更されるのでは…。

いや、もしかしたら関西・中部・中国・四国版から既に締切を9月末にするような措置が取られたり…??

でもって、締切違いのシールを区別しやすいように裏面のインクの色を変えるとかありそう。
そうなるともはや全然別のシールみたいになってしまいますね。

ちなみにアートコレクションのときは

関東・中部発売:2003/11/25

全国発売:2004/1/20
で、当りシール応募締切は9月末日となっていました。

異様に余裕のある状況だったのですが、今回は果たしてどうなることやら…?

そういや、そもそもロッテがこのことに気づいてない可能性もあるんですよね。
だとしたら、とんだやぶへびなのですが(苦笑)

没クリマンシール・クオリティ

上海鑑定団プロデュース・グリーンハウスデザインによる超クリエイトシールについて、
いよいよ通販スタート…とはまだなっていないようですね。

そもそも300セットしか作らない予定だったものをイベント直前に急きょ700セット増刷決定したため、
そこから生産して納品されて検品してスリーブに入れて店頭売り分も用意して、
確実に提供できる個数が確定するまでにはそれ相応の時間がかかることでしょう。
通販が始まったらこちらでも告知したいと思います。
2/25追記:通販受付始まったようです!


さて、あからさまな提灯記事ばかり書くのもどうかとは思いますが、
他にネタも無いので、もう一回ぐらいこの話題をひきずろうかと。

超クリエイトシール
その名に恥じない豪華な仕上がりで、値段に不平は言ってもシールのクオリティに不満な人はまずいないかと。
その中でもシールとしての質を語る上で、最も注目したいのはやはりここでしょうね。

旧の初期ヘッドと同様のシルクスクリーン印刷。
早い話が、厚みのある印刷方式。
多色版画の要領で、一色ずつ版を作ってインクを重ね塗りしていくという
手間もお金もかかる技法で作られています。
ひかり伝などの今主流の印刷方式に比べると、中間色も使えないし色数を簡単には増やせないのがデメリット。
そんな制限があるわけですが、シンプルだけど重厚な味わいがあるのも事実。
何より旧シールファンにとっては「これぞヘッドシール」と言わしめんばかりの存在感が感じられます。
(S限定シールにも、これくらい訴えかけるものがあればいいなと思う今日この頃…)

しかし、超クリエイトシールの場合なぜか裏面もシルクスクリーン印刷
文字やイラストが無意味に盛り上がっています。

なんでも、普通の印刷だとうまくいかなかったのでやむなくこうなったそうですけど、
そういうところでコツコツとコストがかさんでいるのかも…。
担当S氏は、シール制作に関してのノウハウが無く手探りで製作にこぎつけたとのことなのですが、
ここに自作シールなどでこういう方面の知識が深い人が誰か一人でも協力していれば、
もっと安くてまた違う面白さのあるものができたかもしれませんね。

さて次にキャラについてですが、まず超創神と名付けられた2体について。

公式サイトでも触れられていますが、それぞれグリーンハウスのお二方の名前をもじっています。
・兵藤聡司氏→サトシ→サートゥスヘッド
・米澤稔氏→ミノル→ミノルヴァヘッド

本文中でも「憑同」→「ひょうどう」、「余念ざわめく」→「よねざわ」と織り込まれていたり、
何気にS氏のコピーライトセンスは高いのではないかと感心する次第です。
でも細かいところを自分で全部説明しちゃってるのが玉にキズ。想像の余地激減っす(苦笑)

それにしても、仕事だから…ということなのでしょうけど、お二人も自分らをモチーフにしたキャラなんて
よく引き受けてくれましたね(^^;
でもこれで顔までもお二人の似顔絵っぽかったら、一体どうなってしまっていたやら。
名前だけに留まってくれてよかったと思います(笑)

でももしかしたら、こんなやり取りがあったりして?

「…ということで、お二人の似顔絵をベースにデザインお願いします」
「そんなん恥ずかしいわー。勘弁してぇな」
「いやいや、リスペクト企画ですし、ファンも期待してます。ここはぜひとも」
「(…困ったなぁ…そうや!)このデザインならファンも喜ぶんとちゃいます?」
「こ、これは…!」

なんてね(笑)

それ以外でも、サートゥスは元ネタのサトゥルヌス=サターンにちなんで土星の輪を浮かべていたり、
ミノルヴァもミネルヴァっぽい甲冑女神だったり、衣装にそれぞれのイニシャルが隠れていたり、
随所に聖(ひじり)感が感じられますね。

そしてスーパーヒミコ

「幻のキャラ」ということですが、あっ晴れ天使やかぐや観音などに近い印象を受けるので
もしかしたら第2弾ヘッドになる予定だった可能性もありますね。
没になったあと、デザインの一部が上記のキャラに転用されたのかも。

裏面では会場でも公開されていた没キャラが大集合。
この一枚で7キャラ分の没絵が楽しめるお得なデザインとなっています(笑)

ヒミコを取り囲むように、向かって左側にはチャックン神童・つる兵衛・レスQ天女
右側には聖フェニックス・龍宮女天・塞止守がそれぞれ描かれています。
ちなみにこの構図は、超元祖32弾のユピテルヘッド裏面を意識したものだそうですよ。
(超クリエイトシール自体が、32弾以降の「人間の世界」をイメージしているのだとか…)

そういえば、超創神セットだけ買ってヒミコは買わなかった人ってどれくらいいるんでしょう。
逆は…たぶんいないと思うのですが。

ヒミコは味のあるキャラだとは思うのですが、超創神の引き立て役になってしまってるのが悲しいところです。

第2弾は…あるんですかねえ?
やるとしたらサートゥスとミノルヴァの合体キャラをホログラムで
というぐらいのインパクトが無いと今回以上の盛り上がりは厳しいカモ?!